目黒区 都立大学駅前 すみクリニック 皮膚科・アレルギー科

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目黒区 都立大学駅前 すみクリニック 皮膚科・アレルギー科

自費診療

男性型脱毛症 (AGA)/プロペシア錠(一般名:フィナステリド)での治療

男性型脱毛症(AGA/エージーエー)はプロペシア錠1mg(一般名:フィナステリド)
ザガーロカプセル0.5mg(一般名:デュタステリド)
で治療できます。

男性型脱毛症の治療のための薬であるプロペシア錠は、日本においては2005年10月に厚生労働省より承認されました。
また、2015年春からはジェネリック薬であるフィナステリド錠が、2015年秋からはザガーロカプセルが、発売の運びとなりました。(詳細はページ下部をご参照下さい)
この薬は保険診療の対象とならず、診療費ならびに薬剤代等は全額自己負担となります。
AGA

男性型脱毛症(AGA)とは

男性型脱毛症(AGA)は、壮年性脱毛とも呼ばれ、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪が、どちらか一方あるいは両方から薄くなり、徐々に進行していく状態のことをいいます。
例えば円形脱毛症では、急激に脱毛が進行しますが、AGAでは徐々に進行していくのが特徴の一つです。額の生え際や頭頂部の髪の毛が細く短くなって、うぶ毛の様な十分に育たない髪の毛が多くなり、抜け毛が進行し頭皮が透けて見えるようになってきます。
親、兄弟、祖父母に脱毛症を認めることが多いのもAGAの特徴といえます。

プロペシア錠とは

プロペシア錠(一般名:フィナステリド)は、男性型脱毛症用薬という薬効に分類されます。
AGAの人の頭皮部分に多くあるとされる男性型脱毛症の原因物質である ジヒドロテストステロン(DHT)という物質が作られるのを抑えることで髪の毛の成長する周期を正常化し、抜け毛を抑えます。
つまり、男性に生じる男性型(壮年性)脱毛症に使用される薬ですので、女性、あるいは男性であっても円形脱毛症などの病気に使用することはできません。万が一、妊娠中の女性がこの薬を使用すると男子胎児の生殖器官などの発育に影響を及ぼす危険がありますので、充分にご注意下さい。

予想される効果

この薬の使用法は、1日1回の内服だけです。
ただし、これを継続することで抜け毛の進行を抑える効果や毛髪状態を改善する効果があるので、効果を確認するためには、おおよそ6ヶ月間飲み続けることが必要です。
日本で行われたプロペシア錠®での治験では半数以上の患者様に効果がみられました。
とはいえ、内服を中止すると再び脱毛が進行してしまうので、効果を持続させるためには継続的に服用することが大切です

MSD(株)HPより引用

AGAに対する他の治療法の有無およびその内容

現在、エビデンスがあり推奨されているAGAの治療法には、プロペシア錠(フィナステリド錠)を用いる飲み薬による治療法の他に、塗り薬による治療があります。残念ながら、人工毛植毛は推奨される治療法とはされていません。
医薬品として市販されている育毛剤としては、ミノキシジル(リアップ®)や塩化カルプロニウムがあり、いずれも1日2回頭部にふりかける必要があり、洗髪後の使用が効果的であるとされています。また、医療用医薬品としては5%塩化カルプロニウム(保険診療できます)がありますが、こちらも1日2~3回頭部にふりかけ軽くマッサージをする必要があります。
どの治療が適切で効果的であるかは、個々の患者様によっても異なると考えられますので、詳細については担当医師とご相談ください。

可能性のある副作用

これまでに重大な副作用の報告はありません。
ときに勃起力の低下、性欲減退などの性機能に関する症状や、胃部不快感、肝機能障害などが報告されています。
服用後に何か気になる症状や気がかりなことがありましたら、すぐに担当医師または薬剤師にお申し出ください。
なお、この薬を服用中の患者様では、前立腺がん検査で測定されるPSAという検査の値が低下することが知られていますので、この薬を服用中に前立腺がんの検査を受診される場合には、検査を実施する医療機関の医師にこの薬を内服していること必ず申し出るようにして下さい。

【2015年春より発売のジェネリック薬について】

2015年春より先発医薬品の特許切れに伴い、ファイザー株式会社がフィナステリド錠1mg「ファイザー」を発売する運びとなりました。

厚生労働省認可のジェネリック医薬品ですので、先発医薬品(新薬)の独占的販売期間(特許期間及び有効性・安全性を検証する再審査期間)終了後に発売される、先発医薬品と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が原則同一であると示されています。
したがって「規格及び試験方法」「安定性試験(注1)」「生物学的同等性試験(注2)」の項目で審査され、先発医薬品と同等であるとされています。
こうした医薬品は、先発医薬品に比べて製薬会社の研究開発費や販売管理費が少なく済むため低価格な医薬品となります。
当院では患者様のご要望に応え、プロペシア錠、フィナステリド錠「ファイザー」の両方をそろえておりますので、受診時にご希望をお伝えいただきますようお願いします。

(注1)安定性試験
医薬品の有効期間内に品質や性状、安定性を証明する試験および溶出試験。
長期間保存した場合の品質の劣化を短期間の試験で予測すると同時に、医薬品を高温多湿の条件下においた加速試験が行われている。
(注2)生物学的同等性試験
投与されたジェネリック医薬品の血中薬物濃度の推移が先発医薬品と同一であることを確認する試験。
生物学的同等性が確認できれば有効性と安全性が先発医薬品と同等であり、臨床試験は不要であるとされている。
世界的に共通の原則とされており、FDA(アメリカ食品医薬品局)やEMA(欧州医薬品庁)等欧米審査機関でも採用されている。

料金
薬剤費(28日分) プロペシア錠1mg:8,500円(税込)(税抜:7,871円)
フィナステリド錠「ファイザー」1mg:6,500円(税込)(税抜:6,019円)
※初回診察時、別途所定の料金がかかります。
※2回目以降、原則的に薬剤費以外の費用はかかりません。
※当院では原則1ケ月(4週間)に一度の診察となります。なお薬は院内処方です。

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