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【社会】安保法でテロの危険増す 成立2カ月 国会前で市民訴え
安全保障関連法の成立から二カ月となる十九日、法の廃止を求める抗議行動が東京・永田町の国会前であった。演台の参加者は、パリ同時多発テロに言及し「日本が平和だったのは、海外で誰も殺さなかったからだ」などと声を上げた。 主催は、国会周辺での大規模な行動を続けてきた市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。午後六時半からのスタートで約九千人(主催者発表)が集まった。 日本弁護士連合会の山岸良太・憲法問題対策本部長代行(62)は「パリでテロが起きた。テロに屈しないと言いながら外国に人を殺しに行き、空爆をすれば、報復が来ると分かった」と安保法での戦争協力に対する懸念を訴えた。 憲法共同センターの長尾ゆりさん(60)も登壇し「テロを戦争では解決できず、暴力と憎しみの連鎖を生み出すだけ。日本国憲法の前文や九条の価値を、今あらためてかみしめている」と思いをぶつけた。 PR情報
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