昨日書いた記事はココ最近のイライラが募った感じで
私が何について語っているのか理解不能だったと思いますので
要約して書こうと思います

●ゲームを制作するうえで一番大事にしている事
ゲームをプレイするユーザーが面白いと感じてくれたり
ストレスを解消するゲームの本質を大事にしたい

一緒に仕事している人は感じてくれていると嬉しいのですが
私ほど、ユーザーの事を考えて
ゲームを作っている人間は居ないんじゃないかと自分では思っています

ゲーム作品を販売する事に関して
るしまる堂サークルを商業同人にしたくないという思いがあります

同人ゲームを作り、販売を続け売り上げが上がっていくと
面白いゲーム作りから売れるゲーム作りへと目的が変わってしまいます

これはサークルを維持するうえで大事な事であり当然の事なのですが
プレイするユーザーの本意でないゲーム制作
というのが人を物扱いしているようで嫌なのです

ゲーム制作にとって制作者が神ではなく、ユーザーが神なのです
買ってくれる人、遊んでくれる人が居ないとゲームの存在意義が無い
私はそう思っており
ユーザー信仰者だったのです

なので制作メンバー特にプログラマーさんには
「面白いゲームを作ればユーザーは必ず買ってくれると信じましょう」
と、激を飛ばします
これは事実です
これ以外に制作モチベーションを維持する方法を私は知りませんし
私はそう信じています

なので出来るだけユーザーの意見、要望を
聞く事が無茶でも極力誠意は尽くしたい思いがありました

●エロイーターに関して
ボイス実装は声優さんを雇う経験もツテもなかったので
そこから始めるには時間が掛かるだろうと実装は断念し、制作に取り組んでいました

案の定「ボイスがあった方がいい」「アクションはボイスがあってあたりまえ」
「ボイスがないからおしいゲーム」など
ボイスの要望が多々ありました

それでも私は時間的にボイス実装よりも次回作に力を注ぐべきだと考え
あまりに時間が掛かるので無理ですと返答し続けました

それでもボイスの要望が多々あって
それだけ望まれるものならば実装しても良いのではないか
と考えるようになって行きました

引退したプログラマーさんにお願いし、無い時間を割いて更新してもらいました
声優さんにも音響さんの知恵を借り、良い人材が見つかりました
私は出来る限りデスクに向かいました(これは私が言い出したので当たり前の事です)

努力の結果かなり時間はかかりましたが
エロイーターは以前よりも良いゲームに仕上がり
当初ボイス実装に乗り気では無かった私も出来上がったゲームを見て良い物だなと思いました

新作ではないので売り上げは仕方ないとしても
あれだけ要望が多く、時間が掛かるから無理だといい続け
それでも要望があったので踏み切り、完成に至った思い入れのある作品になってしまいました

本来サークルの処女作品というのはあまり完成度を求めてはいけない!
初めに完成度の高い物を作ると次作でそれを超えるのが難しいので
順を追って少しづつ実装を重ねていかなくてはいけません

初めてのゲーム作品を現環境下でやりつくしてしまった
というのは恐怖でしかありません
先が無くなるので不安になってしまいます

しかし、ずっと影で支え待機してくれた音響さんは
良く我慢したねと言ってくれました
内心私もそうだなと思ってますw

●要望について
①ギャラリーの実装
②値下げ
③ボイスの導入
と、ユーザーの要望をほぼ全て聞き入れた事に関し
途方もない時間が掛かり、費用対効果の無い仕事と
案の定ユーザーからは見限られてしまった形になった
良い失敗ではないなと思っています

ですがエロイーターVer2.00は
皆の努力が反映され非常に良い作品になったと自負しております
※以前よりRTや購入して下さった方々にはもちろん感謝しております^^

間違いなく面白くなった自信のある作品をDMMで販売した事に関して
レビューや評価が一切無く
dlsiteの更新に関しても一切音沙汰無い事実を目の当たりに
制作プログラマーさんに
「面白いゲームを作ればユーザーは必ず買ってくれると信じましょう」
と言えなくなってしまった今回の事柄に大変ショックを受け
次回作を作っても売れないのではないかと不安です

ユーザーと制作陣営一体化としてのゲーム制作という幻想は捨て
今後は余計な事を書かず、ゲームの制作状況だけを書くつまらないブログにします
この同人業界もユーザーの望むツクールゲーで埋め尽くされてしまえばいい

●追伸
昨日のブログでコメントいらないと追記していたのですが
コメントがあったので今回よりコメントの受付をしておりません

またこの記事を見て同情レビューなんかも本来の評価ではないと思いますので
いりません