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障害児巡る発言 茨城県知事が釈明11月21日 20時22分
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茨城県の橋本知事は、教育委員が障害がある子どもの出産を巡り、「妊娠初期に障害の有無が分かるようにならないか。4か月をすぎるとおろせない」と発言した問題で、当初は「悪いことではない」と話していたことについて、釈明の会見を開き「発言すべてを問題ないと言ったのではない」と述べました。
この問題は今月18日、県庁での会議で教育委員の長谷川智恵子氏が「妊娠初期に障害の有無が分かるようにならないのでしょうか。4か月をすぎるとおろせないですから」などと発言したものです。
橋本知事は「中絶したい人が中絶できる機会を増やしたらどうかという意味だと思う。悪いことではない」と話していました。
21日、県庁で会見した橋本知事は、「私は委員の発言すべてを問題ないと言ったのではない。中絶は母体保護法で母体の健康を著しく害するおそれのある場合のみ行うことができ、法律違反を認めたように受け取られたのは遺憾だ」と述べました。
そのうえで、胎児に障害があるかどうかを判定する検査はいのちの選別につながる可能性があるため、19日に発言そのものを撤回したと説明し、「発言が軽率であったことを深く反省しています」と釈明しました。
また、長谷川氏を任命した責任について、「重く受け止め、特別支援教育を充実させていきたい」と述べました。
橋本知事は「中絶したい人が中絶できる機会を増やしたらどうかという意味だと思う。悪いことではない」と話していました。
21日、県庁で会見した橋本知事は、「私は委員の発言すべてを問題ないと言ったのではない。中絶は母体保護法で母体の健康を著しく害するおそれのある場合のみ行うことができ、法律違反を認めたように受け取られたのは遺憾だ」と述べました。
そのうえで、胎児に障害があるかどうかを判定する検査はいのちの選別につながる可能性があるため、19日に発言そのものを撤回したと説明し、「発言が軽率であったことを深く反省しています」と釈明しました。
また、長谷川氏を任命した責任について、「重く受け止め、特別支援教育を充実させていきたい」と述べました。