news every. 2015.11.20


この時間は午後6時15分まで字幕放送をお送りします。
129人もの犠牲者が出たテロから1週間。
事件の中心人物とされる男が、捜査当局の突入作戦で死亡していたことが明らかになりました。
過去にも複数のテロを企てていた危険な人物が、パリ郊外に潜伏し、監視の目を逃れていたことに、懸念が広がっています。
先週金曜日、フランス・パリを突然、テロリストが襲撃しました。
画面左上の丸で囲まれた人物が、外からレストランに向かって銃を乱射しているように見えます。
外のテラス席にいた客らは、慌てて店内に逃げ込みました。
銃を乱射したと見られる男は、一度画面から姿を消しますが、再び、レストランの前に。
そして下に向け銃を構えますが、後ろを振り向き、現場を去っていきました。
その直後、男が銃を構えていた場所から女性が立ち上がり、逃げ出します。
この映像は、イギリスメディアが入手した防犯カメラ映像で、同じ店内の別のカメラでも、襲撃の様子が捉えられていました。
地下へ逃げ込む店員と、カウンターの後ろに身を隠した客。
映像が撮影された地区では、5人が死亡、8人が重傷を負っていて、このレストランは、襲撃された店の一つだと見られます。
パリの6か所で僅か30分の間に起きた同時多発テロからきょうで1週間。
フランス政府は、過激派組織イスラム国の犯行だと断定していますが、事件の全容解明には至っていません。
同時多発テロから5日後の18日、フランス・パリ郊外のサンドニで起きた銃撃戦。
少なくとも2人が死亡、8人が身柄を拘束されましたが、当局は、現場で死亡した男の身元の確認を急いでいました。
検察によりますと、遺体は損傷が激しかったということですが、指紋を照合した結果、同時多発テロの首謀者と見られている、アバウッド容疑者だと判明したといいます。
テロ事件の首謀者と見られるアバウッド容疑者の死亡を受け、市民は。
フランスメディアによりますと、アバウッド容疑者は、去年イスラム国に合流。
その後、オランダからパリに向かう高速鉄道の中で起きたテロ未遂事件など、ことし4月以降だけでも、ヨーロッパで4件のテロ未遂事件に関与していたことが分かっています。
アバウッド容疑者をマークしていたフランス当局。
フランス政府は、今回のテロ事件は当初、アバウッド容疑者が、シリアから指令を出していたと考えていました。
しかし。
テロ事件の3日後に、初めてアバウッド容疑者がギリシャにいたとの情報を得ていたことを明らかにしたカズヌーブ内相。
マークしていたにもかかわらず、ヨーロッパ入りを見逃し、事件を未然に防ぐことができなかったのです。
また、地元メディアによりますと、劇場で立てこもりが起きている最中に、アバウッド容疑者が、地下鉄の駅に入っていく姿が、監視カメラに映っていたことが分かりました。
テロの最中に、公共交通機関を使っていたのです。
パリ市民からはこんな声も。
13日の同時多発テロには、首謀者とされるアバウッド容疑者を含む、少なくとも20人近くの人物が関わっていたと見られています。
このうち、スタジアム近くで3人、劇場で3人、さらに別の場所で1人が死亡しています。
今回の作戦では、アバウッド容疑者と自爆した女の2人が死亡、8人が拘束されました。
現在も国際手配されているサラ・アブデスラム容疑者ら少なくとも2人が逃走していると見られているのです。
129人が命を落とした同時多発テロ事件から1週間。
パリでは、今月末に、気候変動に関する国際会議が始まり、世界各国の首脳が一堂に集まる予定で、緊張した状態が続いています。
去年6月、大阪府で、難病の3歳の女の子が衰弱死し、腸からアルミはくなどが見つかった事件。
女の子の死は、難病が原因なのか、それとも育児放棄による衰弱死なのか。
きょう、母親に対する被告人質問が行われました。
母親は、栄養は足りていると思ったと述べ、改めて無罪を主張しました。
風呂場に連れていって、服を脱いでいる間に寝てしまって、風呂場に見に行ったら、息をしてなかったです。
事件当日の様子を涙声で語り、ハンカチで目元を拭う母親。
事件が起きたのは去年6月、当時3歳だった岸本紗弥音ちゃんが死亡しているのが見つかり、当時19歳の母親と、夫のゆうき被告が、保護責任者遺棄致死の罪で起訴されました。
紗弥音は先天性ミオパチーなので、低栄養状態で衰弱死したことは納得できません。
初公判で、母親は紗弥音ちゃんを衰弱死させたという起訴内容を否認。
紗弥音ちゃんが生まれつき患っていた、先天性ミオパチー。
この病気が裁判の大きな争点となっています。
ことし難病に指定された先天性ミオパチーとは、どのような病気なのでしょうか。
手足の筋肉や体の筋肉、顔の筋肉、こういったものが生まれつきうまく作られてない病気なんです。
軽い人だったら筋力が弱いぐらいなんですけれども、中には、立てないぐらいの子や、座れないぐらいの子や、起き上がることもできなくて、寝たきりの状態の子もいます。
全身の筋肉が弱いために、症状によっては、飲食や呼吸することもままならず、今も根本的な治療法は見つかっていません。
高校1年生のときに紗弥音ちゃんを産んだ母親。
当初、紗弥音ちゃんの面倒は祖母が中心となって見ていました。
2歳になり、自力で食事ができるようになるなど、症状も回復傾向にあったといいます。
2年前、母親はゆうき被告と結婚。
その後、長男が誕生します。
まだ1人では歩けないけど、一緒に頑張ろう。
手をつないで歩けるようになろうね。
家庭は順風満帆かのように見えました。
しかし、一時11キロまであった紗弥音ちゃんの体重は8キロにまで減少。
体に脂肪はついておらず、あばらが浮き出た状態だったといいます。
栄養剤を使ったり、注入食を使ったりと、なんらかの栄養失調にならない方法はあると思いますので、われわれ医師や看護師に相談していたのか、それから保健所さんなど、地域と相談していたのか。
こういったことが疑問には残ります。
去年6月に亡くなった紗弥音ちゃん。
死因は低栄養による衰弱死。
解剖の結果、胃には何も残っておらず、腸からたまねぎの皮やアルミはく、さらにはろうそくのかけらが見つかりました。
空腹を紛らわすために、生のたまねぎなどを口にし、母親らも以前からそのことを認識していたと見られています。
紗弥音、大量のにんにくチップ食ってバリ臭い。
紗弥音が毎日食い散らかすねんけどどうすればいい?
保健所によると、おととし11月以降、何度も面談を求めたものの、次男の妊娠などを理由に拒まれたといいます。
家庭内で育児放棄はなかったのでしょうか。
きょう法廷では、裁判を控える夫の友希被告が証言台に立ちました。
食生活が乱れたので、顔が細くなったと思いましたが、食べないときがあっても、逆にふだんより食べるときもあったので。
病院へ連れていこうとか思わなかったのですか?
思いませんでした。
その後行われた母親の被告人質問では。
1日出かけた日とか、いっぱい食べた日は、筋力をものすごく使って、食事をとる元気がないのかと思いました。
定期検診は受けなくていいですかって保健師に聞いたら、もう大丈夫ですって言われました。
食事もしてない、手足が細くても栄養は足りていると。
はい。
あくまで健康状態に問題があるとは思わなかったと主張する2人。
一方、検察側は、病気が原因で体重が落ちるとは考えられないといった専門家の意見などから、2人が十分な栄養を与えていないと認識しながら放置し、衰弱死させたと主張しています。
裁判は来週月曜日、検察側の求刑や弁護側が意見を述べて結審しますが、紗弥音ちゃんの衰弱を認識していたかどうか、双方の意見が真っ向から対立する中、裁判員は難しい判断を迫られることになります。
野村さん。
検察側と弁護側の主張が真っ向から対立していますので、きょう、行われましたこの被告人に対する質問や、あるいは夫に対する質問ですね。
その夫の証言といったものが、今後の判決の結果に、大きな影響を及ぼしてくるというふうに思うんですよね。
母親側は、やはり病気が原因だと言っているわけですが、栄養状態が異常に悪かったことははっきりしているわけですから、なぜそうなったのか、なぜ放置したのか、そこを解明してほしいなというふうに思いますよね。
第3次安倍改造内閣で、新たに就任した閣僚10人の資産が公開されました。
トップは、島尻沖縄・北方担当大臣の1億1551万円でしたが、1億円近い借入金もあります。
2番目に多かったのは河野行政改革担当大臣で1億100万円でした。
脱原発を主張する河野大臣ですが、夫婦合わせて、東京電力株600株を保有していて、株主総会でいろいろ言おうと思って買ったと説明しました。
公開されたのは、内閣改造が行われた先月7日時点の本人と配偶者、それに扶養する子どもの資産です。
さて、ことしの6月に小規模な噴火が起きました箱根山ですが、噴火の可能性が低くなったとしてきょう、警戒レベルが1に引き下げられました。
待ちわびた朗報に、地元では歓喜の声が上がりました。
きょう、神奈川県箱根町。
鮮やかにモミジが色づいています。
ここ、箱根・芦ノ湖では、たくさんの外国人観光客でにぎわっています。
箱根町周辺では、今がまさに紅葉のピーク。
きょうはあいにくの天気ですが、赤や黄色に色づいた景色を目当てに、大勢の観光客が訪れていました。
紅葉がしててね、きれいでしたよ、ここまで。
一方で。
ここは、観光名所である大涌谷に続く道なんですが、火山活動のため、いまだ一般車両はこの先、行くことはできません。
ことし6月、ごく小規模な噴火が起こるなど、周囲およそ1キロが立ち入り規制となった箱根山。
宿泊業などで4割ほど客が減るなど、観光への影響も出ていました。
そんな箱根町できょう午後、新たな動きが。
噴火警戒レベルを、1に引き下げました。
よかったー。
町の人たちは、
噴火警戒レベルの引き上げ以降、観光などに影響が出ていた神奈川県箱根町。
きょう午後2時。
噴火警戒レベルを、1に引き下げました。
気象庁は箱根山の噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを1に引き下げました。
ことし6月、ごく小規模な噴火が起きたとして、警戒レベルが3に引き上げられた箱根山。
箱根町は、大涌谷の火口周辺からおよそ1キロの範囲を、立ち入り禁止にしました。
しかし、9月には警戒レベルが3から2に引き下げられ、箱根ロープウェイも一部の区間で運転を再開。
そしてきょう、およそ6か月半ぶりに、警戒レベルが1に引き下げられたのです。
箱根湯本駅前の商店街では。
もうしんどかった。
もう本当にしんどかったです。
もう待ってましたから、心から。
やっとこう、なんか先が見えてきたような感じですわ。
箱根全体にお客さんが回ってくれればね。
また、こちらのまんじゅう店は、去年と比べて、7割ほど売り上げが落ちていたといいます。
2より1のほうが全然いい。
これで元に戻ってくれりゃぁ、一番いいんですけどね。
源泉掛け流しが売りの旅館でも。
よかったー。
これからやっぱり、お正月、皆さん集まっていただいて、そのあと、お正月の大イベントの駅伝もありますから、これで胸張ってね、安全という形で、お客様をお迎えできるので。
そして先ほど、箱根町が会見を行いました。
これから箱根の観光の再出発っていうんですかね、そういう気持ち、新たな気持ちに入れ替えて、取り組んでいかなければならないなと。
一方で、大涌谷では依然、火山ガスの濃度が高く、危険なため、箱根町と神奈川県は、大涌谷周辺への立ち入り規制は変えず、県道の通行規制も続けることにしています。
また、2015/11/20(金) 17:53〜18:15
読売テレビ1
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藤井貴彦、陣内貴美子が伝えます。わかりやすいニュースをいち早く…スポーツ芸能そしてお得な生活情報も▽番組テーマはミンナが生きやすく。

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藤井貴彦
陣内貴美子ほか
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