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“友好のゾウ”描いた巨大油絵 タイに寄贈11月18日 17時46分
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首都バンコクでことし8月に爆弾テロ事件が起きたタイの人たちを元気づけようと、日本の文化交流団体が、戦後、タイから日本に贈られたゾウの巨大な油絵をタイ政府に寄贈しました。
寄贈されたのは、戦後、日本人を励ますためにタイから上野動物園に寄贈され、現在は武蔵野市の井の頭自然文化園で暮らし、長年、親しまれているアジアゾウのはな子を描いた横2メートル60センチ、縦1メートル62センチの油絵です。
画家の笛田亜希さんが去年からことしにかけて描き上げたもので、芸術を通して日本とタイの交流を続けているアジア文化芸術協会などが、18日、東京・品川区のタイ大使館でこの油絵を贈呈しました。
アジア文化芸術協会の大橋一章会長は、「バンコクで痛ましい事件が起きたが、この絵を通してタイの皆さんの心が少しでも和らいでくれたらと思います」とあいさつしました。
タイのシハサック駐日大使は「タイは、今、政治的に少し不安定になっているが、はな子が日本の人たちを元気づけたように、この絵がタイ国民を元気づけるものになると思う」と感謝のことばを述べました。
絵を描いた笛田さんは「日本の子どもたちははな子に元気をもらったので、そのお返しとして、タイの人が元気になってもらえればうれしいです」と話していました。
この油絵は、タイ大使館の正面玄関に飾られ、日本とタイの友好の証しとして、タイの人たちの目に触れることになります。
画家の笛田亜希さんが去年からことしにかけて描き上げたもので、芸術を通して日本とタイの交流を続けているアジア文化芸術協会などが、18日、東京・品川区のタイ大使館でこの油絵を贈呈しました。
アジア文化芸術協会の大橋一章会長は、「バンコクで痛ましい事件が起きたが、この絵を通してタイの皆さんの心が少しでも和らいでくれたらと思います」とあいさつしました。
タイのシハサック駐日大使は「タイは、今、政治的に少し不安定になっているが、はな子が日本の人たちを元気づけたように、この絵がタイ国民を元気づけるものになると思う」と感謝のことばを述べました。
絵を描いた笛田さんは「日本の子どもたちははな子に元気をもらったので、そのお返しとして、タイの人が元気になってもらえればうれしいです」と話していました。
この油絵は、タイ大使館の正面玄関に飾られ、日本とタイの友好の証しとして、タイの人たちの目に触れることになります。