♪〜生字幕放送でお伝えします
年間ポイント上位8人しか出場することができないATPツアーファイナル。
きのうから始まりました。
きょうは大会2日目です。
イギリスのロンドン東部テムズ川沿いにあります。
O2アリーナが会場になっています。
きのうから始まりました。
きのうは錦織が所属するグループAの試合が行われました。
きょうはグループBです。
グループBはきょうから試合が始まります。
これからお伝えするのはイギリスのアンディ・マレーとスペインのダビッド・フェレール。
こちらの時間で午後8時から日本時間で翌朝の午前5時からスタン・バブリンカとラファエル・ナダルのゲームがきょうは予定されています。
ダビッド・フェレールの姿が映っています。
まもなく選手たちはO2アリーナに入ってきます。
今、場内は暗転しています。
そして、光の演出がされています。
その中を、前にフェレールそして、後ろにアンディ・マレーの姿が映っています。
ちょうど、その姿が場内のスクリーンにも映し出されています。
ATPワールドツアーファイナル。
ことしで46回目を迎えました。
世界ランキング2位のアンディ・マレーとランキング7位スペインのダビッド・フェレールのゲームです。
スペインのダビッド・フェレールがコールされました。
世界ランキング7位です。
33歳のダビッド・フェレール。
これがファイナルは6年連続7回目の出場です。
一人一人、このように場内に紹介されて光の演出によって選手たちが紹介されていきます。
地元・イギリスひときわ大きい拍手そして、歓声です。
アンディ・マレーが入ってきました。
この大会、世界ランキング2位で挑むというアンディ・マレー。
今、世界ランキングの2位まで上り詰めて、そして、目指すはナンバーワンというところまでやってきましたイギリスのアンディ・マレーです。
アンディ・マレーとスペインのダビッド・フェレールのきょうのゲームです。
これからコイントスが行われます。
この試合の解説は日本テニス協会常務理事元デビスカップ日本代表監督の坂井利郎さんにお願いしています。
アンディ・マレーはファイナルこれが2年連続7回目の出場になります。
これまで数多くのタイトルを取ってきたアンディ・マレーですがこのファイナルの優勝はまだありません。
地元イギリス大きな期待を背負ってアンディ・マレーがこのファイナル初めてのタイトルを狙いにこの初戦に挑むというきょうのゲームです。
28歳のマレーとそして、33歳のフェレールのゲームになります。
コイントスに勝ったのはマレーでした。
そしてマレーがサーブを選びました。
フェレールがレシーブで始まります。
きょうは試合が始まる前からたくさんのファンが詰めかけていました。
坂井さん、やはり地元、マレーに対する期待の大きさというのをわれわれ、感じましたね。
本当にファンが練習、終わってサインをたくさん並んでましたよね。
きょうは現地、月曜日なんですが平日の昼間。
午後2時6分を過ぎたところです。
平日の昼間なんですがたくさんのファンがこのO2アリーナに詰めかけています。
8人の選手が2つのグループに4人ずつに分かれます。
今、これからお伝えするのは右側です。
グループイリナスターゼというグループです。
これを私たちはグループBと呼びますがアンディ・マレースタン・バブリンカラファエル・ナダル錦織選手はグループスタン・スミス、グループAできのう、ジョコビッチと対戦しました。
残念ながら、錦織選手はジョコビッチ選手に1−6、1−6で敗れて次は、ベルディッヒとの2戦目ということになります。
今、アンディ・マレーの名前がコールされてひときわ大きな拍手が沸き起こったO2アリーナです。
シングルスのタイトルが35を数えています。
そのうち2012年の全米オープン2013年、地元のウィンブルドンの優勝というのがこの35の中に含まれています。
今シーズンはタイトルを4つ取っていますアンディ・マレーです。
マドリードや8月のモントリオール。
今シーズンは4勝しているんですがそのうち、2勝がクレーコートというイギリスのアンディ・マレーです。
ここ5年のランキングをご覧いただいています。
ハイエストランキングが2位。
その、今現在自己最高タイの2位まで上がっているイギリスのアンディ・マレー。
上を見上げればあとはジョコビッチ一人というマレーです。
この大会は、これが7回目の出場になります。
過去ベスト4が3回あります。
2008年、2010年、そして2012年です。
どうしても準決勝の壁、破れず決勝まで進出することができません。
初めてのタイトルを狙っているアンディ・マレーです。
ですから初めての優勝という期待も非常に大きい中できょうはフェレールとの対戦ということになります。
ダビッド・フェレールは33歳です。
今大会、出場している8人の選手30代の選手が4人いるんですがフェデラーに次いでの年長者、ダビッド・フェレール33歳です。
シングルスのタイトルが26あります。
今シーズンは5勝しています。
30代に入ってからも、まだまだ充実しているというダビッド・フェレールです。
おととし、3位まで上がりましたダビッド・フェレール。
そのあと、少しけがなどがありまして順位を落としましたがまた、今シーズンは終盤に優勝を続けまして現在のところは7位。
トップ8だけが出場できるこの大会の権利を得ることができました。
フェレールも6年連続7回目の出場になります。
これまでの最高は2007年のファイナリスト決勝進出です。
このときが初出場だったんですがいきなり決勝まで進みました。
このときは残念ながらフェデラーに2ー6、3−6、2−6セットカウント0−3で敗れました。
このときはまだ5セットマッチで行われていました。
5分間の練習がまだ続いています。
この2人の対戦ですけれどもこれまで、マレーが11勝フェレールが6勝です。
ただ、このところはマレーが4連勝しています。
そして、ことしも2回、顔を合わせたんですがいずれもマレーが勝っています。
坂井さん、この対戦成績はどんなふうにご覧になりますか?
やはり、マレーが去年は腰を痛めて不調だったんですけどここにきて非常に調子上げてますしやはりナンバーツーまで上がってきて目指すはナンバーワンということで非常に意欲的にプレーも練習もしてますんで有利だとは思うんですけれども。
しかし、フェレールっていうのもずっと安定してますよね。
1ポイントに対する集中力っていうのが本当にどんなボールでも最後まで諦めずに向かっていきますしねなかなか、そのフェレールがゾーンっていいますか得意のパターンに入ってくると強い相手でも非常に苦しめられますよね。
先ほどマレーのコーチヨナス・ビヨークマンコーチの姿が映りました。
そして、ことしの4月に結婚した妻のキムさんの姿も映っていました。
この試合の前にきょうは30分間そのビヨークマンコーチとのトレーニングがありました。
その練習の様子どんなふうに見ましたか?
非常にストロークもやわらかく、深くですねスイングは本当にゆったりしてるんですけど非常にスピードがありますしそれから攻撃的に、攻撃的にという感じを受けましたね。
そしてダビッド・フェレールのほうもコーチを相手にして30分間の練習をこのコートで行いました。
練習をする姿を見ていますと両選手ともに、非常に充実した30分間という印象を受けたんですがいかがでしょうか?
そのとおりでほかの選手、人によっては非常にリラックスして軽くやってるのに対してきょうの2人はものすごく集中した試合に近い表情ですし動きもそうでしたし非常に真剣そのもので見ていても、スピード感とか迫力を感じましたね。
まず先にダビッド・フェレールがレシーブのポジションに着きました。
そして、少し遅れてイギリスのアンディ・マレーがこれからサービスを行っていきます。
ワールドツアーファイナル2015グループBの初戦です。
イギリスのアンディ・マレー対スペインのダビッド・フェレール。
アンディ・マレーのサービスでゲームが始まります。
まずサービスエース。
最初のポイントはマレーです。
いきなり126マイルは203キロ。
ダビッド・フェレールがワイドに振っていきました。
コートを広く使ったフェレールです。
いい展開を見せましたフェレール。
逆クロスからの展開でした。
1ポイントこのクロスの角度が非常にいいですよね。
やはり、この2ポイントマレーはファーストサービス入ってませんよね。
しかも、自分の得意なワイドへ逃げるサービスはまだ一本も打ってません。
坂井さん、きょうは練習の中でマレーがフォアハンドをしきりに練習していましたよね。
奥さんのキムさんです。
ことしの4月に結婚しました。
ただ、ラリーはフェレールが非常に直線的なボールを打ってマレーがちょっと受けた形になりますけどね。
いきなりフェレールにチャンスがやってきました。
やはりファーストサービスが入らないとマレー、ストロークでちょっと受け身に回ってますよね。
ファーストサービスをしっかり入れてそこからもう少し主導権を持って攻め込みたいところですねストロークで。
今、5本打って3本失敗しています。
40%。
6分の2になりました。
ロングでした。
フェレール陣営です。
とにかくフェレールというのはリターンのときからボールに合わせようとして非常に動きが細かいですよね。
アウトです。
練習の中でマレーがビヨークマンコーチに浅い球を打ってもらってそして、それを決めるような練習も繰り返していました。
それはやはりネットへの攻撃のボールコントロールとタイミングを計ってるんですね。
やはり、ジョコビッチ含めてもう少し攻撃的にということですね。
ブレークのピンチをしのぎましたアンディ・マレー。
第1セット、最初のゲームはマレーがサービスキープに成功しています。
少しヒヤッとするシーンもあったんですがまずは、サービスキープに成功しているアンディ・マレーです。
2年連続7回目の出場ですが目指すは、ファイナルの優勝です。
まだイギリス選手の優勝がこの大会はありません。
やはり、今までのイギリスのテニスの歴史を見てもこの大会、ヘンマンが出ただけでそれ以来ですし、まだ優勝者は出てませんから期待が、マレーに膨らみますよね。
33歳のダビッド・フェレールです。
175cmと出場している8人の中で最も小柄。
長いストローク戦になりました。
坂井さん、ともにストローク得意な選手ですね。
今のラリーは…。
フェレールのコーチですね。
マレーがベースラインに近づいて攻めていったんですね。
隙をうかがって、マレーが前に出ていきました。
いろいろな戦い方を試している感じですね。
今の、ドロップボレー、僅かネットコードに当たりましたけど。
入っている、うまい。
さすがはフェレール。
サービスキープに成功です。
本当にうまいですねこういう辺りはね。
やはり動きが非常に細かい。
逆をとらえたんですけどもフットワークがいいですね。
腕のところに黒いリボンをつけています。
喪章です。
フランス・パリで起きました同時テロ事件の犠牲者を慰めるためです。
マレー得意のワイドへの逃げるサービスですね。
きょう、これが2つ目のサービスエースです。
安全に外に追い出して、オープンコートを作りました。
フォールトになりましたが131マイルは211キロ。
ラブゲームでキープに成功しましたアンディ・マレーです。
これで第1セットはともにサービスキープで2−1、マレーです。
あのショットよく追いつきました。
そして、深いところ。
フェレールが追いきれないというボールを打ちました。
年間獲得ポイント上位8の選手が出場します。
1次リーググループが2つに分かれています。
4人ずつ。
総当たり戦を行いますので一人当たり3試合を戦います。
そのグループの中で上位2人の選手が準決勝に進むことができます。
このグループBはアンディ・マレースタン・バブリンカラファエル・ナダルそして、このフェレールです。
この4人の中では世界ランキングが一番高いのがアンディ・マレーです。
こちらのグループがグループイリ・ナスターゼといいます。
かつての名選手の名前が付けられています。
グループAがスタン・スミス。
第1回大会の優勝者がスタン・スミスで3連覇を果たしたのがイリ・ナスターゼ。
これから第1セットの第4ゲームです。
フェレールは第2ゲームはラブゲームでキープに成功しています。
かなり前に出てきましたマレーです。
非常にフラット系に合わせて踏み込んで直線的なスピンを少なくして非常に落ちて、のびましたんでコントロールできなかったですねフェレールは。
マレーのリターンが合ってますよ。
積極的に踏み込んでます。
きょう、両選手の練習を私たちも間近で見ていたんですが本当にマレーは思い切り、スイングしているという感じではないんですが非常に鋭い球がいきますよね。
今のは、ちょっと深くボールをコントロールしようとして大きくなった分アウトをしてしまいました。
見事な組み立てです。
すばらしいラリーでしたね最後、逆をとりましたね。
ここから逆を打ちましたね。
引きつけて、その分フェレール対応できなかったです。
越えませんでした。
このマレーのショットは重さがあるんですかね。
やはり、練習のときはフラット系で非常に深かったんですけどちょっと試合になるとスピンをかけてその分、僅かに浅くなりますね。
2015/11/16(月) 23:00〜23:29
NHK総合1・神戸
バークレイズ ATP ワールドツアー ファイナル▽マレー×フェレール[字]
男子シングルス・1次リーグ グループB「アンディ・マレー」(イギリス)対「ダビッド・フェレール」(スペイン) 【解説】坂井利郎,【アナウンサー】鳥海貴樹
詳細情報
番組内容
〜イギリス・ロンドンから中継〜 [11:29−前0:15 総合2で放送継続]
出演者
【解説】坂井利郎,【アナウンサー】鳥海貴樹
ジャンル :
スポーツ – その他の球技
スポーツ – オリンピック・国際大会
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
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