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仏駐日大使 対テロで日仏連携に期待11月18日 20時51分
パリの同時テロ事件を受けて、フランスのティエリー・ダナ駐日大使が記者会見を行い、テロとの闘いで日本とフランスの連携に期待を示すとともに、観光への影響が長期化しないよう治安の維持に努力している立場をアピールしました。
フランスのティエリー・ダナ駐日大使は18日、都内で記者会見を行い、パリで起きた同時テロ事件について「日本政府やさまざまな機関からフランスへの連帯を示してもらっている」と述べ、感謝の意を表しました。そして、「フランス軍が軍事作戦を行っている中東と日本は地理的に離れているが、サイバーテロや資金洗浄の分野で協力できると思う」と述べて、テロとの闘いで日本とフランスの連携に期待を示しました。
一方で、パリ近郊で18日も激しい銃撃戦が起きるなど、同時テロ事件のあと治安の悪化が懸念されていることについて、「フランスはリスクの高い国になったと思う。日本人などがフランスへの観光を当面取りやめるのは当然だ」と述べました。そのうえで、「悲惨な出来事があったが、皆さんが愛してやまないフランスは、まだそこにある。治安維持のために努力をしているので、観光を控える傾向が一時的なものになることを望んでいる」と述べて、観光への影響が長期化しないよう治安の維持に努力しているフランス政府の立場をアピールしました。
一方で、パリ近郊で18日も激しい銃撃戦が起きるなど、同時テロ事件のあと治安の悪化が懸念されていることについて、「フランスはリスクの高い国になったと思う。日本人などがフランスへの観光を当面取りやめるのは当然だ」と述べました。そのうえで、「悲惨な出来事があったが、皆さんが愛してやまないフランスは、まだそこにある。治安維持のために努力をしているので、観光を控える傾向が一時的なものになることを望んでいる」と述べて、観光への影響が長期化しないよう治安の維持に努力しているフランス政府の立場をアピールしました。