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【政治】表現の自由 国連調査 予算編成理由に延期、外相認める岸田文雄外相は二十日の記者会見で、表現の自由を担当する国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が十二月一日から八日まで予定していた日本での現地調査が延期されたことについて、日本政府側が予算編成を理由に延期を要請したことを認めた。 国連の調査が急に延期されるのは異例。岸田氏は「予算編成作業や他の業務との関係で、政府として十分受け入れ態勢を整えることが困難な見通し。そのため、日程の再調整を申し入れた。先方の理解を得た」と述べた。 現時点で新たな調査日程は未定。岸田氏は「引きつづき調整をしていきたい」と述べた。ケイ氏は十月下旬の国連総会第三委員会(人権)で、日本を十二月に訪れると公表していた。ケイ氏は国民の知る権利を侵害する恐れのある特定秘密保護法などに関し、日本政府当局者やメディア関係者、情報公開関連の市民運動家から、聞き取りを行う計画だった。国連の特別報告者は、国連人権理事会のもとで、各地の人権問題を調べる専門家。調査対象国との合意の上で年に数カ国を訪問する。 PR情報
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