ハース 「グロージャンに断られたらマグヌッセンを起用していた」
ハースF1チームは、ロマン・グロージャンがロータスからの移籍を断った場合、ケビンン・マグヌッセンと契約することがオプションだったことを明かした。
ハースは、2016年のF1初参戦では、ロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスという布陣で挑むことを発表している。
2014年にマクラーレンでF1デビューを果たして11位でシーズンを終えたケビン・マグヌッセンだが、フェルナンド・アロンソの加入によってリザーブドライバーに降格し、今シーズンの大半を傍観者として過ごした。
マクラーレンは、2016年のドライバーとしてジェンソン・バトンを保持し、ケビン・マグヌッセンとの契約を更新しないことを決定。今シーズン末でマグヌッセンはチームを離れる。
ケビン・マグヌッセンは、2016年のF1復帰を決意しており、9月には「ハースでレースをしたい。」とアピール。チームプリンシパルのギュンター・スタイナーと交渉を行った。
チームオーナーのジーン・ハースは、ロマン・グロージャンが移籍を断った場合、ケビン・マグヌッセンを起用するつもりだったとF1公式サイトに述べた。
「ケビンと交渉していた。彼は非常にいい候補だった。」とハースは述べた。
「彼はマクラーレン・チームに非常に高く評価されていた。実際、ロマンが断れば、我々は第一のシートにマグヌッセンを起用していただろう。」
ハースのオプションがなくなり、ケビン・マグヌッセンンはロマン・グロージャンの後任として、2016年にルノーのワークスチームになる準備を進めているロータスに加入することを望んだが、チームはジョリオン・パーマーを起用することを発表した。
現在、ケビン・マグヌッセンはF1以外のオプションも調査しており、今月後半にはポルシェのLMP1チームのテストに参加する。
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