まさかの日本敗退!? 『RO』RWC2011パブリックビューイングイベントレポ

 
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まさかの日本敗退!? 『RO』RWC2011パブリックビューイングイベントレポ

2011.10.17
『ラグナロクオンライン』関連情報
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 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2011年10月15日(土)、同社の運営するファンタジーMMORPG『ラグナロクオンライン(以下、RO)』の世界大会「RWC2011」のパブリックビューイングイベントを東京・秋葉原のUDXシアターにて開催した。

 このイベントは韓国で行われるRWC(Ragnarok World Championship)2011の大会の様子を、現地の実況中継を交えて観覧するというもの。当日はUstreamで現地の試合の実況をガンホー社の中村聡伸氏とラグナロ娘の乾耀子さんが生放送、秋葉原の会場ではガンホー社のサクマ(佐久間将太)氏とラグナロ娘の未梨さんが司会を務める二元放送が行われた。ここでは秋葉原、UDXシアターで開催されたパブリックビューイングイベントの様子をお届けしよう。

▲当日のスケジュール。韓国側の試合状況に左右されたため、日本側のスケジュールはかなりアバウトだった

 会場内ではRWCの観戦以外にも様々なイベントが開催されていた。まず、併催されていた同人誌即売会「RAG-FES26」。『RO』がガンホー運営になる前から行われている同人誌即売会で、ガンホーも積極的に応援しているイベントだ。RJCやガンホーの催し物と併催されることも多く、もはやファンにはおなじみだろう。もうひとつの目玉はPlayStation Vitaで発売予定となっているアクションゲーム『ラグナロク オデッセイ』の試遊プレイ。そして恒例のコスプレステージや優勝国予想投票も行われた。

 また、試合の合間に、ステージでは「ポリン積み対決」や「RO検定」、注目の『RO』情報コーナー「プランナー マル秘情報出張版」などが行われた。

▲当日15時までの併催となっていた同人誌即売会。『RO』は日本で運営が決定する前からこうしたイベントが盛んだ ▲会場にはコスプレ撮影用のスペースも設けられていた。同人誌と共にコスプレイヤーが多いのも『RO』の特徴だ
▲入り口付近に設置されいた優勝国投票。やはり日本に投票した人が多かった模様 ▲パブリックビューイングイベントの司会を務めたのは各種生放送などでおなじみのガンホー社のサクマ氏とラグナロ娘の未梨さん

■■RWC2011優勝は堂々の2連覇を成し遂げたタイチーム!

 開場の11時時点ではRWC2011の試合は3試合が終了していた。前日の組み合わせ抽選で、日本はシード権を獲得、6試合目ということだったが、試合進行は早く、ほどなくして、第一試合を勝ち上がった韓国と日本の試合が開始された。

 試合は3セットマッチの2本先取。パーティメンバーは日本も韓国も鉄板と言われるもので、パラディン、チャンピオン、チェイサー、ハイウィザード、クラウン、ハイプリースト、プロフェッサーという構成。日本チームは試合開始前にゴスペルを使ってランダムな支援効果を得るという作戦で、阿修羅覇凰拳を主体に戦い、スムーズな連携で韓国チームを圧倒。

 だが2本目の試合では試合開始直後に日本チームのパラディンがやられ、苦戦を強いられる。なんとか韓国チームのチャンピオンを倒すも、攻撃の要であるチャンピオンがマークされ、凍結や石化などの状態異常でなかなか動けない。長期戦にもつれ込んだ結果、敗北してしまうという結果に。

 注目の3本目では日本チームはチェイサーを抜き、ジプシーを投入。スクリームによるスタンを狙う作戦だ。だが、韓国チームはVitが高かったのか、思うようにスクリームやアローシャワーが決まらない。残念ながらこのラウンドも日本は敗北し、最終的にシード権によるベスト8という結果になってしまった。

 対戦相手の韓国チームはこの後、準決勝でブラジルに敗れるが、3位決定戦でアメリカチームに勝利し、3位となる。

 余談になるが、ブラジルvs韓国戦において韓国側のPCに不具合が生じ、審議と対応で長時間試合が停滞した。それまでかなり早く試合が終わっていたため結果的にそれほどの遅れにはならなかったが、生放送的にはちょっと間延びしてしまったようだ。パブリックビューイング会場ではこの間には急遽、ポリン積みが開催された。なお、審議終了後、途中の状態から3セット目が再戦となったが、逆転はならず、ブラジル側が勝利を収めた。

 決勝戦ではブラジルとタイで行われ、3本先取の試合を3-1でタイが勝利し、優勝を勝ち取った。タイチームは4試合目、スナイパーを投入し、クラウンのブラギの詩の上でファルコンアサルトを超連打するという戦法で相手の意表をついて勝利する試合を披露。これは決勝戦だけで行われたわけではないものの、ここぞというところで使用され、パブリックビューイング会場からもどよめきの声が上がっていた。というのも、ファルコンアサルトはそこまでダメージが高くはないからだ。チェイサーのクローンスキルによるストームガストはどちらかというと防御のために使用されるのだが、これを抜いてチャンピオンの阿修羅覇凰拳との攻撃2枚看板にした布陣が功を奏したのかもしれない。

 タイは昨年のRWC2010でも日本と決勝を争って優勝しており、これで堂々の2連覇となった。日本チームにはタイチームから日本との再戦を待っているとのメッセージもあったようだが、それは叶わなかったことになる。もし来年の大会があり、出場選手が同じであれば因縁の対決を見てみたいものである。

▲試合開始前には韓国のステージでルーレットが行われ、当たった国の『RO』に支援効果や経験値増加イベントなどが付与された。日本は残念ながら当たらず、フィリピンに経験値とドロップ率アップ効果、EUに特殊な支援NPCが実装されるという結果に ▲全試合とも阿修羅覇凰拳を主体とした戦法がメイン。日本の出場ギルドGreensleevesも得意とする戦法だが、様々な状況が重なり敗北してしまうことに。画像は長期戦になった2ラウンド目
▲エキシビジョンマッチとして行われた11カ国のチャンピオンによるチャンプ戦。阿修羅覇凰拳による早期決着になるかと思いきや、気奪で気弾を奪い合う長期戦の展開に。勝利したのはインドネシアの選手だった。予想外の盛り上がりに中村氏は「日本でやってみても面白いかもしれませんね」とコメント

■■『RO ギルドマスターズ』プレオープンは10月19日(水)!

 日本戦開始前にはステージで新作ブラウザゲーム『ラグナロクオンライン ギルドマスターズ(以下、ROGM)』のカンファレンスがガンホー社の廣瀬氏によって行われた。『ROGM』は『RO』のギルド育成をモチーフにしたブラウザゲームで、プレイヤーはギルドマスターとなり、サブマスターやギルドメンバーに指示を出して自分のギルドのキャンプを発展させつつダンジョンなどを攻略し、最終的には国家一丸となって最終ダンジョンの攻略を目指すという作品だ。

 これまで何度か紹介してきたが、今回はサブマスターがいつでも変更可能なことや、キャンプの位置によりモンスターの攻撃が激しくなる(プレオープン時は未実装)ことなどが新たに判明。また、ゲーム中の詳しい流れも解説された。

 ギルドには様々な職業のキャラが参戦してくるが、それらのイラストは多数のイラストレーターによって描き下ろされている。また、転生1次職以外のすべての職業が登場するということだ。なんと、『ラグナロクオンラインDS』で登場したシャーマンとダークナイトも登場するらしい。また、各職業イラストにはExカラーのカラーバリエーションにも対応。例としてシャーマンのExカラーが公開された。

 また、本家である『RO』で使用できる連動アイテムも準備されており、ダンジョンやクエストの報酬で得られる「魔石」と交換することでこれらアイテムが入手できることが判明した。すでに公開されている3種のアイテムのほかにも、順次交換アイテムを増やしていく予定とのことで、現行のアイテムに興味がない人でも魔石を貯めておくといいことがあるかも……? なお、このアイテム連動は11月16日(水)から開始される。

 最後に、本作品のプレオープンが10月19日(水)から開始されることが発表された。また、正式サービス時には上位2次職や3次職が登場、クリアためのラストダンジョンが攻略可能になり、その報酬(?)も実装されるとのこと。すでに事前登録の受付も始まっているので、気になる人はプレイしてみるといいだろう。

▲『RO ギルドマスターズ』のカンファレンスを行ったガンホー社の廣瀬高志氏

■■韓国ステージで忍者上位職「影狼」と「朧」の発表も!

 韓国のRWC2011ステージでは、以前日本で先行公開された忍者の上位職「影狼(かげろう)」と「朧(おぼろ)」の発表が行われた。突如スクリーン上にはコンセプトイメージのアニメーション映像が流され、解説の中村氏も驚いた様子。通信状況のせいで映像の質があまりよくなく、詳細は確認できなかったが、怨霊武士とおぼしき巨大なモンスターにピンチに陥った既存職業のパーティの前に影狼と朧が颯爽と登場し、数々のスキルを使って戦うという映像だった。

 韓国ステージでは(当然ながら)韓国語によって影狼と朧の特性などが紹介された。ガンホースタッフによる同時通訳によると、忍者上位職の男性が影狼といい、女性が朧。それぞれ影系スキルと月系スキルを使用し、男女で性質が少し異なるとのこと。

 影系スキルの例は「影踏み」という周囲のキャラを動けなくするスキルで、ハイド系のスキルも無効化するとか。「影武者」というスキルは一定時間ダブルアタックが使用可能になるうえに、他人にもかけられるらしい。

 月系スキルの例としては「残月(ざんげつ)」というBaseLvに応じて攻撃力や防御力に影響を与えるスキルがあり、味方にかければ上昇、敵にかければ下降させることができるらしい。また「紅月(こうげつ)」というスキルは一部の回復スキルをダメージスキルに変換するもの。ほかに、対象の最大HPをランダムで上昇or下降させるスキルなどもあるようだ。

 また、この2職業はほかの忍者系のスキルについてもパワーアップ版を使えるようで、風魔手裏剣、クナイの強化、術系スキルの強化として呪符系スキルを持つという。さらに、武器を両手持ちすることも可能という情報も伝えられた。

▲韓国会場で行われた忍者上位職の発表。公開されたアニメムービーが日本でも公開できるかどうかは「あとでグラヴィティ社に聞いてみます!」(中村氏)とのこと

■■大型アップデート「ビフロスト」が11月実装予定!

 UDXシアターのステージで行われた「プランナーマル秘情報 出張版」は、日本の『RO』の情報を伝える簡易カンファレンスのようなもの。『RO』のプランナーであるガンホー社の長澤誠吾氏と満田健太郎氏が登場し、サクマ氏と未梨さんのいる生放送でおなじみのちゃぶ台を前にして情報を語るという形式のものだ。

▲ちゃぶ台の前で座りながら進行していく「プランナーマル秘情報 出張版」。左からサクマ氏、満田健太郎氏、長澤誠吾氏、未梨さん

 まずは現在行われている「オクトーバー釣りフェスト」(10月11日~10月25日まで)の隠し情報が公開。それぞれのステータスがどのように影響するのかが公開された。内容は以下のとおりだ。

・STR……STRの数値が上がるごとに「爆速釣り」(1秒で釣り上げが可能)の発動率が上昇
・AGI……AGIの数値が一定数以上の場合、釣り時間が減少
・VIT……VITの数値が一定数以上の場合、釣り時間が減少
・DEX……DEXの数値が上がるごとに「超速釣り」(3秒で釣り上げが可能)の発動率が上昇
・INT……INTの数値が上がるごとに「超速釣り」(3秒で釣り上げが可能)の発動率が上昇(ただしINTはDEXの2倍の効果がある)
・LUK……LUKの数値が上がるごとにレアなアイテムが釣れやすくなる

 また、質問の多かったこととして、今回の新アイテム「酒豪のネクタイ[1]」に関して補足があった。スキルディレイの効果は数値変更ではなく加算となるので、最大-12%のスキルディレイ効果があるとのことだ。


 次に公開されたのは10月18日(火)~11月1日(火)の期間に開催されるハロウィンイベント「Halloween Party 2011」。今回の特殊アイテムは可愛い顔のモンスター、ルードを模した「ルードマスク[0]」。物理攻撃命中時に一定確率でラウドボイスが使用可能になるものだが、恒例の期間限定セット効果もあるとのこと。例として公開されたのはルードマスク[0]と亡者のヘアバンド[0]をセットで装備するとイベント期間中はすべての武器でダブルアタックLv5が発動するようになるらしい(ダブルアタックLv6以上を習得している場合は習得Lvのダブルアタックが発動)。ひよこちゃん[0]を上回る効果に会場は驚きの声が上がった。しかし、これは最もいいセット効果というわけではなく、他の装備品とのセット効果もかなり強力なものになっているとのこと。詳しいことはお楽しみとのことで、イベント開始当日を楽しみに待っていよう。

 なお、セット効果の出る頭装備は期間限定で作成クエストが実装されるそうなので、亡者のヘアバンド[0]その他の装備を持っていない人も安心してほしいとのことだ。さらに、カボチャパイに代わる(?)新たな回復アイテムのパンプキンケーキも実装されるとのこと。ホールケーキひとつ丸ごとということなので重量がかさみそうだが、その効果が気になるところだ。


 そして話題は毎年恒例のアニバーサリーイベント「9thアニバーサリー」の内容に。2011年11月29日(火)より、ギィ・ロックスターによってパーティーイベントが開催されるが、なんと今年の会場は飛行船の中。ミニゲームで「スカイコイン」を稼いで様々なアトラクションを楽しむことができる。また、今年2月に開催された「バレンタイン モテ王決定戦」で1位に輝いた教皇の頭装備「たれ教皇[1]」もついに実装。さらに、このたれ教皇[1]は、怪盗アニバーサリークエストをクリアすることでスカイコインを消費して頭装備用カードの効果を追加することができるとか。追加カード効果はスカイコインを消費すれば何度でも上書き可能で、かなりいいカードの効果も付与対象になっているとのこと。期間限定とはいえ、例えばアイシラカードやマルデュークカード効果がつくのならかなり有用なものになるだろう(ただし、アイシラやマルデュークがつくと発表されたわけではありませんのであしからず)。

 さらにこれも恒例のカウントダウンイベントでは某ロボット的なモンスターらしき影が……。バフォメット三兄弟は悪のメンバーということで巨大ロボットが出てくるのでは、とのことだ。


 一方、PSP用ソフトとして10月27日(木)に発売予定の『ラグナロク~光と闇の皇女~(以下、ラグヒカ)』の連動クエストの内容も公開された。11月上旬(予定)には『ラグヒカ』の発売を記念してメモリアルダンジョンが実装される。このメモリアルダンジョンはBaseLv30以上で挑戦可能。BaseLvによって出現モンスターなどが異なり、一部のスキルやアイテムは使用不能。一人でも挑戦することができる難度になっており、特定条件を満たすと「ティアドロップ[0]」が入手できるようになっている。すでに発表されているように、このティアドロップ[0]と『ラグヒカ』プレミアムボックスについてくる「ダークエイジ[1]」を同時に装備することで、タナトスタワーの1Fから6Fへ瞬時に移動が可能になる。なお、ティアドロップ[0]は1キャラにつき1回だけ入手が可能とのことだ。


 その後は先日予約受付が開始された「9thアニバーサリーパッケージ」の紹介が行われた。会場にはすでに情報を知っていたプレイヤーも多かっただろうが、ドットキャラが初公開され、これには注目が集まっていたようだ。

 最後には、これまでにも何度か公開された「ビフロスト」の実装が、11月に予定されていることが発表された。以前のカンファレンスで発表された「買取露店」や「パーティ掲示板」などの様々な機能は不具合が発見されて実装が遅れており、その後のアナウンスがなかったところをみると、どうやらビフロストが先に実装される模様だ。11月には『ラグヒカ』連動クエストや「9thアニバーサリー」も開始されるため、かなり盛りだくさんなアップデートになりそうだ。『RO』プレイヤーとしては楽しみな月になりそうである。


■■PS Vita『ラグナロク オデッセイ』の試遊コーナーには終始行列が

 会場で試遊が可能だった『ラグナロク オデッセイ』も盛況で、ステージイベントの合間合間に見に行ってみても常時試遊列ができていた。今回は東京ゲームショウ2011バージョンと同じ内容とのことで、プレイヤーはオーク討伐か、トール火山でのミッションを選択できた。

 操作は△や○で攻撃、×でジャンプ、□でダッシュ、移動は左アナログスティック、視点移動は十字キーと右アナログスティック。Rボタンを押して移動することでダッシュ移動が可能になっていた。またポーションの使用などはボタン以外にもショートカット部分の画面タッチで行える。

 筆者もトール火山クエストを試遊させていただいたが、操作はかなり軽快で、攻撃も素早く、適当にボタンを押しているだけでもコンボが繋がる。コンボも最後の攻撃によって打ち上げになったり大ダメージを与えたり、吹き飛ばしになったりと、状況に応じて使い分けていける感じだ。特に打ち上げ状態の場合には自分も×ボタンでジャンプし、空中でコンボを決められる。

 また、空中でダッシュも可能なので、敵の攻撃から逃れたり、背後に回ったりということもできる。使用したソードウォーリアは武器の攻撃範囲が広く、近くにいる複数の敵に同時にダメージを与えられたので、まさに攻撃は最大の防御といった感じで、攻撃連打が気持ちいい。

 ただ、操作感が軽快なだけに、攻撃そのものがやや軽く感じられてしまう点もあった。しかし、某有名ハンティングアクションがもっさりしていて合わなかったという人には逆にオススメのアクションゲームと言えるのではないだろうか。


■■日本側だけでも楽しめた!? 盛況に終わったパブリックビューイング

 タイムスケジュール的には『ROGM』カンファレンス後、午後早めの段階で日本vs韓国戦が開始され、すでに書いたように日本チームの敗退が決まってしまった。取材陣にも微妙な空気が漂ったのは否めないが、ステージ上は古いカード帖争奪のラグナロク検定や、ポリン積みでのサクマ氏のムリヤリな援護攻撃などで盛り上がっていた。

 他国の試合もプレイヤーがら拍手が上がる好プレイなども見られたものの、試合が盛り上がったところで通信障害で画面が一時停止するなどの場面があったのも確か。正直、試合の視聴環境としてだけ見るとあまりいいとは言えなかったものの、逆に、そんな状況に関してもわいわいと話しながら楽しんでいた人が多かった。

 国外のイベント中継という慣れない状況の中で、スタッフ陣が臨機応変に立ち回るあまり、ステージ上のイベントも突発だったり時間の変更が多かったりと、スムーズな進行とは言えなかったが、その多くは韓国側の試合の進行状況によるものであったため、こればかりは仕方がないといえる。

 そのぶん、これまで数度の生放送で名(迷?)司会を披露してきたサクマ氏もいい意味でハメを外して盛り上がりを誘っていたのも印象深い。特に、何度か行われたポリン積みでは、参加したユーザー援護のためにラグナロ娘の未梨さんの積んだポリンに別のポリン人形を投げて崩したり、ドロップキックをかまして崩落させたりと、毎度毎度変わった援護攻撃を行い、ユーザーの勝利に貢献(?)していた。また、コスプレステージでは「断固ジェネ子スカート化」と書かれたスケッチブックを持ったコスプレイヤーに、ステージから降りてエールを送ったりと、その度に会場から笑いがこぼれていた。

 こんな様子を間近で見られるのも会場でステージを観覧した人だけなわけで、そういう面では十二分に満足できたのではないだろうか。会場でゲームに参加した人にはゲーム内アイテムやビギナーズパッケージが送られたり、おみやげのサンキューチケットとして「RJC記念ラグくじ」も配布されたので、アイテム目当てに来場した人もきっと満足できたはず。「日本が敗退したのを見てから会場に来た」という人もおり、試合とは別のベクトルで楽しんでいる人も多いことが実感できたイベントだった。

▲ドットグラフィック変更が熱望されている女性ジェネティック。クリエイターのドットグラフィックのプリーツスカートが人気なだけに、スカート化希望というのは非常に頷ける意見だ
▲何度もやっているだけに未梨さんはポリン積みが上手い。ユーザーの勝利のためにサクマ氏はあの手この手で未梨さんのプリンを崩しにかかった ▲4択のクイズに答えていく生き残り形式のRO検定。すぐにわかる問題から超難問まで多岐に渡った。筆者も取材しながら回答シミュレーションしてみたが、1回くらいしか残れなかった
▲RO検定ではセシル=モディン(本来はセシル=ディモン)やオーク(オークウォリアーやオークレディはいるがオークという名のmobはいない)といったありえないモンスター名も。これには司会の両名もちょっと慌てていた様子だったのでわざとではないのだろう(笑)
▲優勝国の予想者の中から1名にゴーストリングカードがプレゼントされた。また日本を応援した人にも古いカード帖が合計11名に配られた ▲当初、19時過ぎまで予定されていたイベントだが、試合の終了がやや早かったために少し早く終了となった。どうでもいいがポリン積みのあとにずっと潰されたままの巨大ポリンの「ポ次郎」が少し憐れであった(笑)

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