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敦賀原発2号機審査 断層の活動性から議論11月19日 12時50分
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原発の真下を通る断層が「将来動く可能性がある」とされ廃炉の可能性が出ている、福井県にある敦賀原子力発電所2号機の審査について、原子力規制委員会は、焦点となっている断層の活動性から議論し設備の安全対策の審査は当面行わないことで、事業者側と合意しました。
敦賀原発2号機を巡っては、原子炉建屋の真下を通る断層について、原子力規制委員会の専門家会合が、おととしとことしの2回にわたり、「将来動く可能性がある」という結論を示しました。
原発の新しい規制基準では、将来動く可能性がある断層の上に重要な施設を設置することを認めていないため、敦賀原発2号機は廃炉の可能性が出ていますが、専門家会合の結論に反論している事業者の日本原子力発電は、今月5日、再稼働の前提となる審査を規制委員会に申請しました。
申請後初めてとなる19日の審査会合で、規制委員会側は、焦点になっている断層の活動性と敷地内にある活断層を震源とする地震の揺れの大きさをまず審査し、設備の重大事故対策などの審査は当面行わないとする案を示しました。
これについて日本原電側も合意し、敷地内の断層の追加調査の結果を説明していく考えを示しました。
原発の新しい規制基準では、将来動く可能性がある断層の上に重要な施設を設置することを認めていないため、敦賀原発2号機は廃炉の可能性が出ていますが、専門家会合の結論に反論している事業者の日本原子力発電は、今月5日、再稼働の前提となる審査を規制委員会に申請しました。
申請後初めてとなる19日の審査会合で、規制委員会側は、焦点になっている断層の活動性と敷地内にある活断層を震源とする地震の揺れの大きさをまず審査し、設備の重大事故対策などの審査は当面行わないとする案を示しました。
これについて日本原電側も合意し、敷地内の断層の追加調査の結果を説明していく考えを示しました。