こんにちは。
きょうのラインナップです。
129人が死亡したパリの同時多発テロ事件で、捜査当局は新たに、ベルギー在住の男を国際手配しました。
またフランス政府は15日、事件は外国で計画され、隣国のベルギーで実行犯グループが組織されたとの見方を示しました。
捜査当局はこれまでに、同時多発テロでは容疑者7人が死亡したことを明らかにしていますが、犯行に関与した疑いで、新たにベルギー出身の26歳の男を国際手配しました。
地元メディアによりますと、この男は、車を運転するなどして犯行を手助けした疑いが持たれているということです。
捜査当局はほかにも、ベルギー在住のフランス人2人が犯行に及んだと発表しました。
またフランスとベルギーの内相は15日、会見し、テロは外国で計画され、ベルギー国内で実行犯グループが組織されたとの見方を示しました。
その上で、フランス国内にも共犯がいたことが明らかになってきたと語りました。
オランド大統領は、これまでに過激派組織イスラム国の犯行だと断定していて、国外からなんらかの指揮系統の下で、犯行が計画された可能性を示唆しています。
一方、フランスは15日、過激派組織イスラム国に対し、大規模な空爆を行ったことを明らかにしました。
司令部や訓練施設を破壊したということで、テロに屈しない姿勢を強調した形です。
世界20の国と地域の首脳が集まるG20首脳会議は、日本時間のけさ、パリで起きた同時多発テロを受けて意見を交わし、テロ組織の資金源を断つために、協力を強化することを求める声が相次ぎました。
本来は経済問題について協議するG20首脳会議は、パリでの同時多発テロを受け、初日の協議の多くをテロ対策に費やしました。
このあと非公開で行われた夕食会では、各国の首脳から、テロ資源を断つために、情報交換を緊密に図ることなどを指摘する声が相次ぎました。
安倍総理大臣も、テロを水際で防ぐための対策強化を支援していく考えを示しました。
G20は、テロに関する共同声明を発表することにしています。
一方、そのG20に出席している安倍総理大臣は、ロシアのプーチン大統領と会談しました。
両首脳は、対話の継続を確認しましたが、大統領の年内の日本訪問は事実上、断念しました。
両首脳の会談は、ことし9月にニューヨークで行って以来、通算12回目となります。
頻繁に会う機会を作ることによって、われわれ、日ロ関係は、進展をしてきていると思います。
トップどうしの信頼関係で、北方領土問題解決の糸口を探る日本政府ですが、会談冒頭、プーチン大統領が言及したのは、前回に続いて経済協力の話で、思惑の違いものぞかせました。
会談では、最も適切な時期を目指すとの表現で、引き続き首脳レベルの対話を継続していくことを確認しました。
総理同行筋は、年内という期限は入っていないとしていて、事実上、年内の日本訪問を断念した形です。
一方で今回、ロシア側は、安倍総理のロシアの地方訪問を呼びかけたとしています。
開発の遅れた地方を見せることで、さらなる投資を呼び込みたい思惑もうかがえます。
今回の会談で、領土問題より経済協力を優先するロシア側の意図が一層鮮明になっています。
大相撲の横綱・白鵬が所属する部屋の親方だった男が、マネージャーの男性を金属バットなどで殴った罪に問われた裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。
一方、被害者の男性が取材に応じ、壮絶な暴行の状況を語りました。
宮城野部屋に所属していた元熊ヶ谷親方こと山村和行被告は、ことし7月、マネージャーの男性を金づちや金属バットで殴り、全治2週間のけがをさせた罪に問われています。
きょうの初公判に、ワイシャツにズボン姿で出廷した山村被告は、間違いありませんと述べ、起訴内容を認めました。
一方、被害者の男性が日本テレビの取材に応じ、壮絶な暴行の状況を語りました。
鉄の金づちです。
あのくぎ抜きが付いてるような。
手、出せと言われて、手を出して、指を殴られて、ばーんと。
最初、指だったのが、くるぶしであったり、ひざ、ひじ、肩。
もうきょうは100発みたいな、あしたも100発、あさっても100発みたいな。
だからもう、横綱もいますし、部屋には。
どうしてもそれは、警察沙汰っていうのだけは、絶対にできなかったですね。
もう、死んでもおかしくないなと思ったので。
山村被告は別の傷害についても追起訴されており、来月17日に次回の裁判が行われます。
日本の経済成長率が2期連続でマイナスとなりました。
ことし7月から9月のGDP・国内総生産の成長率は、実質で0.2%のマイナスで、年率にすると0.8%のマイナスでした。
マイナスは2四半期連続です。
9月に大型連休があったことなどから、個人消費がプラスとなったほか、日本を訪れる外国人旅行者が増え、爆買いなどの効果により、輸出もプラスとなりました。
一方で中国経済の先行き不安などから、企業の設備投資などが落ち込み、GDPがマイナスとなる主な要因となりました。
石油元売りで、国内首位のJXホールディングスと、3位の東燃ゼネラル石油が、経営統合を検討していることが分かりました。
需要が減少する中で、どれだけの会社がビジネスをやっていけるのかというのは大きい課題になっているという中で、いろんな形で話をしているのは事実であります。
JXはエネオス、東燃はエッソなどのガソリンスタンドを運営しています。
石油元売り業界では、2位の出光興産と、5位の昭和シェル石油が経営統合で基本合意するなど、再編の動きが出ていますが、JXと東燃ゼネラルの経営統合が実現すれば、売上高はこの2社の合計の倍近くとなり、首位を独走することになります。
旅番組などで活躍した俳優でタレントの阿藤快さんがきのう、亡くなっていたことが分かりました。
69歳でした。
いやぁ、いいせせらぎだなぁ。
ちょっと涼しい感じがするもんな。
どうも。
阿藤快です。
私ですね、ちょっと都心を離れてですね、高尾山に来ております。
ぶらり途中下車の旅や、グルメ番組などに出演し、軽快なトークで親しまれた阿藤さん。
きのう午後2時ごろ、阿藤さんと連絡が取れないことを心配した所属事務所のスタッフが、2015/11/16(月) 11:30〜11:45
読売テレビ1
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