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姉を置き去り「震災で自宅全壊 希望なくした」11月19日 6時55分
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4年前、千葉県君津市の山林に足が不自由な姉を置き去りにしたとして、18日に逮捕された63歳の弟が、「東日本大震災で自宅が全壊したことで、将来に希望が持てなくなった。姉にパンを手渡して置き去りにした」と供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
4年前、君津市の山林に足が不自由な当時60歳の姉を置き去りにしたとして18日、千葉県香取市の無職、黒川勝雄容疑者(63)が、保護責任者遺棄の疑いで逮捕されました。姉は、置き去りにしたとされる現場近くの川で、死亡しているのが見つかり、死因は水死でした。
警察の調べによりますと、黒川容疑者は「東日本大震災で自宅が全壊し、姉の面倒が煩わしくなった」と供述しているということですが、「自宅が壊れたことで、将来に希望が持てなくなった。姉を置き去りにしたあと、自分も死ぬつもりだった」と供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
さらに当時の状況について、「タクシーで現場近くに向かい、姉を支えながら山の中に入った。パンが入った袋を手渡してから置き去りにした」と供述しているということで、警察は、詳しい動機やいきさつを調べています。
警察の調べによりますと、黒川容疑者は「東日本大震災で自宅が全壊し、姉の面倒が煩わしくなった」と供述しているということですが、「自宅が壊れたことで、将来に希望が持てなくなった。姉を置き去りにしたあと、自分も死ぬつもりだった」と供述していることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
さらに当時の状況について、「タクシーで現場近くに向かい、姉を支えながら山の中に入った。パンが入った袋を手渡してから置き去りにした」と供述しているということで、警察は、詳しい動機やいきさつを調べています。