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レンサ球菌咽頭炎、首都圏で2度目の流行期- 東京など4都県で前週上回る
主に小児が感染して気管支炎などを起こすA群溶血性レンサ球菌咽頭炎が、首都圏で今年2度目の流行シーズンを迎えている。9日から15日までの週の患者報告数は、東京など4都県で前週を上回り、神奈川は4週連続で増えた。春から初夏、冬期の年に2回、流行する傾向があるため、感染が拡大している自治体では警戒を強めている。【新井哉】
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9日から15日までの週の小児科定点医療機関当たりの患者報告数は、埼玉県で前週比16%増の3.09人、東京都で同15%増の2.53人、神奈川県で同12%増の2.09人。千葉県で同9%増の2.62人となった。
4都県の中で患者報告数が最多となった埼玉県は、「東松山保健所管内(5.8人)で大きく増加した」と説明。川越市(6.63人)、熊谷(4.98人)の保健所管内でも多かった。東京都でも、多摩小平(7.13人)や町田市(5.0人)、江東区(4.56人)などで多く、都内の年齢別では6歳以下が全体の半数を占めた。
患者が増加傾向の神奈川県では、鎌倉保健福祉事務所三崎センター管内(7.0人)、千葉県では、長生(7.5人)や海匝(5.75人)の保健所管内で多かった。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、レンサ球菌が引き起こす感染症で、気管支炎に加え、中耳炎や肺炎、化膿性関節炎、骨髄炎、髄膜炎などを起こす。主に小児の間で発生。鼻汁や唾液中の菌の飛散などで感染し、家庭や教育施設での集団感染が多い。予防法は、患者との接触を避けるほか、うがいや手洗いなどが有効とされている。
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