李大浩が来月初めに渡米 メジャー移籍目指し本格交渉

【東京聯合ニュース】今季ソフトバンクの日本一に貢献した李大浩(イ・デホ)内野手(33)が、米大リーグへの移籍に向け本格的に動き出す。

 李の韓国マネジメント会社は20日、李が来月初めに渡米するとし、「大リーグのウインターミーティングが終われば去就が最終決定するだろう」と伝えた。李は今月3日にソウルで記者会見し、大リーグ挑戦を宣言した。

 選手の移籍交渉が活発に行われるウインターミーティングは、テネシー州ナッシュビルで来月7~10日(現地時間)に開かれる。李はこの時期に合わせて渡米し、メジャー球団と本格的な交渉に入る予定だ。複数の球団が李の獲得に意欲を示しているという。

 李は2001年に韓国プロ野球のロッテジャイアンツに入団、2011年まで1150試合に出場し、打率3割9厘、225本塁打、809打点を記録。韓国を代表する打者となった。

 2012年にフリーエージェント(FA)で日本プロ野球に進出。オリックスを経て、昨年ソフトバンクに移籍した。今季まで570試合に出場、打率2割9分3厘、98本塁打、348打点。特に今季の日本シリーズでは5試合で16打数8安打、2本塁打、8打点を記録し、シリーズ最高殊勲選手に選ばれた。

 日本シリーズ終了後はすぐに韓国代表チームに加わり、世界ランキング上位12カ国・地域による国際大会「プレミア12」に出場。19日に東京ドームで行われた日本との準決勝では、九回に2点打を放ちチームを逆転勝ちに導いた。

 李は「ハードなスケジュールに非常に疲れているのは事実」としながらも、「一生懸命応援してくれる国民のためにも、プレミア12の決勝でベストを尽くす」とコメント。21日に東京ドームで行われる決勝が終われば、家族としばし休暇を過ごす予定だ。

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