2015年11月21日15時07分
車高の高い車に義務づけられている補助ミラーなどがないのに不正に車を審査に合格させたとして、大阪府警は21日、自動車検査独立行政法人の関東検査部神奈川事務所(横浜市都筑区)の主席自動車検査官3人を虚偽有印公文書作成の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、逮捕されたのは神奈川県厚木市鳶尾5丁目、柏谷(かしわや)章(44)▽相模原市南区大野台1丁目、山本能功(42)▽東京都江戸川区臨海町1丁目、母ケ野(ほがの)賢一(42)の各容疑者。府警は20日に同事務所や法人本部(東京都新宿区)を家宅捜索した。他の職員からも任意で事情を聴き、組織的な関与がなかったかも調べている。
3人は8~9月、都筑区の業者が国内販売するために持ち込んだ「ピックアップトラック」と呼ばれる並行輸入車をそれぞれ1台ずつ審査。国土交通省の保安基準で義務づけられている補助ミラーやカメラがないにもかかわらず、基準に適合しているという自動車検査票などを作成した疑いがある。検査票は神奈川運輸支局に通知され、使用者が決まれば車検証に切り替えられる自動車予備検査証が発行された。
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朝日新聞社会部
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