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環境相 福島第一原発視察「知見生かしたい」
11月18日 21時09分

環境相 福島第一原発視察「知見生かしたい」
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丸川環境大臣は、18日、東京電力福島第一原子力発電所を就任後初めて視察し、廃炉作業に当たる作業員を前に「皆さんの尽力で蓄えられた知見が復興の道筋に生かされるように、われわれも力を尽くたい」と述べ、原発での廃炉作業を踏まえながら、復興に向けた除染などを進める考えを示しました。
丸川環境大臣は18日、就任後初めて福島第一原発を視察し、廃炉作業の拠点となっている免震重要棟を訪れました。そこで丸川大臣は廃炉作業に当たっている作業員や東京電力の社員を前に「皆さんのご尽力は計り知れません。風評被害や放射線への不安の払拭(ふっしょく)には原発での作業の進捗(しんちょく)がなくてはならず、蓄えられた知見が復興の道筋に生かされるようわれわれも力を尽くしたい」と述べ、原発での廃炉作業を踏まえながら復興に向けた除染などを進める考えを示しました。
このあと丸川大臣は、地盤を凍らせて建屋への地下水の流入を防ぐ「遮水壁」などの汚染水対策や、すべての核燃料が取り出された4号機の建屋の中などを視察しました。視察のあと丸川大臣は「環境省が取り組んでいる除染や中間貯蔵施設の建設と福島第一原発で進んでいる汚染水対策や廃炉の作業は、両輪として進んでいかなければならない」と述べました。

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