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東京湾のクルーズ船でテロ想定の訓練11月19日 11時20分
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パリの同時テロ事件でテロへの警戒が強まるなか、東京湾のクルーズ船にテロリストが爆発物を持って乗り込んだという想定で、警視庁や船の運航会社などが訓練を行いました。
訓練は、来年の「伊勢志摩サミット」や5年後の東京オリンピックなどに向けて、テロ対策を強化しようと行われ、東京・港区の東京湾のふ頭には、警視庁やクルーズ船の運航会社の担当者らおよそ80人が集まりました。
訓練は、クルーズ船にテロリスト2人が爆発物を持って乗り込んだという想定で始まりました。テロリストが乗客を人質にとって拳銃を発砲しながら抵抗すると、港にいる警察官が説得を続けて注意を引きつけ、その隙に警視庁の銃器対策部隊が船内に潜入し、背後からテロリスト1人に近づき、制圧していました。残る1人も警備犬が飛びかかって取り押さえ、このあと爆発物を処理する作業も行われました。
警視庁の三田警察署の山口育也署長は、「海上交通の警備では船の運航会社との連携が欠かせない。訓練を重ね、テロへの危機意識を高めていきたい」と話していました。
訓練は、クルーズ船にテロリスト2人が爆発物を持って乗り込んだという想定で始まりました。テロリストが乗客を人質にとって拳銃を発砲しながら抵抗すると、港にいる警察官が説得を続けて注意を引きつけ、その隙に警視庁の銃器対策部隊が船内に潜入し、背後からテロリスト1人に近づき、制圧していました。残る1人も警備犬が飛びかかって取り押さえ、このあと爆発物を処理する作業も行われました。
警視庁の三田警察署の山口育也署長は、「海上交通の警備では船の運航会社との連携が欠かせない。訓練を重ね、テロへの危機意識を高めていきたい」と話していました。