いや〜暑い。
こんな暑い中、神社仏閣巡りをする為に彷徨い歩くのは疲れますが、
見知らぬ神社仏閣を参拝するのは楽しい。(^^
まだまだ頑張ります。
所在地:愛知県名古屋市熱田区白鳥2-3-20
宗派:日蓮宗
御本尊:大曼陀羅
創建:西安年間(1299-1302)
開山:日澄上人
札所:名古屋七福神
【縁起】
妙光山本遠寺は、約1200年前の延暦年中、桓武天皇の勅命によって
伝教大師最澄が熱田神宮境内において100日間法華経を読誦して、
天下泰平、五穀豊穣を祈願されたことに始まります。
その際、阿福長者なる者が寄進した一堂に伝教大師自ら謹刻された立像釈尊像を安置され、
本遠寺の前身となる法華堂と称されました。
建長5年(1253)の春、日蓮聖人京都遊学の帰途、伊勢神宮にて立教改宗の祈願をされた後、
熱田神宮にも参拝され法華堂にて法華経を読誦されました。
この因縁によって日蓮聖人御参籠に遅れること70年余り、
孫弟子にあたる九老僧の日澄上人が熱田神宮に参拝された折、
宮司に請うて法華堂に入り近国の布教に努められました。
その信者の中の竹田孫右エ門の寄進によって現在地に法華堂が移され、
妙光山本遠寺が創建されました。
以来およそ700年、堂塔伽藍が整備され本遠寺は当国有数の名刹となりました。
旧法華堂、旧山門は国の重要文化財となり旧書院は清州城の書院を移築したものでありました。
しかしながら戦禍によってすべてが焼失されるも檀信徒の護持丹精によって、
昭和39年(1964)に法華堂を昭和55年(1980)には新本堂を建立。
平成8年(1996)には新書院も完成し現在に至ります。
【山門】
先の第二次世界大戦の空襲により重文の山門は焼失。
実に惜しい。
【法華塔】
【十三重塔】
【法華堂】
堂内の画像はHPより拝借したものです。
厨子の中には秘仏で伝教大師自ら謹刻された立像釈尊像が祀られ、
花まつり、川施餓鬼、お会式にてご開帳されるそうです。
【法華石】
【本堂】
堂内の画像は同じくHPより拝借したものです。
檀信徒の方は入れるでしょうけど、
これを見たら堂内に入りたかったなぁ。
ダメもとで入れるかどうか聞けば良かったよ。
後日、お寺に確認したところ、
前もって連絡しておけば拝観させていただけます。
【稲荷社】
右が妙光稲荷大明神、左が秋山自雲神が祀られています。
【上人像】
【御朱印】
お寺の方に気を付けてお回りくださいと言われて嬉しかったです。
このような何気ない一言があると来て良かったなぁと思います。
【日行寺】
本遠寺第15世の玄収院日行上人が名古屋城に登城の為の通い所として、
昔の東区桜町に「玄収庵」を開設したことに始まる。
昭和10年には千葉県茂原町の藻原寺末寺の寺号を移して善立寺と寺号公称。
しかし先の大戦で空襲に遭い焼失した。
本遠寺も戦災に遭い同時の復興を断念本遠寺に合併されることとなる。
本遠寺は昭和28年港区高砂町に一寺を建立玄収山日行寺と称した。
当時は港区近辺の布教所としての役割を担ったが、交通網の発達により、
本遠寺塔頭として境内にあった方が有益であるとの結論により、
昭和48年に現在の地に移転、今に至る。
現在は本遠寺住職が日行寺の代務住職を務めている。