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シリア巡る外相会合前に個別協議11月14日 7時03分
内戦が続くシリアの情勢を巡ってオーストリアで開かれる会合を前に、関係国の外相らに加えシリアの反政府勢力の一部が現地入りして個別の協議を始め、会合では内戦の終結に向けてどの反政府勢力が関わっていくべきか議論が交わされる見通しです。
4年以上にわたって内戦が続くシリアでは、アサド政権や反政府勢力、それに過激派組織IS=イスラミックステートなどが入り交じって各地で戦闘が続き、反政府勢力を支援する欧米、中東諸国と、アサド政権を支援するロシアなどがそれぞれ軍事作戦を行うなど情勢が複雑化しています。
事態の打開を目指し、関係国の外相らが先月、オーストリアのウィーンに集まって初めて会合を開きましたが、アサド政権への対応を巡って立場の隔たりが埋まりませんでした。
このため、14日にウィーンで改めて協議の場が設けられることになり、これを前にアメリカやトルコなど各国の外相らが現地入りして個別に協議を始め、意見のすり合わせを行っているものとみられます。
会合のメンバーにアサド政権や数十にのぼる反政府勢力は含まれていませんが、NHKの取材に対し、複数の反政府勢力はウィーンに代表を送っていることを認めたうえで、このうちのひとつは少なくとも8か国と非公式に協議を行ったことを明らかにしました。
内戦の終結に向けてどの反政府勢力が関わっていくべきかについては各国の間で思惑の違いがあり、会合で議論が交わされる見通しです。
事態の打開を目指し、関係国の外相らが先月、オーストリアのウィーンに集まって初めて会合を開きましたが、アサド政権への対応を巡って立場の隔たりが埋まりませんでした。
このため、14日にウィーンで改めて協議の場が設けられることになり、これを前にアメリカやトルコなど各国の外相らが現地入りして個別に協議を始め、意見のすり合わせを行っているものとみられます。
会合のメンバーにアサド政権や数十にのぼる反政府勢力は含まれていませんが、NHKの取材に対し、複数の反政府勢力はウィーンに代表を送っていることを認めたうえで、このうちのひとつは少なくとも8か国と非公式に協議を行ったことを明らかにしました。
内戦の終結に向けてどの反政府勢力が関わっていくべきかについては各国の間で思惑の違いがあり、会合で議論が交わされる見通しです。