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中国「地下銀行」摘発 最大規模の約8兆円11月20日 16時32分
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中国の警察は、中国本土からの持ち出しが制限されている人民元を香港などに違法に送金する「地下銀行」を運営していたとして、300人余りを摘発し、摘発額はこれまでで最大規模となる日本円にして8兆円近くに上ると発表しました。
中国東部浙江省の警察にあたる公安庁は20日、中国本土からの持ち出し額が制限されている人民元を香港などに違法に送金する「地下銀行」を運営していたとして、これまでに300人余りを摘発したと発表しました。
国営の新華社通信によりますと、摘発されたグループは香港に設立した架空の会社名義で開設した複数の口座を利用して、中国各地の顧客から依頼を受けるたびに人民元をいったん香港に送金し、アメリカドルなどに両替したうえで顧客の口座に振り込んでいたということです。
今回の摘発額は、4100億人民元余り(日本円で7兆8000億円)に上り、これまでで最大規模だと伝えています。
中国本土では、汚職などで不正に得た資金をマネーロンダリングなどのため、「地下銀行」を通じて香港や外国などに持ち出し、蓄財するケースが多くあると伝えられています。
中国政府は汚職の取締りに加えて、経済の減速傾向が鮮明になるなか、違法なルートを通じて外国への資金の流出が進むことを警戒していて、ことしに入り地下銀行を取り締まる姿勢を強めています。
国営の新華社通信によりますと、摘発されたグループは香港に設立した架空の会社名義で開設した複数の口座を利用して、中国各地の顧客から依頼を受けるたびに人民元をいったん香港に送金し、アメリカドルなどに両替したうえで顧客の口座に振り込んでいたということです。
今回の摘発額は、4100億人民元余り(日本円で7兆8000億円)に上り、これまでで最大規模だと伝えています。
中国本土では、汚職などで不正に得た資金をマネーロンダリングなどのため、「地下銀行」を通じて香港や外国などに持ち出し、蓄財するケースが多くあると伝えられています。
中国政府は汚職の取締りに加えて、経済の減速傾向が鮮明になるなか、違法なルートを通じて外国への資金の流出が進むことを警戒していて、ことしに入り地下銀行を取り締まる姿勢を強めています。