【ソウル聯合ニュース】韓国で小学生らが海外へ留学する「早期留学」が減少を続けている。韓国教育部などによると、2014学年度(14年3月1日~15年2月末)に留学を目的に海外に出国した小中高校生は1万907人となり、前年度比で12%減少した。小学生は4455人、中学生は3729人、高校生は2723人だった。
早期留学が頂点に達した2006学年度と比べると、約3分の1に減っている。同年度には小学生1万3814人、中学生9246人、高校生6415人の計2万9511人が留学し、政府が統計を取り始めてから最も多かった。
20年前の1995学年度の早期留学生徒数は小学生235人、中学生1200人、高校生824人の計2259人にすぎなかった。2000年代に入り、早期留学ブームが起きて留学生徒数が急増、2002学年度には1万132人となり、過去初めて1万人を超えた。
だが、早期留学生徒数は2006学年度をピークに減少傾向にある。2015学年度には2002学年度以降、初めて1万人を下回る見通しだ。教育部関係者は「以前は留学をすると海外大学への進学、国内企業への就職が有利になるという認識があったが、今はそのようなメリットが減った」と指摘。「英語教育も済州国際学校など、国内で利用できるインフラが多く、留学生減少の原因になった」と説明した。