今回はおつまみに最高、調理もお手軽な「ポテサラ餃子」を作ってみました。新感覚でおいしいですよ! 肉々しさはゼロですが、これはこれで……アリ!
まるで私の手柄のように書くわけにはいきません。もとはと言えば今回紹介する「ポテトサラダ餃子」は、キリンの公式サイトのレシピコーナー「週イチごはん」で紹介されていたお手軽料理で、フードコーディネーターの齋藤優さんが提供したレシピです。
それを「作ってみた」レポート。今回はそんな主旨です。
材料は餃子の皮、ポテトサラダ、プロセスチーズ、粒マスタード、はちみつ。たったこれだけです。
粒マスタードとはちみつは、餃子のタレとして使う「ハニーマスタード」の材料です。どちらも分量は大さじ2。
餃子なのにあまじょっぱいハニーマスタードをつけて食べる。すごく違和感がありますが、今回の餃子の餡は「ポテサラ」。通常の餃子ではないのです。
★本来手間のかかる餃子の餡をポテサラで代用するのがミソ
120gのポテトサラダに、5mm角に切ったプロセスチーズ30g分(ベビーチーズなら2個分)を混ぜ、
あとは餃子の皮で包むだけ。行程が短くて良いですね。
通常は野菜を切ったりする手間がかかる餃子の餡ですが、スーパーや惣菜屋さんで買って来たポテサラをそのまま使えるのが楽チン過ぎる。
もちろんポテサラを自分で作る場合も、余った分を翌日、このツマミ一品にすればいいじゃないですか。残り物を余さず利用する、そんなアイデアレシピでもあります。
はい、準備は完了。あとは焼くだけです。ここでも餡がポテサラであることがお手軽度を高めます。
本来の餃子は、餡が豚肉。きちんと火が通らねば食べられませんが、これは餡がポテトサラダとチーズです。皮に焦げ目がつく程度の焼きで良い。火が完全に通る必要ないですからね。
サラダ油を引いたフライパンに並べて焼いて、皮の焦げ目が付いたところで……
フタをして、餃子の皮の色味が変われば、完成です。
ここまでの行程が、「週イチごはん」でのレシピ。あとは最初に作ったハニーマスタードを付けて食べればOK。
ですがちょっとここで注意。
「週イチごはん」でのレシピでは……
火の通りを気にする必要がないので、餃子の皮にこんがり焼き色がつけばできあがり!
本来の餃子は、皮のヒダまでもちもちと仕上げるために水や湯を差しますが、「ポテサラ餃子」は楽チンレシピゆえに、その過程は省かれています。(餡が肉ではなく、既に火の通ったジャガイモを利用しているため。)
なので、多少皮にも火を通すために、フライパンのフタをする時は、小さじ一杯程度の水を入れて蒸し焼きの過程も加えたほうが良いかもしれません。
★おかずではなく、確かにツマミ!
というわけで、完成した「ポテトサラダ餃子」。マヨネーズ主体の味わいのポテサラ餡に、ハニーマスタードのタレをからめて食べれば、ああ、これは麦のジュースを飲みたくなるw
ファーストフード店でチキンナゲットを頼んだ時付いてくる「ハニーマスタードソース」が余ったら、ついついフライドポテトに付けて食べたくなる。この「ポテサラ餃子」には、あのジャンクさに近いものがあります。
なお、先日紹介した「黒豆枝豆」とセットでいただきました。良い晩酌でした。ごちそうさまでした。
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