大阪市北区の清風堂書店がブックフェア「某民主主義フェアから外された40冊」を16日から始めた。インターネットなどで大きな話題を呼び、18日現在で品薄になりつつある。

 店頭に並ぶのはハンナ・アレントの「人間の条件」や小熊英二の「社会を変えるには」など。東京・渋谷のMARUZEN&ジュンク堂書店が「選書が偏っている」と批判を受けて10月に一時中止したブックフェアで、今月13日の再開後に外れた40冊を集めた。

 企画したのは清風堂書店の面屋洋店長(40)。ツイッターに書き込まれた「どこか外された本フェアをやればいいのに」という言葉を見て、「うちでやってみよう」と思い立った。