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仏銃撃戦 8人拘束も重要容疑者確認できず11月19日 5時10分
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フランスのパリで起きた同時テロ事件の捜査に当たっている検察当局は、パリ近郊で18日に発生した警察と武装グループとの銃撃戦で、武装グループの少なくとも2人が死亡し8人を拘束したことを明らかにしました。一方、潜伏の情報があった、同時テロ事件に深く関わった疑いのある男は今のところ確認できず、今後、死亡したメンバーの遺体の身元を調べるとしています。
パリの北にあるサンドニで、18日早朝、フランスの警察の特殊部隊が商店街にある建物に捜索に入り、武装グループとの間で激しい銃撃戦が起きました。この銃撃戦について、パリの検察当局は日本時間の19日未明、会見を開き、テロリストたちを制圧することができたとしたうえで、武装グループのメンバー少なくとも2人の遺体が見つかったほか男女8人を拘束したことを明らかにしました。
一方、この建物にはシリアで過激派組織IS=イスラミックステートに加わり、同時テロ事件に深くかかわった疑いのあるモロッコ系ベルギー人、アブデルアミド・アバウード容疑者が潜伏しているという情報があったということですが、拘束した8人の中にこの男は含まれていないということです。検察では今後、死亡したメンバーの中にこの男がいないか身元の確認を進めるとしています。
今回の銃撃戦について検察は「5000発を超える銃弾を警察は使った。現場は非常に厳しい状況で、武装グループの1人の自爆で建物の3階の床は崩れてしまった」と説明しました。
一方、この建物にはシリアで過激派組織IS=イスラミックステートに加わり、同時テロ事件に深くかかわった疑いのあるモロッコ系ベルギー人、アブデルアミド・アバウード容疑者が潜伏しているという情報があったということですが、拘束した8人の中にこの男は含まれていないということです。検察では今後、死亡したメンバーの中にこの男がいないか身元の確認を進めるとしています。
今回の銃撃戦について検察は「5000発を超える銃弾を警察は使った。現場は非常に厳しい状況で、武装グループの1人の自爆で建物の3階の床は崩れてしまった」と説明しました。