熱海版 2015年11月14日
熱海市立桃山小(山田勲校長、児童42人)は13日、同校体育館で創立60周年記念式典を行った。児童、教職員、保護者、住民ら約110人が出席。地域と共に歩んだ歴史を振り返り、発展への誓いを新たにした。
山田校長は「桃山小で学んで良かったと言える立派な大人になってほしい。学校教育目標『将来を見つめ、夢に向かってチャレンジする子』の育成に向けて取り組んでいく」などとあいさつ。三枝佐斗志PTA会長は「先人の努力の積み重ねにより今日に至っている。70、80年と歴史を積み重ねてほしい」と述べた。来賓の杉山利勝市議会議長、三田光行教育長、藤曲敬宏県議が祝いの言葉を贈った。
児童を代表し、菊地彩那児童会長は「歴史と伝統を受け継ぎ、先生、保護者、地域の人、先輩たちと力を合わせ、新しい桃山小をつくり上げていきたい」と決意を述べた。児童全員で歌を披露。「ドリーム&ドリーム」と校歌を伸びやかに歌った。
式典の前には、児童全員が7年前に運動会の表現運動として誕生したダンス「桃山スリーナイン」を元気いっぱい踊った。
同校は1956年に創立。キャリア教育全国表彰、給食優良校文部大臣賞など数々の賞を受けているほか、2011年には3分間8の字跳びでギネス記録(461回)を達成した。卒業生は2374人に上る。
【写説】校歌を斉唱する児童たち=桃山小