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【巨人】打撃改造臨時キャンプ、若手4人限定「内田塾」開講

2015年11月19日6時0分  スポーツ報知
  • 内田コーチ(71)の指導を受ける橋本
  • 打撃練習する中井

 由伸巨人が秋季宮崎キャンプ終了後、G球場で“おかわりキャンプ”を実施することが18日、明らかになった。対象となるのは、打撃フォーム改造中の大田、橋本、小林、中井の4人限定。名伯楽として知られる内田打撃コーチが付き添い、25~27日の3日間、内田塾が“臨時開講”される。

 来季のレギュラー定着へ、つかみかけている新フォームを、体に覚えさせることが目的だ。内田コーチは「仕上げというよりも、(12月の)自主練習に入る前のチェック。春のキャンプで、また一からスタートでは勝負にならない」と説明した。コーチングするのは毎日1時間程度で、その後は各自が課題を考えながらバットを振るための時間にあてるという。

 大田は現在、力みが強いフォームからの脱却を目指し、構えるときのグリップ位置を低くした脱力フォームへの改造に取り組んでいる。キャンプ第2クール初日の12日から始めたばかりで、感覚はつかみきれていない。「まだしっくりきていない。そんなに簡単には変えられないと思うので、もっともっと量を振る中で定着させていきたい」。この日も居残りでマシンを打ち込むなど、連日1000スイング近くの猛練習を繰り返している。

 橋本はバットの出し方を試行錯誤していて、「どういう形が一番いいのか定まっていないので、そこを固めていきたい」。打力アップが急務な小林、1軍定着を狙う中井も打撃改造中で、臨時の「内田ゼミ」でオフ期間の道筋をはっきりさせたいところだ。秋季キャンプは20日に打ち上げ予定。23日には東京Dでファンフェスタも行われるが、若武者たちに休む暇はない。

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