茨城県のニュース
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障害巡る発言の教育委員が辞意
茨城県の教育方針を決める会議で、教育委員の1人の長谷川智恵子氏が、障害がある子どもについて「妊娠初期に障害の有無がわからないのか。4か月を過ぎるとおろせない」などと発言し、その後、謝罪するとともに発言を撤回した問題で、長谷川氏は20日橋本知事に教育委員を辞職する意向を伝えました。
これは、茨城県教育委員会が県庁で記者会見を開き明らかにしたものです。
それによりますと、長谷川氏は、きょう、橋本知事に電話で、教育委員を辞職する意向を伝えたということです。
長谷川氏は「私の発言で県の教育行政に大きな影響を与えてしまったことを重く受け止め、教育委員の職を辞することにいたしました。
大変お騒がせしてしまったことを心からおわび申し上げます」とコメントを出しました。
橋本知事は、長谷川氏の辞職する意向に同意したということです。
県教育委員会では、今月中をめどに教育委員会を開き、辞職に同意するかを決めるということです。
この問題は、18日行われた来年度から5年間の県の教育の方針を話し合う会議で、長谷川氏が「妊娠初期に障害の有無がわかるようにならないのでしょうか。4か月を過ぎるとおろせないですから。
生まれてきてからでは本当にたいへんです」などと発言しました。
19日になって謝罪をした上で発言を撤回しましたが、「教育委員として力を尽くしたい」などと委員を続ける意志を示していました。
11月20日 17時39分