田中久稔
2015年11月18日23時02分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設計画を政府が進めるなか、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で抗議する人たちの座り込みが18日、500日目を迎えた。参加者は通常を大きく上回り、抗議行動を取りまとめる沖縄平和運動センターは約1千人としている。
前日には、国が同県の翁長雄志(おながたけし)知事を相手取り、移設先の埋め立て承認取り消しを撤回するための代執行訴訟を提起。この日は翁長氏を支持する国会議員や県政与党の県議らも参加し、「どんな判決が出てもこの海を守ろう」「移設工事を止めよう」と声を上げた。
与那原町の主婦大城小夜さん(64)は「政府は県民の声を無視し、何事もないかのように工事を進めている。憤りを感じる」。沖縄への米軍基地の集中を指摘し、「ここも日本です。国のみんなで基地負担や人権の平等を考えてほしい」と語った。
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