ニュース・気象情報 2015.11.17


11時になりました。
ニュースをお伝えします。
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡り、沖縄県の翁長知事が、名護市辺野古沖の埋め立て承認を取り消したことに対し、国はきょう、知事の代わりに取り消しを撤回する代執行を求めて提訴し、埋め立て承認を巡って、国と沖縄県が法廷で争う異例の事態となりました。
パリで起きた同時テロ事件を受けて、シリアから難民の受け入れを増やす方針を政府が示しているアメリカやカナダで、州の知事が受け入れを拒否する意向を明らかにするなど、波紋が広がっています。
アメリカ政府は、先月から従来のおよそ6倍に当たる少なくとも1万人の難民を受け入れる方針を示し、オバマ大統領は、16日の記者会見でも、安全を確保しながら、受け入れを続けると強調しました。
しかし、パリで起きた同時テロ事件を受け、これまでにアメリカの20以上の州の知事が、安全対策が十分ではないなどとして、受け入れを拒否する声明などを発表しました。
これらの知事はほとんどが野党・共和党の知事で、このうち大統領選挙にも立候補している、南部ルイジアナ州のジンダル知事は、シリアの難民の移住に向けたあらゆる手続きを中止するように指示を出したとコメントしています。
さらに、大統領選挙に共和党から立候補し、支持率で上位を争うトランプ氏やカーソン氏なども、テロの危険が高まるとして、シリアからの難民の受け入れを拒否する意向を示し、オバマ政権への批判を強めています。
またカナダでは、今月就任したばかりのトルドー首相が、先の総選挙で、シリアからの難民を、年内に2万5000人受け入れると訴えていました。
これに対して、サスカチュワン州の知事が、難民に紛れてテロリストが入国したら、大惨事につながるとして、受け入れの見直しを求める公開書簡を出すなど、受け入れに慎重な意見が広がっています。
ロシア陸上界のドーピング問題を巡って、国際陸上競技連盟が、ロシア陸上競技連盟に対する暫定的な資格停止処分を決めたことについて、ロシアの現役選手が記者会見し、潔白である選手たちにとっては、全くもって不平等だなどとして、決定を取り消すよう求めました。
来年のリオデジャネイロオリンピックへの出場を目指す、ロシアの陸上界を代表する3人の現役選手が、国際陸上競技連盟がロシア陸上競技連盟に対し、暫定的に資格を停止する処分を決めたことについて、16日、記者会見しました。
棒高跳びの選手で、アテネと北京のオリンピックで金メダルを獲得したエレーナ・イシンバエワさんらが、決定を取り消すよう求めました。
ドーピング問題を巡って、ロシア陸連は、特別委員会を設けるなど、国際陸連と協力していく姿勢を強調することで、来年のオリンピックへの参加につなげたい考えです。
全国の天気、まず雲の様子です。
低気圧や前線に伴う雲が、本州付近に広がっています。
九州付近には発達した雷雲がかかり、局地的に非常に激しい雨が降っています。
九州では引き続き、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、四国や中国地方でも、雷雨の所がありそうです。
午後は、雨の範囲が東日本や北日本に広がり、関東は夜遅くには雨が降り始めるでしょう。
2015/11/17(火) 11:00〜11:05
NHK総合1・神戸
ニュース・気象情報[字]

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 天気

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