「がっかりだ…」平田牧場役員による“遠藤五輪相の政治団体”への献金に落胆が広がる
遠藤利明五輪相の政治団体に「平田牧場」の役員らが500万円の献金をしていたという報道に、衝撃が広がっている。
平成25年に500万の献金
遠藤五輪相に関連する3つの政治団体が平成25年に、山形県の畜産加工会社「平田牧場」の役員4人から計500万円の献金を受けていたことが分かった。
平田牧場側は「個人献金だ」と主張している。
ブランド豚で有名な山形の企業
平田牧場は、山形県酒田市の畜肉生産や加工、販売などを行っている企業。東京ミッドタウンや名古屋名鉄など関東や東北、名古屋に直営レストランや物販店を展開。
同社が生産するブランド豚肉「平牧三元豚」は、テレビや雑誌などでも紹介され人気となっている。
「個人献金」と主張
政治資金収支報告書によると、遠藤五輪相の政治団体は平成25年6月、平田牧場の会長と社長、会長の妻と社長の妻から合わせて500万円の献金を受けた。
平田牧場の会長は献金について次のように語っている。
遠藤氏への献金は私の意向。同族企業として家族で献金した。原資は個人資産だ
また、平田牧場も「個人献金だ」と述べ、政治資金規正法で禁じられている「企業から政党以外への献金」ではないと主張している。
実質的な企業献金?
「個人献金」と主張されている平田牧場の役員らから遠藤五輪相側への献金は、政治資金規正法に違反しないのだろうか?
日大法学部の岩井教授はこのように述べている。
形式上は合法だが、役員報酬などを自在に決められる同族企業の役員が同じ日に献金しており、実質的に企業献金だと指摘される余地が残る
献金の原資が企業の資金だった場合などは、政治資金規正法に抵触する恐れがあるという。
ネット上には「残念」という声
平田牧場役員らから遠藤五輪相側が500万円の献金を受け取ったことについて、ネット上にはさまざまな意見が投稿されている。
- 出鼻くじかれた
- 残念なニュース
- 金にきれいな政治家探す方が難しい現代なのか…
- 平田牧場の豚肉大好きなのに、残念すぎる
- ここのお肉美味しいから毎週配達をお願いしてたのに…報道が事実ならがっかりだよ
- 企業献金に限りなく近いけど個人献金じゃん
- 企業役員の献金を企業献金と言ったら、他にもあるでしょ
落胆の声が多数投稿されていたが、「これを企業献金と言うのだったら、他にもあるのでは…」と指摘する意見もあった。
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