香川真司や長友佑都などの海外での活躍で、また人気が増している印象のサッカー。「日本代表の試合が放送されていたら見る」という人は多いと思いますが、中には「実は今ひとつ楽しみ方が分からない」という人もいるでしょう。教えて!gooにも次のような質問が寄せられていました。
「サッカーの魅力」
質問者のalterd1953さんは自称「サッカー観戦初心者」。しかし2006年ドイツW杯でサッカーの面白さに目覚め、今ではめぼしい試合はたいがい観ているそう。そしてサッカーの魅力として下記のような要素を挙げています。
・1点の重み
・攻守がいつ切り替わるか分からないスリル
・長い縦パスが通ったときの快感
・ボールを持っていない選手のポジショニングの妙
そして上記の例に続き「ほかにサッカーの魅力がより分かる見方を教えてください」と問いかけています。
それでは寄せられた回答を見ていきましょう。
■「監督の視点」で見るという方も
まずはJリーグのジュビロ磐田ファンというmylife22さんの回答。
「『センターバックのロングフィードが前線に渡ったとき』『サポーターの応援』『ゴールを決めた選手のガッツポーズ』『球際の競り合い』などに魅力を感じます!」
難しいことは考えず、スタジアムでチームを応援し、ゴールが決まったら選手と喜びを分かち合う…というのは、サポーターらしいサッカーの楽しみ方ですね。
次はma_hさんのサッカーの魅力の根源に迫る回答。
「一番の魅力は『ルールが簡単』というところです。細かなルールは当然あるのですが、全てのルールを挙げてもたった17条しかありません。つまり、どんなにサッカーを知らない人でも、『手を使わずにゴールにボールをけり込めば1点』ということだけおさえておけば、見ることもプレーすることもできます」
たしかにルールのみを見ると、野球などと比べても圧倒的に単純ですね。だからワールドカップのときなども、老若男女の多くの国民が熱狂できるのかもしれません。
tnweareyoungさんは、ちょっとサッカー通になれる楽しみ方を紹介。
「私はときどき『監督の視点』でサッカーを見ます。まずはスタメンから、『攻撃的に行くのか・守備的に行くのか』など、監督が試合をどう進めたいのかが見えてきます。試合が始まったら『自分ならここで選手交替をするな』『あそこの2人の距離がつまりすぎだな』などと考えます。私が思ったことと実際の監督の行動が一致すると嬉しくなります」
自分がチームを指揮できる立場…と思い込んで見れば、結果的にサッカーを深く知ることができそうですね。「なんで選手交代しないんだよ!」などと監督の采配にケチを付けるのも、この「監督の視点」でサッカーを見る方法の一種なのかもしれません。
最後にyardbirdsさんの回答を紹介。
「自分はJリーグ開幕の頃からサッカーに興味を持ち始め、今は50代半ばの年寄りですが、いまだに『にわか』サッカーファンです。(中略)…サッカーの魅力は、自分のひいきチームが勝つことにあり!!」
応援するチームさえあれば、たとえ「にわか」でもOKだし楽しめる…というのは一理あるかもしれませんね。サッカーに興味がある人は、まず応援するチームを決めてみましょう!