スウェーデンなど北欧各国 テロへの警戒強化

11月19日 10時53分

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スウェーデン政府は、スウェーデンに対するテロが計画されている可能性を示す情報を入手したなどとして、１８日、テロへの警戒レベルを１段階引き上げ、北欧の各国はテロに対する警戒を強めています。

スウェーデンの治安当局の責任者は１８日、記者会見を開き、テロへの警戒レベルを５段階のうち上から２番目に、１段階引き上げたと発表しました。
その理由について治安当局の責任者は、詳細は明らかにしませんでしたが、スウェーデンに対するテロが計画されている可能性を示す具体的な情報を入手したと説明しました。
また、テロを準備している疑いで１人の男の逮捕状を取り、行方を捜査しているということです。
スウェーデンは、中東やアフリカなどから難民や移民を積極的に受け入れてきましたが、シリアやイラクで過激派組織ＩＳ＝イスラミックステートに加わった人物が入国することへの警戒を強め、先週から国境で入国審査を始めました。
また、隣国のデンマークも１８日、テロへの警戒レベルを上から２番目に１段階引き上げるなど、フランスのパリで同時テロ事件が起きて以降、北欧の各国はテロに対する警戒を強めています。