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１２０人以上が死亡した、フランス・パリの同時多発テロで、検察当局は１４日、会見し、３つのグループが連携して、３０分の間に次々と襲撃した、組織的な犯行との見方を示しました。
これは、事件現場の一つの劇場が襲撃された直後に撮影された新たな映像です。
劇場の外に複数の人が倒れ込んでいます。
爆発音が響き、緊迫した状況の中、劇場内の様子をうかがう警察官の姿も確認できます。
この劇場では、８９人が死亡しました。
パリでは１３日、３０分の間に６か所で、合計８件の爆発や銃撃が起き、１２９人が死亡しました。
検察当局は、サッカースタジアムと市内のレストランで起きた自爆テロは、同じ自爆装置が使われていたと明らかにし、組織的な犯行だったとの見方を示しました。
一方、容疑者の身元について、劇場を襲撃したのは２９歳のフランス人で、イスラム原理主義者として、当局に把握されていたことが分かりました。
また、サッカースタジアムで自爆した容疑者の遺体の近くでは、シリアのパスポートが見つかったということです。
ロイター通信によりますと、ギリシャ政府は、このシリアのパスポートを持った容疑者が先月、エーゲ海の島を経由して、ギリシャ国内を通過していたことを明らかにしました。
一方、隣国ベルギーのテレビ局は、警察が首都ブリュッセルで同時テロ事件と関連があると見られる５人を逮捕したと伝えています。
向こうから走ってきた男は、この辺りで警察官に取り押さえられました。
辺りの道路や地下鉄は、３時間近くにわたり封鎖されたということです。
捜査当局は、2015/11/15(日) 11:50〜12:00
読売テレビ１
ＮＮＮ ストレイトニュース[字]
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