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ベルギー 容疑者が暮らした地区で犠牲者の追悼集会
11月19日 6時30分

ベルギー 容疑者が暮らした地区で犠牲者の追悼集会
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パリで起きた同時テロ事件の容疑者少なくとも2人が暮らしていた、ベルギーの首都ブリュッセルのモレンベーク地区で18日、住民たちが事件で亡くなった市民を追悼する集会を開き、主催者は「私たちはテロに反対している。この地区の人のすべてがテロリストではない」と訴えました。
モレンベーク地区の中心部にある広場で行われた追悼集会には、およそ2000人が参加し、同時テロ事件の犠牲者に黙とうをささげました。モレンベーク地区で生まれ育ったという女性は「この地区の人たちは平和な暮らしを願っている。罪のない人たちが亡くなったことにショックを受けているし、心を痛めている」と話していました。また主催者の1人は「私たちはテロに反対し、平和のために団結している。この地区の人のすべてがテロリストではないと伝えたい」などと話し、そうした内容を盛り込んだ声明文を訪れた人に配るなどして、理解を求めていました。
一方、会場の入り口では、不審物が持ち込まれていないか、警察官が訪れる人の検査を徹底していて、安全対策に神経をとがらせている様子もうかがえました。

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