当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫日本時間今日午後フランス・ボルドー現地の早朝。
フィギュアスケートグランプリシリーズフランス大会の中止から一夜明け日本の宇野昌磨選手村上佳菜子選手らが帰国のため現地を出発しました。
こちらは前日の様子です。
パリの同時多発テロを受け大会はフリーを残し中止が決まるという異例の事態に。
多くの関係者、選手が涙を流し心を痛めていました。
一方、村上大介選手はひと足早く練習拠点のアメリカへ。
これまで2試合会心の演技を見せてくれました。
日程を早め帰路に就いた日本の選手たち。
その表情に笑顔はありませんが次なる戦いへ、気持ちを懸命に切り替えています。
つらく、悲しい出来事を乗り越えてまだまだ続くシーズン。
ファイナルへと続く歩みを進めていきます。
≫フランス大会ショートプログラム。
≫見事に決めました。
≫いや、すごい。
≫やりました、宇野昌磨。
≫シリーズ2戦目となる宇野昌磨が圧巻の演技で首位に立つと…。
カナダ大会で表彰台に上がった村上大介も3位につけ存在感を見せつけた。
宇野、村上だけではない。
今シーズンのグランプリシリーズ開幕戦からすべての大会で日本勢が表彰台に上がり大きな躍進を見せている。
≫なんという選手なのか。
この笑顔が帰ってきました浅田真央。
≫し烈を極めグランプリファイナル出場権をかけた戦い。
果たしてこの厳しいサバイバルを勝ち抜きファイナルへの切符を勝ち取るのは誰なのか。
オリンピック金メダリスト羽生結弦。
ファイナル3連覇を目指すプログラム制作現場に独占密着。
≫2年ぶりのグランプリシリーズに帰ってきた浅田真央の第2章。
世界最高難度のプログラムへの挑戦。
≫そして、それぞれの思いを胸にファイナルを目指すスケーターたち。
≫皆さん、こんばんは。
グランプリシリーズ第4戦フランス大会。
フリーの競技はパリで起きた同時多発テロにより中止が決まりました。
ただ、今夜は緊急生放送としてグランプリシリーズの魅力をたっぷり皆さんにお伝えしていきたいと思います。
織田さん、荒川さんよろしくお願いします。
≫よろしくお願いします。
≫さあ、それではまずは日本勢が大活躍しましたフランス大会のショートプログラム。
そして、現地フランスの最新情報です。
≫映画「ムーラン・ルージュ」より「ロクサーヌのタンゴ」。
最初のジャンプ。
≫ステップからトリプルフリップ。
いい出だしになりました。
≫ジャンプが終わったあとにこういうふうに直ちに演技に移行するというのは非常に演技構成点における重要なポイントです。
≫流れがありました。
村上は昨シーズンは非常に苦しいシーズンを過ごしました。
その中で、試合が怖いと思うようになったと話す村上。
ただ、強い気持ちでもって今日もこのショートプログラム臨んでほしい。
大事なコンビネーションジャンプ。
≫トリプルトウループトリプルトウループ。
≫決まりました。
さあ、最後は絶対に決めたいと話す…。
ダブルアクセルがシングルになってしまいました。
≫ステップシークエンス。
≫ここまで、片足でターンを繰り返していたんですけどステップが上手じゃないとこういうのはなかなかできないです。
≫本人も一番の見せ場と語る壮大な曲に乗せたステップです。
表情にも力が入ります。
≫注目の男子ショート宇野昌磨≫今大会優勝候補の1人アメリカグレイシー・ゴールド。
先日のアメリカ大会では2位でした。
このフランス大会で優勝すれば女子一番乗りでグランプリファイナル進出が決まります。
今シーズンのグレイシー・ゴールドショートはタンゴです。
「エル・チョクロ」。
まずは、アメリカ大会でショート、フリーともに完璧に決めた高難度のコンビネーションジャンプです。
≫トリプルルッツトリプルトウループ。
≫安定感があります。
≫レイバックスピン。
ポジショニングが非常に美しいですね。
フライングキャメルスピン。
≫まだ20歳ですが円熟味を帯びたそんな印象のある演技です。
そんな演技も後半に入ります。
あとジャンプは2つ。
≫ステップからトリプルフリップ。
≫アメリカ大会ではミスが出たジャンプでしたがここはうまく次のジャンプにもつながっていきそうです。
≫ダブルアクセル。
≫決めました。
さあ、ジャンプはすべて終わりました。
ここからはグレイシー・ゴールドの世界にじっくりと浸っていきましょう。
≫体の動きがいいですね。
キレがあります。
≫昨シーズンのゴールドはアメリカ大会で3位NHK杯ではシリーズ初優勝。
初めてのグランプリファイナル出場を決めたんですがその後、怪我でファイナル出場を辞退しました。
今年こそ、初めてのグランプリファイナル出場を目指すゴールド。
≫コンビネーションスピン。
≫見事な演技。
やりましたグレイシー・ゴールド。
初めてのグランプリファイナル進出へ会心のショートプログラムを見せました。
≫ゴールド選手はすごくかっこ良かったですね。
≫かっこ良かったですね。
≫そして、ロシアの17歳リプニツカヤは演技冒頭のコンビネーションジャンプをしっかり決め、波に乗ると安定した演技を披露し2位に入った。
同じくロシア昨シーズンの女王トゥクタミシェワはトリプルアクセルに挑むも…。
転倒し、5位。
日本の今井遥は健闘するも9位。
女子はアメリカのゴールドがトップとなった。
一方の男子。
≫さあ、大きな歓声そして、日の丸が揺れています。
日本の村上大介、24歳。
年々、4回転の安定感も増してきました。
さあ、落ち着いて自分の演技が今大会もできるでしょうか。
日本の村上大介、24歳。
ショートの曲は「BringHimHome」。
冒頭は本人も絶対に決めたいと話した4回転サルコウから入ります。
≫4回転サルコウ見事でしたね。
≫見事に決めました!宣言どおり4回転を決めて次はトリプルアクセル。
≫いいトリプルアクセルですよ。
高さといい、幅といい。
フライングキャメルスピンですね。
インサイドエッジで回りました。
≫後半にはこちらも難しい3回転ルッツ、3回転ループのコンビネーションが控えています。
≫コンビネーションがつかなかったですね。
≫最後、後半のジャンプコンビネーションにすることができませんでした。
≫1回転のトウループはつけたのですが。
≫3回転、3回転を予定していました。
ただ、ここからはやわらかな雰囲気に会場を包む演技です。
≫グランプリファイナルについて世界で1つだけの大会出たいですときっぱりそう話した村上。
≫足換えのコンビネーションスピン。
≫村上大介ショート演じきりました。
カナダ大会のときは、小さくガッツポーズも出たんですが後半のコンビネーションにミスが出ました。
ただ、前半のジャンプは見事な村上のショートの演技でもありました。
その初戦のカナダ大会に続いてこのショートフランス大会はどうでしょうか。
80点台には乗せてきました。
村上大介、ショートの得点は80.24という得点。
≫このあと、宇野昌磨が衝撃の演技。
≫いつものように気持ちを込めてリンクに飛び出していきました。
シニアのグランプリシリーズデビュー2戦目。
やるだけのことはやってきましたそう話した宇野昌磨、17歳。
グランプリシリーズデビュー戦で2位。
本人も自信を携えて臨む今大会。
さあ、強い気持ちで演じきることができるでしょうか。
宇野昌磨、17歳。
ショートの曲は「LegendWorld」。
まずは大きな得点源トリプルアクセル。
≫イーグルからです。
トリプルアクセル。
≫決めてきた!初戦は表彰台に上がってファイナルへの思いがより強くなりましたと話しています。
≫フライングキャメルですね。
足換えシットスピンです。
≫さあ、初戦では転倒してしまった後半の4回転が控えています。
どうか。
≫まったく問題なしです。
≫見事に決めました!歓声が上がりました。
最後のコンビネーションです。
≫トリプルフリップトリプルトウループです。
≫今日はジャンプすばらしいジャンプです。
負けたくないという気持ちが自分を支えていますそう話した宇野昌磨。
このステップ、表現力にも磨きをかけてきました。
≫足換えコンビネーションスピンですけどこれ、スピンの入り方も難しい入り方しましたね。
いや、すごい。
≫やりました!宇野昌磨。
自身のデビュー2戦目のグランプリシリーズ。
晴れやかな笑顔で演技を終えました。
宇野昌磨の得点は89.56。
極めて高い得点パーソナルベストをマークしました。
本人も笑顔。
すばらしい演技でした。
≫本当にファイナルに行きたいという気持ちは強いですけれどでも、ショートの前でもそのことはあまり考えずに1本目のジャンプをどう跳ぶか、どんな気持ちで臨むかということをずっと集中して、集中して繰り返してきたのでやっと今シーズン初ショートでジャンプをすべて成功させることができたのでやっとという気持ちが一番強いです。
≫やっとというよりもすげえなと思っちゃったんですけど荒川さん、ショートって一番難しいと言われている中でのこの演技、どうでした?≫緊張感がうまく集中力につながっていたなというのが印象的でしたね。
≫緊張感がね。
≫あと、後半の4回転ジャンプを決めたということがすごく良かったのではないかなと思いますね。
回転もしっかり着氷できてそのあとも、この演技。
≫これ、アメリカ大会で失敗してしまったんですが今回成功して良かったなと思ったのですがジャッジの評価は、実はマイナスがついていたんですね。
何だろうなと思ってよく見たんですけれどこの単独のジャンプというのはステップから、直ちに跳ばなくてはいけないというルールがあってその前の跳ぶ前のステップが少し足りなかったかなと。
ここを密にしていくと評価はプラスがもらえると思うのでまだまだパーソナルベストから得点を伸ばせる余地がここにあるなと感じました。
≫俺はプラスあげる。
≫そして、カナダ大会優勝の元世界王者パトリック・チャンは…。
4回転、3回転のコンビネーションジャンプが…。
2回転、2回転になってしまう痛恨のミス。
トリプルアクセルでも手をついてしまうなど、冴えずまさかの5位。
2位になったのは4回転ジャンプを2度跳んだロシアのコフトゥン。
男子は宇野が1位村上が3位となった。
その翌日、選手たちを待ち受けていた予想だにしなかった運命。
≫フランス時間13日夜男子ショートが終わった直後。
ボルドーからおよそ500km離れたパリで同時テロが起きた。
衝撃的な事件から一夜明けた14日。
決戦のフリー当日。
午後から始まる本番に備え会場には公式練習を行う日本人選手の姿があった。
しかし、試合開始まで1時間を切った正午メイクをしたままの選手と関係者が急きょ会場の一室に集められた。
そして、大会主催者が苦渋の表情で語り始めた。
≫フランス全土で喪に服すため大会中止が決定。
選手や関係者に動揺が走った。
悲惨なテロで亡くなった犠牲者に哀悼の意を表し全員で黙祷。
そして…。
フランス国歌を歌い始めた。
≫地元・フランスのスケーターマエ・ベレニス・メイテは…。
≫また、グランプリシリーズ第2戦カナダ大会で優勝したパトリック・チャン。
今大会、表彰台に上がればグランプリファイナル進出が決定するはずだった。
前日のショートは5位に終わりフリーで巻き返しに挑もうとしていた。
≫大会会場では撤収作業が進められ入り口には大会中止を知らせる紙が貼られた。
試合開始1時間前の中止決定だけに会場には、すでに多くのファンが詰めかけていた。
≫試合に備えて、ホテルで待っていた日本人選手にも中止が伝えられた。
≫混乱と戸惑いの中フランスから出る方法を模索する。
一方、インターネット上には各国の選手がテロに対するメッセージを発信している。
≫色んなことを皆さん語っていましたけれど選手から見るとすべてのことをかけてこの試合にみんな臨んでいたわけじゃないですか。
この緊急事態によって出場できないというのはこれは本当に残念なことだと思いますよ。
ただ、その中でやっぱりスポーツにはフェアプレーというのがある。
そういう思いがあるからこそみんな心が1つになって前へ進んで行こうじゃないかとそういう気持ちも伝わってきたんですよね。
≫選手たちの言葉にそれが出ていましたよね。
そして、現地試合が行われました現地ボルドーには進藤さんが行っています。
進藤さん。
≫こちら日曜日の午後1時40分をまもなく迎えようというところです。
本来ですとこの時間エキシビションの開演直前ということで多くのお客さんでにぎわっている予定だったんですがご覧のように今日は人の姿はほとんどありません。
撤去作業もほとんど終わりまして会場の入り口に中止の貼り紙が残されているだけということです。
そして、こちらご覧ください。
今朝のフランス国内の最大発行部数を誇りますスポーツ紙なのですがこちらの見出しです。
日本語でフランスのスポーツが止まっていると書かれています。
中でもこの写真、リンクそして、今、私が立っている会場の入り口なのですけれどもフランス大会は写真付きで報じられるなど注目の高さというのはわかるかと思います。
≫進藤さんはずっと選手、関係者を見てたと思うんですがテロが起きてからこの中止が下るまで進藤さんにはどうやって見えていましたか?≫テロが起こったのがこちらの時間でおとといの夜9時から10時の間でした。
情報が人によって時間帯ずれました。
就寝前に知って不安の中で一夜を過ごした選手。
それから朝早い練習を控えていたために起きて、家族からのメールや関係者からの連絡で知ったという選手です。
ただ、いずれにしてもこの時点で試合はあるというふうに選手も、そして我々も思っていましたので悲しみの中硬い表情で練習に臨む姿は印象的でした。
そして中止の伝達なのですけれども突然、その時間に予定されていたペアの公式練習が中止されたんですね。
そして、10分から15分前に全員、場内にいる人は一室に集まってほしいということで知らされました。
すべての選手、関係者松岡さん、何よりも亡くなられた方のお祈りをしたいという思いであふれていました。
≫1つ、気になるのがたぶんフィギュアでショートプログラムで終わっちゃう大会って今までなかったと思うんですよ。
今回ショートのみでフリーが行われていないじゃないですか。
今大会の結果というのはどういう形になるんでしょうか?≫その点は、本当に選手たちもかなり気にしていました。
現状ですがショートプログラムの順位をそのままこの大会の順位にしてファイナルに進出するためのポイントに換算すると聞いています。
実際、今朝にかけて国際スケート連盟の担当者に改めて確認したんですが正式には理事会の承認を待つんだけれど現状はショートの順位をこの大会の順位、そしてファイナルへのポイントに換算するというふうに聞いています。
≫進藤さんありがとうございました。
今の話を聞くと宇野さんはこのままいくとグランプリファイナルに出場できそうな感じになるんですかね。
≫そうですね。
シニア本格参戦1年目でファイナル出場というのはすごいことだとは思うんですよ。
ご本人も複雑な心境だとは思います。
≫色んな思いがある中で…。
≫さあ、日本勢ここまで4大会すべてで大活躍という状況になっているんですが衝撃デビューあり復活優勝あり鬼気迫る王者の演技あり。
その裏側に迫りました。
≫今年7月2日京都市内に彼の姿があった。
羽生結弦、20歳。
多忙の合間を縫ってここまで足を運んだ。
≫向かった先は清明神社。
羽生がここを訪ねた理由。
それは新たなプログラムにかける並々ならぬ決意の表れだった。
プログラム制作スタートから完成までの道のり。
更に、狂言師・野村萬斎との…。
≫羽生結弦がこのプログラムに込めた知られざるこだわり。
羽生の今シーズンのフリー「SEIMEI」は笛や太鼓の音を取り入れた和がテーマ。
クラシックや洋楽に比べ曲調がシンプルな分より表現力が問われる。
羽生にとっては新境地だ。
≫プログラム作りの参考にしたのは映画「陰陽師」。
平安時代を舞台に野村萬斎演じる安倍晴明が都の転覆を企てる宿敵と戦う物語だ。
その安倍晴明が祭られているのが清明神社。
安倍晴明は平安時代中期当時の天文学から独自の陰陽道を確立。
その功績が朝廷にたたえられこの場所が作られたという。
羽生は今回の訪問で安倍晴明という人物をより深く理解しプログラム作りに反映したいと考えていた。
≫この日、神社に保管されている肖像画を特別に見せてもらうことができた。
≫伝説の陰陽師を訪ね羽生は気持ちを新たにしていた。
≫やはりやらせていただくに当たってちゃんとごあいさつしなきゃいけないなと思っていたのでそのごあいさつができて良かったなという面とあとは、晴明さんだけにとらわれるんじゃなくて自分ができる晴明さんのイメージ図というかイメージ像を表現できたらいいかなと思いました。
≫特別な思い入れを込めたプログラム。
羽生は、いくつものこだわりを持っていた。
その1つが、振り付け。
一緒に作り上げたのはシェイリーン・ボーン。
アイスダンスの元世界王者で引退後は振付師として活躍。
これまで、高橋大輔の「マンボメドレー」をはじめ数多くの傑作プログラムを手掛けてきた。
昨シーズン羽生の「オペラ座の怪人」を振り付けた人物でもある。
日本古来、陰陽師の世界観を表現するため経験豊富なボーンも映画を見て研究した。
≫この日2人が取り組んでいたのは演技序盤和太鼓の音に合わせて刻むステップのパート。
実は、映画「陰陽師」のあるワンシーンがベースになっていた。
それは、物語のクライマックス。
安倍晴明と宿敵の対決シーン。
晴明が軽快な身のこなしで相手を翻ろうし最後は、得意の術で宿敵を決壊に封じ込め倒す印象的な場面だ。
これがフィギュアスケートの振り付けになるとこうなる。
≫大きな身振りをしながらいかにスピードを落とさないかがポイント。
「陰陽師」の対決シーンが氷上で再現されていく。
≫太鼓というか本当にドラムというよりも太鼓という音も結構入っているしここまで力強さを出してっていうプログラムってなかなか、なかったと思うのですごく独特というかシェイリーンらしい振り付けが施されているのですごくいいものになってきてるんじゃないかと思っています。
≫こだわりの2つ目が、衣装。
羽生は映画の世界観を忠実に再現したいと考えていた。
≫モチーフは平安時代に公家が身に着けていた狩衣。
特に試行錯誤していたのが袖だ。
ボリュームのある狩衣の雰囲気を損なわずかつ、動きやすさを追求しなくてはならない。
≫デザインから縫製までこと細かに注文を出し何度も変更を重ねていった。
3つ目のこだわりが、曲の編集。
パソコンを使い今シーズンから初めて本格的に取り組んだ。
≫そこの0.8秒でだいぶやりやすさが変わる?≫違うと思います。
≫ジャンプの前にあと0.8秒の間を作るため曲のピッチを調整していた。
実は、このわずかな間がジャンプの跳びやすさに大きな違いを生むという。
挑戦していたのは演技中盤最も難しいジャンプが続くパート。
2つのコンビネーションジャンプの間。
ピッチを変えたのはまさに、この部分。
羽生はコンマ1秒単位にまでこだわり抜き日々調整を繰り返しながら曲を完成させていった。
そして、何よりもこだわったのが和の表現。
≫狂言師・野村萬斎。
映画「陰陽師」で安倍晴明を演じたその人である。
600年の歴史を誇る狂言の世界で伝統を受け継ぎながらも次々と新しい試みを続けている。
≫今回の「SEIMEI」に関しては音楽の編集もちょっと携わったので今回初めてなんですけれども。
音っていうことに関して僕は、人一倍音をすごい気にしてしまうタイプで例えば、昨年から使用させていただいているクラシックの曲であったらわりとゆったりとした音なんです。
それを聴いてしまってその曲に合わせなくてはいけないと思って跳んでしまうがゆえにタイミングが遅くなってしまっている。
速いビートを刻んでいる例えばオリンピックのときにやらせていただいた「パリの散歩道」という楽曲があるんですがあれは、ものすごい早いビートでやっているのでちょうどよく、ジャンプのタイミングと合ったんですよね。
音と表現という概念だとどういうふうに捉えていらっしゃるのかなと。
≫一番、日本的なものと西洋的なものの違いは音楽をどう体で表現するかと。
どちらかというと西洋的な人たちはやっぱり音をすべて体現しようということでリズムをすべて刻んでしまって振りが多くなると。
やっぱり僕らはそういう意味で言うと省略の文化で本当にわざと音がないところまでスーッと来てパンッと跳んだなと思ったらドーンて落ちると。
≫その無のところとか静のところから何かが出てくる。
≫波なんかも、いきなり高速度で動くものはなくて必ずゆっくり動いてだんだん盛り上がっていってズドーンと行くように我々も、ゆっくりなところからだんだん加速して盛り上がる。
≫それは、すごくスケートに生かせるなと。
ダイナミックさというか迫力というかそういう自然の原理も一緒だと思うんですけど伝わりやすいのかなとは思います。
≫すると今度は野村萬斎から…。
≫晴明の初めの同じポーズをしていただいてますけれど。
≫演技冒頭羽生が見せるこのポーズ。
実は、映画「陰陽師」のエンディングで見せた舞を参考にしたものである。
ご覧のとおり、形はほぼ同じ。
だが、シーズン前に披露したアイスショーでの演技を見た野村は気になる点があったという。
≫例えば僕らだとここに烏帽子があってここに自分のバックになるように大きな袖がくるわけですよね。
それを自分の中の身体感覚としてどう表現されるかなという感覚のときにじゃあ、この左手はなんぞやということは僕はちょっと気になりました。
≫もう完全に振り付けをされたがままにやっている状態なんですね。
≫でも、それは、たぶん型は自分で解釈していくものだと思います。
やっぱりそれはこの型に何の意味があるのかなっていうのをわからないというか放っておかないで例えば、これが天を向いていてこっちが水平軸を持っていて自分の意識は地に足にあるとかっていうような天地人をまさしく司っとるのやという意識を込めれば、それが集中の1つの契機になりますよね。
≫自分が振りにどういう意味があってやっているのか。
≫表現者としての極意を吸収した羽生。
それから2か月後グランプリシリーズカナダ大会。
映像を見ながらイメージを練り上げる。
練習で野村萬斎から受けた影響が見て取れた。
演技冒頭のポーズ。
アドバイスされたとおり左手は天に向いて開いていた。
シーズン前の練習と比べてみると…。
当初は手を握っていた羽生。
手を開くことで、天・地・人の天を表すという意味を振り付けに持たせたのだ。
≫天・地・人を司ってるという話を聞いてなるほどなとすごく自分の中で意味が宿ったように見えたので、感じたのでその意味を使いたいなというふうに…。
こだわり抜いた和の表現。
ほかにも至るところに羽生のこだわりが込められている。
安倍晴明が宿敵と戦うシーンをイメージした振り付け。
平安時代の狩衣を模した衣装。
そして、ジャンプを跳びやすくするためコンマ1秒単位でこだわった曲。
それらがぎっしりと詰まった羽生の「SEIMEI」。
≫さあ、羽生結弦。
きのうの6位はまさかのショートでした。
会場はどよめきに包まれました。
ショート終わってトップとの差は7.63。
今日は陰陽師・安倍晴明を演じます。
世界中が注目する羽生の新しいプログラム。
羽生の曲は映画「陰陽師」より「SEIMEI」。
冒頭から勝負のジャンプが続きます。
まずは4回転サルコウ。
≫4回転サルコウ。
≫見事に決めた!そして、きのう決められなかった4回転トウループと続いていきます。
≫4回転トウループ。
≫今日は成功しました。
≫片足のターンからトリプルフリップ。
≫4回転2つを含め序盤のジャンプはすべて成功。
和の持つ力強さ。
そして、繊細さ。
自分にしかできない演技をしたいそう話した羽生です。
≫それぞれのポジションも回転数もいいですね。
ステップシークエンス。
≫平安時代の狩衣をイメージした衣装です。
悪霊と戦う陰陽師を演じます。
そして、このあと昨シーズンかなわなかった挑戦。
後半に4回転、2回転のコンビネーション。
≫4回転トウループダブルトウループ。
≫しっかりと挑んでいきました。
次も大きな得点源。
≫トリプルアクセルシングルトウループ。
≫2つ目が3回転の予定が1回転になりました。
≫片足のターンチェンジエッジからトリプルアクセルシングルループトリプルサルコウ。
≫これは大丈夫。
≫トリプルループ。
トリプルルッツ。
≫最後のジャンプで転倒がありました。
羽生の力強いステップです。
大きな大きな手拍子が起きています。
≫片足から入るコンビネーションスピン。
これも難しい入り方ですのでレベルを上げる要素となります。
≫これが羽生結弦の新しい挑戦です。
きのうとは、まったく違う姿を見せてくれました。
また強い強い羽生がこのリンクに帰ってきました。
≫後半の4回転ジャンプ手はつきましたけれども決めましたね。
≫そうでしたね。
途中わずかなジャンプのミスはありましたがこのフリーにかける勝負にかけるオリンピックチャンピオンの意地を見た。
そんな演技でした。
本当にこのプログラムがこれから、どれだけ今シーズン育っていくのかというのが本当に楽しみです。
かなりの高得点が期待されますが…。
羽生結弦、笑顔が見えました。
注目の得点です。
羽生のフリーの得点は180点台を超えてきました。
186.29。
トータル259.54は見事に現時点でトップに立ちました。
≫羽生の演じた「SEIMEI」を世界はどう見たのか。
≫和のプログラムで確かな評価を得た羽生。
新境地は開かれた。
≫和の思いを羽生さん、伝えてるんですがただ、「SEIMEI」のできるVTRあったじゃないですか。
これ、海外の人が審判に見せたら相当、点が変わってくるような感じがする。
それぐらいの思いがあったと思うんですがなんと言っても羽生さんってチャレンジを新しいことをやっていくという。
実は、こんなシーンがあったんですよ。
今回、カナダ大会の翌日なんですがこれ、エキシビションフィナーレの振り付けをしていたらいきなり来た。
≫これ、イーグルからの4回転トウループ。
少し手はつきましたけど。
≫これ、いきなり跳んだいつもと違うジャンプです。
≫今まで羽生選手は4回転トウループにいくステップの中でイーグルを含むことはあったんですけど直前までイーグルをして4回転跳ぶということは更に難しいので…。
≫イーグルというのはちょっと違う…。
≫足を開いたポジションになるんですがそこから直前にすぐ跳ぶことによって更に出来栄え点のほうでも加点をされるという少し…めちゃくちゃ難しい技になっています。
≫こういうことを実は2011年の中国大会のときだったんですけどこれは違う中国大会だったんですけどね4位に終わっちゃったんですよ。
ただ、全部終わったのに1人で出てきて跳んだ人前で跳んだガッツポーズ作ったすべて悔しさを忘れちゃったという感じ。
≫僕も2011年大会出場していたのですけどこのきれいな4回転ジャンプを見たときに本当に彼の時代が来るなと思いました。
≫だって試合が終わってみんないるときに、何でやった?≫緊張感とかもあるんですよね。
やはり皆さん、見てるので。
その中で、羽生選手よく跳ぶことが多いんですけどそれをこれだけきれいに跳べるというのはなかなかできないことなので僕も横で見ていてわあ、すごいと思って。
≫やっぱりすごいですか?≫すごいですね。
新しい4回転の種類ですとか自分の限界へチャレンジ、どんな場所でもするんですよね。
追い求めているな追求しているなというのは感じますよね。
≫まさに羽生チャレンジという感じですが続いては、中国大会ですばらしい演技を見せたこちらの2人に行きたいんですが2人はそれぞれ自分にテーマを課して今シーズン臨んでいました。
≫リンクの外ではこんな可愛らしい一面を見せる浅田真央。
だが、勝負の舞台に帰ってきた今シーズンこんな言葉を掲げていた。
≫自分を極めるです。
≫グランプリシリーズ復帰戦となった中国大会。
前日練習でショートの演技構成が明かされた。
≫最初のトリプルアクセルでしょうか。
≫冒頭は浅田真央の代名詞トリプルアクセルに変わらず挑む。
注目は次のジャンプ。
≫3回転、3回転…。
≫休養前には3回転2回転だったコンビネーションジャンプを3回転3回転にレベルアップさせていた。
更に、次のジャンプも注目。
トリプルルッツ。
トリプルアクセルの次に高得点のジャンプ。
こちらも、休養前には入れていなかった。
自身の持つ高得点のジャンプをすべて詰め込んだ世界最高難度のプログラム。
まさに、自分を極めるという言葉どおりの構成に挑もうとしていた。
≫ショートの歴代最高得点をマークした2シーズン前の世界選手権。
それを超える演技を。
迎えたショートプログラム。
≫とにかくいつもとても私たちをハラハラドキドキさせてくれるあの浅田真央の演技が帰ってきます。
世界初披露の注目のショートプログラム。
なんと、いきなり世界最高レベルの技に挑んでいく浅田真央。
その演技が始まります。
浅田真央がショートに選んだ曲は「素敵なあなた」。
さあ、ファーストジャンプはもちろんトリプルアクセルです。
≫トリプルアクセル。
≫決めた!≫回転もしっかりしていたと思います。
≫さすが本番に強い。
さあ、この流れでショートに組み込むのが7年ぶりという3回転、3回転に挑んでくるか。
≫トリプルフリップトリプルループ。
≫これも決めました。
悲鳴にも近い歓声が起きます。
ジャンプは…。
≫トリプルルッツ。
きれいに決まりました。
これまで長い間、回避してきたルッツにも挑戦してきました。
そして、決めました。
≫レイバックスピン。
入り方にも工夫がありました。
ポジションもきれいです。
≫そして、すべてのスケートファンが待ち望んでいた浅田真央のステップです。
≫1つ1つのエッジワークが明確そしてまた、演技をする音楽の捉え方がいいですね。
軽やかでありながら高いエッジワークがすばらしいと思います。
足換えのコンビネーションスピン。
速度もこれもいいですね。
≫なんという選手なのか。
1年半のブランクを完全にエネルギーに変えました。
この笑顔が帰ってきました浅田真央。
まさか、ここまで決めるとは荒川さん正直、思いましたが。
≫すごい高い難易度の技をここまで本番で完成度を上げてこられるその調整力も休養前よりもはるかに上がったのではないかなというふうに感じます。
≫しかも、それをさらりとやってのけたように大人の表情笑顔で演技を締めくくりました。
自分を極めるとシーズン前に話していましたけど本当にそれに近付く演技でしたね。
≫すばらしかったですね。
≫今日の午前中のトリプルアクセル何度も何度も失敗していたのを見たときにはちょっとまだこの初戦では厳しいかという思いがしたんですが。
≫少し調子は良かったんですが本番に向けて慎重になっていたかなという硬さが朝はあったんですね。
ですけど、この本番ではしっかりと力が足に伝わって高さのあるトリプルアクセルでしたね。
少し高さが出たこともあり回り過ぎそうになったという印象はありましたけどすばらしい回転軸ではありましたね。
≫そして、荒川さん7年ぶりという3回転、3回転も決めたという。
≫トリプルアクセルのあとに跳びますので少し、体力的にも集中し直すのも難しいんですが挑んでいきましたね。
少し気になるとすれば2つ目のジャンプの勢いが足りなかったのかなというようなところで回転が心配ではあったんですけれどどんな判定になりますかね。
≫得点です。
71.73。
70点台を堂々マークしてきました。
浅田真央です。
≫控え室に戻る間もやはり気になるのは…。
≫72とかでしたっけ?≫そう。
≫首位で迎えたフリー。
更に、ここでも浅田は果敢な挑戦をしようとしていた。
それは…。
あのソチオリンピックと同じトリプルアクセルを含む8度の3回転ジャンプ。
≫トリプルアクセル。
≫降りた!≫トリプルループ。
≫すべて跳んだ!≫これが浅田真央です。
浅田真央のスケーティングです。
≫あれから1年半。
戦いの舞台に帰ってきた浅田真央。
≫さあ、最終滑走。
浅田真央の演技。
みんなが待ち続けていた浅田真央のフリーが始まります。
大きな拍手。
初披露のショートプログラムは大喝采を浴びました。
あとは、このフリーです。
浅田真央完全復活を世界に発信するためにはまだ、このあと大きな4分間が残されています。
復帰第1戦をどう締めくくるのか。
さあ、浅田真央のフリーが始まります。
浅田真央のフリーオペラ「蝶々婦人」より。
今日も向かっていきますトリプルアクセル。
≫トリプルアクセルきれいに決まりました。
≫鮮やか!≫流れも良かったですね。
≫大技が続きます。
≫トリプルフリップトリプルループ。
≫ここで転倒。
次のジャンプも浅田にとっての挑戦です。
≫トリプルルッツが2回転になりました。
バタフライの入り方からのフライングキャメルスピン。
ポジションがきれいですね。
回転も安定しています。
コリオシークエンス。
≫後半、ここからジャンプ4連続。
≫ダブルアクセルトリプルトウループ。
≫これは軽やか。
≫トリプルサルコウ。
≫6種類目のジャンプサルコウも鮮やかに決めました。
≫シングルフリップになってしまいましたね。
トリプルループ。
きれいに決まりました。
レイバックスピン。
きれいなポジションです。
≫そして、ステップに入ります。
≫雄大な動きと細やかさが融合していて非常にすばらしいステップですよね。
≫ショートでもジャッジの得点は別次元でした。
≫ステップシークエンスの1つ1つも本当に丁寧に踏んでいますので明確でいいと思います。
足換えのコンビネーションスピン。
≫4分間しっとりと演じきりました。
見事なジャンプもありました。
失敗もありました。
≫トリプルアクセルすばらしかったですね。
最近見た女子のトリプルアクセル男子も含めですけどその中でも、すごい質の高いトリプルアクセルですね。
≫どんな得点になるのかどんな順位になるのか。
浅田真央の得点はフリー、125.75。
トータル197.48。
浅田真央優勝!≫戦いから解放されると思わず…。
≫完璧とは行かなかったがグランプリファイナル進出へ大きな一歩となる優勝。
自分を極める。
浅田真央の戦いは始まったばかり。
≫今シーズン10代の日本女子若き才能の活躍が目覚ましい。
開幕戦、アメリカ大会では…。
17歳の宮原知子が3位。
続くカナダ大会では16歳の永井優香がシリーズデビュー戦にしていきなりの表彰台。
その中でも特に急成長を遂げているのが19歳、本郷理華。
去年グランプリシリーズ1年目にして初優勝の快挙を成し遂げたシンデレラガール。
更なる飛躍が期待される今シーズンはスケートクラブの先輩鈴木明子に振り付けを依頼し表現力の向上に取り組んでいる。
≫鈴木といえば2度のオリンピックに出場。
豊かな表現力で数多くの名演技を見せてきた。
本郷が小さいころから一緒に練習してきた鈴木。
長所も短所も知り尽くしている。
≫そんな2人が選んだ今シーズンのショートプログラムは…。
シルク・ドゥ・ソレイユの「キダム」。
少女が不思議な世界へと迷い込むファンタジー。
その振り付けは実にユニーク。
≫なんだこの動き。
≫手や足の先まで意識した細やかな演技を心掛けてきた。
≫そして迎えたグランプリシリーズ初戦。
鈴木明子と二人三脚で磨いてきた表現力が試される。
≫本郷理華の演技が始まりました。
ショートの曲はシルク・ドゥ・ソレイユ「キダム」。
去年より難度を上げてきた3回転、3回転。
≫トリプルフリップトリプルトウループ。
≫鮮やかです。
≫フライングキャメルスピン。
≫グランプリシリーズは2シーズン目を迎えました。
本郷にとってのこれが初戦。
≫レイバックスピン。
≫このあとは課題のルッツ。
大事なジャンプです。
≫トリプルルッツ。
きれいに決まりました。
ダブルアクセル。
≫3つのジャンプすべて決めました。
さあ、ステップ。
鈴木明子さんの振り付けです。
目線から指先、足先まで演技指導を受けてきましたその表現力はどうか。
≫上下にも横にも大きく体を使って、いいですね。
≫独特の世界観を見事に演じきり自己ベストを更新。
ショート2位。
更に、翌日のフリーでは…。
激しいステップを踏む「リバーダンス」。
その世界観を見事に表現する。
≫最後は体力の限界への挑戦というふうにも話していました。
その終盤、見せ所。
おおという歓声が起きました。
やりました!大歓声!≫今度は自己ベストを7点以上も更新。
フリーの得点は1位。
≫中国大会が見事日本勢ワンツーフィニッシュでした。
本郷さん、手足長い。
みんな感じてるはず。
そして、安定していますよ。
緊張した中で自分の力をしっかりとどんな舞台でも出し切れるという強さがこの大会でも光りましたね。
≫表現力でも色んな動きを取り入れながら年々、年々良くなっているなという印象ですね。
≫そして、中国大会で僕、2人と一緒にいたからわかるんです。
真央さんのトリプルアクセルすごい、すごいって言っていました。
すごい?≫特にフリーのトリプルアクセルは本当に男子の選手でもなかなか跳ぶのが難しいというぐらい完成度の高いすばらしいトリプルアクセルでこれ、見ていただいたらわかるんですけどランディングがスッと後ろに流れてるんです。
本当に流れのある高さのあるトリプルアクセルだったと思います。
≫そして、荒川さんは何か演じる演技前から始まっているようなことを言っていました。
≫ポーズをとった時点から表情も含めてその世界観に入り込んでいて自分が演じたい世界観がこちらにも伝わってくるというのがこれまでとまた一段高いところで表現力が磨かれたなというのを感じましたね。
以前からジャンプに力を入れていましたけれども今はその表現力からステップからきめの細かいスケートに取り組んでいるなというのを感じます。
≫真央さんと言いますと今回、中国で再出発したわけなのですけど実は、このシーズンの出発というのは10年前。
中国大会、真央さんね。
しかも、荒川さんが一緒に出ていた。
≫そうなんです。
ジュニアから驚異的な選手が上がってくる一緒の試合、嫌だなと思うぐらいの選手だったんですね。
また、やはりシニア勢はそのシーズンオリンピックシーズンだったのでもう一戦、一戦緊張してまだ調子が上がってこないのにというもどかしさの中、戦っている中すごく新しい舞台でのチャレンジにのびのびと楽しそうに取り組んでいるというのが印象的でその印象的だったシーンと今年がすごい重なるような表情をしてチャレンジに、すごく楽しんで取り組めている感じがしますね。
≫チャレンジ真央です。
≫そして、続いてのフランス大会に目を移しますと宇野選手がショート1位。
≫グランプリシリーズ1年目で華々しい活躍宇野昌磨、17歳。
スケートを始めたのは5歳のとき。
浅田真央との出会いがきっかけだった。
≫浅田を育てた山田満知子コーチのもとで練習を重ね力をつけていった宇野。
昨シーズンジュニアグランプリファイナルと世界ジュニアで2冠に輝き…。
ついに、今シーズン、浅田真央と同じ舞台に立つことになった。
≫そして迎えたグランプリシリーズデビュー戦。
≫リンクに向かう際にはかすかに笑顔も見えました。
ショートのときは緊張と体の高ぶりで体が震えるほどだったと話していた宇野昌磨。
羽生結弦以来のジュニアグランプリファイナル世界ジュニア2冠のチャンピオンが挑むシリーズのフリーです。
宇野昌磨オペラ「トゥーランドット」より。
人の心に残るプログラムにしたいと話しています。
最初の4回転。
こらえた。
≫頑張りましたね。
≫なんとか持ちこたえましたね。
コンビネーションにしたかったとは思うんですが十分です。
いいです、あれでいいです。
トリプルアクセル。
≫流れるような着氷です。
≫いいですね。
≫去年初めて試合で成功させたばかりのトリプルアクセル。
もう1つ続きます。
≫トリプルアクセルトリプルトウループ。
≫ここもこらえました。
≫足換えシットスピンです。
≫スピンに拍手。
そして絶対に失敗したくないと話す後半のジャンプに入っています。
≫トリプルループもうまく流れましたね。
良かったですよ今のトリプルループ。
トリプルサルコウ。
≫口ずさみながら思いを込めます。
このあとの4回転。
コンビネーションになれば完璧です。
≫行け!行った!≫もう1つ行った!≫これは行きましたね!≫決めてみせました。
トリプルルッツです。
ダブルアクセルシングルループからトリプルフリップ。
これすごく珍しいんですよ。
たいてい、あのあとはサルコウなんですよ。
フリップですからね。
≫より高い得点を与えられます。
≫難易度が高いです。
≫そして、こだわりのコリオシークエンス。
≫すごい!≫スタンディングオベーション!攻めてそして、ようやくホッと一安心。
宇野昌磨がやりました。
≫デビュー戦で堂々の2位。
宇野昌磨の快進撃はこうして始まった。
一方、宇野とは対照的に遠回りのスケート人生を歩んできたのが村上大介、24歳。
今シーズン開幕前ある人物のもとを訪ねていた。
≫こんにちは。
よろしくお願いします。
≫どうも。
≫XJAPANのYOSHIKI。
村上は今シーズンYOSHIKIが作曲した「Anniversary」でフリーを演じる。
1999年に、YOSHIKIが天皇陛下ご即位10年を祝して作った曲。
≫その演奏を目の前で聞いた村上の目には涙が。
≫父親の仕事の都合で9歳のときにアメリカに移住。
そこで出会ったのがフィギュアスケートだった。
≫その才能はすぐに開花。
ジュニアのアメリカ代表にも選出された。
だが、目覚ましい活躍とは裏腹に村上の胸中は…。
≫複雑な思いを抱える中アメリカに合宿に来た浅田真央と練習をともにすると…。
≫浅田真央に刺激を受け翌年日本スケート連盟へ所属を変更。
日本代表として戦う決心がついたのだ。
しかし、2012年NHK杯の前日練習。
右肩を脱臼。
翌日、試合に強行出場するも…。
途中棄権。
その後、手術を余儀なくされた。
残りのシーズンを棒に振った村上。
スケート人生のどん底だった。
≫それでも村上は現役続行を選んだ。
日本代表として世界で輝くために。
そして、今シーズングランプリシリーズ初戦となったカナダ大会。
≫さあ、勝負のフリーを迎えます。
村上大介、フリーの曲はXJAPANのYOSHIKIさん作曲「Anniversary」。
絶対今日は4回転を跳びたいそう話した村上。
4回転サルコウ。
≫4回転サルコウ!≫決めてきた!≫高さがあってすばらしかったです。
≫続いても4回転サルコウを含むコンビネーションです。
≫4回転サルコウダブルトウループ。
≫すばらしいジャンプ決めました。
本人も、手応えを感じながら臨むシーズンです。
トップと争いたい。
その思いをはっきり口にして臨むシーズンです。
後半のジャンプです。
≫トリプルアクセル。
≫落ち着いていました。
続いて、鍵を握る3連続のコンビネーション。
≫トリプルルッツシングルループダブルサルコウ。
≫これも大丈夫です。
日本の喜怒哀楽を表現したこの曲。
村上自身も自らの波乱万丈のスケート人生を重ねます。
魂を込めて演じきりました村上。
涙があふれます。
プレッシャーの中飛び出していきました。
それを強い気持ちで跳ね返しましたね。
≫すばらしかったです。
≫こん身の演技を見せ世界の舞台で輝いた。
≫村上さんのこと見てたからそれは泣いちゃうでしょ。
≫本当に色んな感情が含まれたしかも地元、チャン選手のあとであれだけのプレッシャーの中ですばらしかったです。
≫そして宇野さんも良かったです。
≫今夜はこのグランプリシリーズの魅力というのを伝えてきました。
2015/11/15(日) 20:58〜23:10
ABCテレビ1
フィギュアグランプリシリーズ世界一決定戦2015[字]
“世界のトップ6”ファイナル進出をかけ空前の激戦▽宇野昌磨17歳衝撃デビューと超進化▽羽生結弦“究極”へ新プログラム制作密着▽浅田真央“世界最高難度”への挑戦!!
詳細情報
◇番組内容1
“世界のトップ6”GPファイナル進出をかけて空前の激戦&名演技!!
新星・宇野昌磨17歳、衝撃デビューと超進化!!
羽生結弦“究極”へ新プログラム制作密着!!
◇番組内容2
浅田真央“第2章”世界最高難度への挑戦!!
急成長!日本新世代世界に挑む!
◇おしらせ1
☆番組HP
http://www.tv-asahi.co.jp/figure/
☆番組公式ツイッターアカウント
https://twitter.com/figureskate5ch
☆番組公式フェイスブック
http://www.facebook.com/tvasahifigure
◇おしらせ2
☆フィギュアグランプリシリーズ
【第5戦】ロシア大会 11月20日(金)〜22日(日)@モスクワ
◎出場予定選手
◇おしらせ3
≪男子≫小塚崇彦、ハビエル・フェルナンデス(スペイン)ほか
≪女子≫本郷理華、永井優香、加藤利緒菜、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)、エレーナ・ラジオノワ(ロシア)、エフゲニア・メドベデワ(ロシア)ほか
◇おしらせ4
【グランプリファイナル】バルセロナ 12月11日(金)〜13日(日)
ジャンル :
スポーツ – マリン・ウィンタースポーツ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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