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簡単な2つさえ覚えればOK!日本酒の種類の覚え方

 
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日本酒の種類ってたくさんありますよね。これらは特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)と言われ、基本的なものを挙げると下記があります。
 
純米酒
純米吟醸酒
純米大吟醸酒
吟醸酒
大吟醸酒
本醸造酒
 
。。。これだけ見ると全然わかりませんよね。でもこれらには簡単な覚え方があります。ポイントは2つで「米と水で造られているか」「米は削られてるか」だけです。見てみましょう!
 
 

1、その日本酒は米と水だけで造られている?

基本的に日本酒は米と水で造られますが、米と水以外の「醸造アルコール(人口添加物)」が添加されている種類もあります。米と水だけで造られている日本酒には「純米(じゅんまい)」が付きます。
 
 

2、その日本酒はお米が削られてる?

お米は芯に近づくほど、でんぷんが強くなります。そのため日本酒はお米の表面の部分を削ってしまい、芯に近い良い部分だけ使います。普通は3割程度しか削りませんが、なんとお米を4割以上も削り、特別に吟味をして低温じっくり造った日本酒があります。
 
この造り方でお米を4割削ると「吟醸(ぎんじょう)」が付きます。半分以上削ったものは「大吟醸(だいぎんじょう)」になります。果物のような香りが楽しめるのが特徴で、米の本当に良い部分だけ使用しているので良い値段がします…。
 
 
これらを踏まえて早速、上にあった難しそうな種類を見てみましょう!
 
 
純米酒・・・米、水 →米本来の香りが楽しめる
純米吟醸酒・・・米(4割削ったもの)、水 →米本来の甘味、果物のような香りがある
純米大吟醸酒・・・米(5割以上削ったもの)、水 →米本来の甘味、果物のような香りが高い
吟醸酒・・・米(4割削ったもの)、水、醸造アルコール →果物のような香りがある
大吟醸酒・・・米(5割以上削ったもの)、水、醸造アルコール →果物のような香りが高い
本醸造酒・・・米、水、醸造アルコール →サラサラしすぎず、コクも若干弱い
 
 
いかがですか?少し意味が理解できたかと思います。難しそうな日本酒の特定名称酒ですが、簡単なポイントは2つだけです。若い方には純米吟醸系(削った米と水。香りが良い)が好まれており、年配の方には本醸造系(米、水、醸造アルコール)が好まれていることが多いです。
 
 

他にも種類はあります

特殊な例で「原酒(げんしゅ)」があります。通常、日本酒ってアルコール度数が高いのですが、水を加えて薄めてアルコール度数を調節しています。そこで水を加えていないものが「原酒(げんしゅ)」です。薄めていないのでアルコール度数は20度近く、通常の日本酒に比べると高めです。
 
また「生酒(なまざけ)」があります。日本酒は防腐対策の為、通常は二回加熱処理(火入れ)を行うのが一般的です。それなかでも火入れがされていない生の日本酒もあります。火入れをしないものや、一回しか火入れしない日本酒には「生(なま)」が付きます。
 
 
他にも特別本醸造、特別純米酒とありますが、結構ややこしいので上記2ポイントだけで、日本酒の大きな違いはわかるはずです。もっと踏み込みたい方は、また別記事で紹介しますね。
 
 
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Ota-ma

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NOMOOOの中の人。NOMOOOを通して、業界を盛り上げていきたいと思ってます。ビールと日本酒が好きです。よく猫顔と言われます。
  

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