アジア・太平洋賞:京大大学院教授の奈良岡聰智さんら表彰
毎日新聞 2015年11月11日 20時39分(最終更新 11月11日 20時53分)
アジア太平洋地域に関する優れた出版物の著者に贈られる「第27回アジア・太平洋賞」(主催・毎日新聞社、アジア調査会、後援・外務省、文部科学省、経済産業省、特別協賛・スルガ銀行、協賛・日本生命、三菱商事、協力・全日本空輸)の表彰式が11日、東京都千代田区のパレスサイドビルで行われた。
「対華二十一ヵ条要求とは何だったのか 第一次世界大戦と日中対立の原点」(名古屋大学出版会)で大賞を受賞した京都大大学院法学研究科教授、奈良岡聰智さんに北村正任・アジア調査会長から賞金200万円が、殿元清司・全日本空輸専務取締役執行役員から国際線航空券が贈呈された。
特別賞に選ばれた青山学院大国際政治経済学部准教授、林載桓(イム・ジェファン)さん=「人民解放軍と中国政治 文化大革命からトウ小平へ」(名古屋大学出版会)▽韓国・世宗大学校国際学部教授、朴裕河(パク・ユハ)さん(欠席)=「帝国の慰安婦 植民地支配と記憶の闘い」(朝日新聞出版)▽毎日新聞外信部副部長兼論説委員、澤田克己さん=「韓国『反日』の真相」(文春新書)にそれぞれ記念の盾と賞金30万円が贈られた。