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【プロ野球】

侍ジャパン きょう準決勝・韓国戦 大谷、再び快投見せる

2015年11月19日 紙面から

韓国戦に先発する大谷はキャッチボールで汗を流す

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 日の丸戦士がベストナインをジャックだ!! 初の国際大会「プレミア12」を戦う侍ジャパンは18日、台北から羽田空港へ帰国。19日の準決勝・韓国戦の決戦の地・東京ドームでナイター練習した。小久保裕紀監督(44)は平田良介外野手(27)のラッキーボーイぶりに目を細め、一人でも多い侍戦士のベストナイン選出を熱望した。

    ◇

 約200人のファンが待ち受ける羽田空港、侍ジャパンのメンバーが9日ぶりに日本の地を踏んだ。大谷も無数のフラッシュを浴びながら、表情を崩さずにバスへと乗り込む。宿敵・韓国との再戦へ緊張感が高まっていた。

 小久保監督が「今季の成績を見ても、誰もが納得するのが大谷」と、強敵となる韓国代表との一戦を託された。前日の練習後は「気持ちで負けないように、一人一人に集中したい。(日本の)攻撃よりも1点でも少なければ勝てるので」と気持ちで立ち向かっていく思いを強調した。

 8日の開幕・韓国戦(札幌ドーム)では、6イニングを無失点、10奪三振の快投で強力打線を封じた。相手はリベンジに燃えている。それは大谷も承知している。

 「僕も一人一人の打者の印象がある。持っているものを出せれば、特に変えることはない」

 自らのベストを出し尽くし、今回も並み居る強打者をねじ伏せる考えだ。

 韓国戦の展望について、指揮官は「大谷が試合をつくってくれるかが、(勝利の)条件。大谷が抑えるのが一番いい。そこから後ろの投手に、どうつなぐか」と話していた。再び見せる快投で、大谷が侍を決勝へ導く。 (中田康博)

 

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