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パリ近郊、テロ首謀者潜伏か 銃撃戦で2人死亡7人拘束

朝日新聞デジタル 11月18日(水)21時37分配信

 フランスのパリ近郊サンドニで18日午前4時20分(日本時間同日午後0時20分)ごろ、仏警官隊が同時多発テロの犯行グループの拠点とみられるアパートに踏み込んだ。銃撃戦で容疑者2人が死亡し、警察は7人の身柄を拘束した。ただ、アパートに潜伏中とみられた首謀者とされるベルギー人、アブデルアミド・アバウド容疑者(27)が逃亡中なのか、死亡したのかは、当局は明らかにしていない。

 政府広報官は午前10時45分ごろ、作戦の終了を宣言した。仏検察の捜査責任者は、通信記録や複数の証言などからアバウド容疑者が潜伏している可能性が高いと判断し、捜索に踏み切ったことを明らかにした。

 仏メディアの報道によると、13日夜にテロの現場となったパリ中心部のコンサートホール付近で、実行犯のものとみられる携帯電話が見つかり、拠点の割り出しにつながったという。

 警察は、このアパートの捜索で自爆した女がアバウド容疑者をかくまっていたとみて、前日からアパートを監視していたという。女は爆弾を仕込んだベストを着ていた。

朝日新聞社

最終更新:11月19日(木)1時12分

朝日新聞デジタル

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