なんやかんやで昔のウルトラマン、とはいっても昭和ではなく平成シリーズを見直していたりするわけでござーますが。そんな感じで、平成セブンを全部見たり、ULTRASEVEN Xを一緒に見たりとか、なんか、そういう感じで。ネクサス、ティガ、マックスを見直して、そして、メビウスを見直す。とか、そういう順序で。間にヒカリサーガとか入れてるんですけどね。でも、ヒカリサーガ、小倉裕子がいろいろとおもしろすぎて笑っちゃうんですが。いたってまじめな話なのに。そこは、どうでもいいか。
まぁ、だからなんだ。って話なわけですけどね。
そういうことで、ULTRASEVEN Xを、今日は書いていこうかなーとか、そういうことを思ったり。
深夜の特撮で某ライダーのプロデューサーである白倉がやたら馬鹿にしていた作品とでもいうべきか。
とはいえ、マーキンド星人の話とか、結構、個人的には好きだったりするわけです。
今は、マーキンド星人の話に至っては、あれですがね。仮面ライダーゴーストの脚本を書いていたりしますが、なぜ、仮面ライダーゴーストはああなってしまったのか。なんて疑問も、そこにはあったりするわけで。
そんなこんなで、1クールで、よく、ここまでコンパクトにまとめたな。と……
いや、小説版も含めて楽しいわけですけどね。
そして、人の愚かさやら、そういう黒い部分を描いた作品とでもいうべきか。
つながった謎とか、まぁ、そんな大したものじゃないし、予想通りなんだけど、むしろ、その程度の軽さがあるからエンターテイメントとしても面白いし、正直、1話と終盤だけ見れば他は見なくても謎がわかる構成なんだけど、でも、その間のサブエピードをなす物語が非常に楽しいのです。
ってか、ウルトラマンギンガも、こうしておけばよかったのにね。あれは1クールで納められない謎をちりばめすぎたのと同時に、明かさずにギンガSでも扱わず、そのまま終わらせちゃった罪がありますけどね。
って、なんか、そういう風に思った。
ジンがすごい好きなんですよねー。セブンといえばダンっていう人もいるだろうけど。これで、セブンに変身した人は、これで3人めなわけですがね。
さて、まぁ、面白い話がサブエピソードが多いね。
たとえば、さっき言ったマーキンド星人とかね。
ULTRASEVEN Xのマーキンド星人の話で、こう夢も希望もなくて、とりあえず明日の食えるだけの金が欲しい。って言う人たちが集まって、侵略兵器に手を貸す話とか、ああいうのスゲー好き。
宇宙人がいるのにスゲー現実的だよね。
なぜって、今の人類、金を得るためならそういうことをする人、平然といそうだから。
「私を倒すならあのホープレスたちも倒すんだろうな。侵略に手を貸す人間、彼らも同罪だ」
「何も知らないお前にいい事を教えてやろう。あの装置を作るよう私に依頼したのは……. 人間 だ」
「地球の滅亡に手を貸す人間、自らの命を売りに出す人間…お前はそんな連中のために戦うのか?」ここでセブンが何も答えられずに詰まってしまう演出がスゲー良いの。スゲー好きなの。まぁ、それでも侵略兵器を作るのは許せないから一撃ですぱーんしちゃうわけですがね。
そんな感じで、そういう深夜だからできる黒い部分を思い切り前に出したULTRASEVEN X……また、見直そう。
そんな感じで終わり。