ボジョレ解禁!2009年に匹敵する「当たり年」
2015年11月19日0時33分 スポーツ報知
フランス産ワインの新酒「ボジョレ・ヌーボー」が19日午前0時に解禁された。ことしは天候に恵まれ、「当たり年」の2009年に匹敵する出来だ。流通大手や専門店はワイン人口の拡大に合わせ、味わいを重視した銘柄を増やす。
フランス食品振興会は「暑さと歴史的な日照量でブドウが成熟し、果実味が豊かな素晴らしい出来栄え」と太鼓判を押す。
イオンは1本1280円(税抜き)のワインを売り場の看板商品に据える。昨年は900円台(同)が中心だったが、広報担当者は「もっとおいしいものを飲みたいという声に応え、品ぞろえを充実させた」と話す。
ワイン専門店のヴィノスやまざき(静岡市)では、3000円を超える比較的高い商品に予約が集中している。
アサヒグループホールディングスの推計では、今年のボジョレの総輸入量は前年比10%減の486万リットルにとどまる見通しだ。