エプソンは11月19日、8月に発売した登山・トレッキング向けGPSウォッチ「WristableGPS for Trek」が、昭文社のデジタル地図サービス「山あるきデータ」の「日本百名山おすすめ登山コース」の全ルートに対応したことを発表しました。
WristableGPS for Trekは、気圧センサーと温度センサーを併用した位置情報の計測により、精度の高い標高計測にも対応するGPSウォッチ。カラーがブラックの「MZ-500B」、シルバーの「MZ-500S」の2モデルがあります。さまざまなルート設定の登録ができるナビゲーション機能を搭載し、登山や山間部のランニング・ウォーキングの際には「3D標高ナビゲーション機能」で、あとどれくらい登るのかを視覚的に確認することが特徴です。
動作時間は、GPS計測を毎秒行う高精度モードで46時間、一定間隔でGPS計測を行う長時間モードで110時間で、10気圧防水の機能も備えます。サイズは幅47×長さ61×厚さ16.5ミリ、ベルトサイズは18ミリ、重量は65グラム。価格はオープンプライスで、実売想定価格は4万円台後半(税別)です。
日本百名山おすすめ登山コースは、デジタル地図データ「MAPPLE(マップル)」で知られる昭文社が提供する登山ガイド。大雪山、富士山、剣岳、阿蘇山など、北海道から九州までの100の名山と94の登山ルートに対応します。なお、製品購入時には、富士山ルートのみの搭載となるため、全機能を利用するためには、エプソンのWebサイトからファームウェアをダウンロードしてバージョンアップする必要があります。
また、この他にも、自分で作成したルートや、登山者向け情報サイトなどで公開されている登山ルートを本体に登録できます。
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