市川美亜子
2015年11月20日07時33分
来夏の参院選に向け、安全保障関連法に反対する「学者の会」や学生団体「SEALDs(シールズ)」などの市民団体は19日、民主党など野党5党の幹部らと国会内で意見交換し、野党共闘を促した上で、それを支援する市民側の組織をつくることを提案した。各党は今後検討する姿勢を示した。
参加したのは民主党のほか、共産党、維新の党、社民党、生活の党の幹部ら。民主党の枝野幸男幹事長はあいさつで「参院選は立憲主義と民主主義を守る大事な戦い。特に1人区で、皆さんが幅広く応援できる候補者を擁立することが重要だ」と述べた。
会談後、山口二郎・法政大教授は「野党協力が停滞している現状を打開するためにどうするか。市民団体が中心になって受け皿をつくり、各党に選挙協力を呼びかけたい」と話した。(市川美亜子)
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞官邸クラブ
PR比べてお得!