こんにちは。
きょうのラインナップです。
フランスはテロリストとの戦争状態にあると強調しました。
パリで起きた同時多発テロについて、オランド大統領は、シリアで計画され、ベルギーで準備されたと述べ、過激派組織イスラム国との対決姿勢を改めて示しました。
オランド大統領は、事件直後から、イスラム国による犯行だと断定し、１５日には、シリアの拠点に空爆を行いました。
演説では、フランス全土に出している非常事態宣言の期間を、今の１２日から３か月に延長することや、治安要員を今後２年間で５０００人増員するなど、テロ対策を強化する方針を表明しました。
フランスメディアはテロの首謀者について、ベルギー出身で、シリアでイスラム国に参加している、アブデルハミド・アバウッド容疑者だと報じました。
イスラム国の機関誌ではことし２月、同じ名前の人物がインタビューに応じる形で、ベルギーの拠点で武器や弾薬を調達し、テロを計画したと話しています。
実行犯グループが拠点にしていたと見られるベルギーのブリュッセルでは、国際手配された男の捜索が行われました。
ただいま、銃声です。
銃声でしょうか。
爆発音が聞こえました。
男は発見されませんでしたが、緊張した状態が続いています。
一方、パリでは１６日、全土で一斉に黙とうがささげられました。
パリでは、臨時休校となっていた学校や、閉鎖されていた観光名所も再開されましたが、緊張した空気は続いています。
過激派組織イスラム国が、新たに攻撃を警告したアメリカでは、警戒が強化されています。
また、シリアからの難民受け入れを拒否する州が相次ぎ、波紋が広がっています。
ニューヨークの中心、タイムズスクエアです。
大勢の観光客が集まるすぐそばで、武装した警察官らが目を光らせています。
イスラム国の声明について、アメリカの国土安全保障省は、具体的で信頼できる情報はないとしていますが、ニューヨークでは、大勢の人が集まる広場などを中心に、２４時間態勢での警戒が続いています。
こうした中、１５の州がシリアからの難民受け入れを拒否すると表明しました。
実行犯の１人が、難民としてギリシャに入国した、シリア出身者だったことを踏まえたものと見られ、波紋が広がっています。
国と沖縄県は、法廷で争うことになります。
沖縄県にあるアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古沖への移設問題で、国はけさ、埋め立て承認の取り消しを、沖縄県に撤回させるよう求めて、裁判所に提訴しました。
本日、福岡高等裁判所那覇支部に対し、翁長知事に法令違反の是正を行うべきことを命ずる旨の判決を求める訴訟を提起いたしました。
国はこれまで、辺野古沖の埋め立て承認を取り消した、沖縄県の翁長知事に対し、取り消しを撤回するよう、地方自治法に基づき、勧告や指示を出してきました。
しかし、翁長知事が期限を過ぎても従わなかったため、国はきょう、取り消し処分の撤回を求めて、福岡高等裁判所の那覇支部に提訴しました。
今後、国は、知事に撤回を命ずる判決が出ても、知事が従わなければ、知事に代わって承認取り消しを撤回する代執行を行う方針です。
ひと言で、僕の気持ちは表せない。
受けて立つという感じですか？
裁判はきょうから１５日以内に始まる予定で、辺野古沖の埋め立て承認を巡る問題は、今後、国と沖縄県が法廷で争う異例の事態となります。
２歳の長男にたばこを吸わせたとして、２４歳の男らが逮捕された事件で、男が栃木県の自宅から長男を連れて、行方不明になっていたことが、新たに分かりました。
栃木県足利市の無職、羽渕駿容疑者２４歳と、交際相手で、名古屋市北区に住む無職の１６歳の少女は、今月１１日、羽渕容疑者の２歳の長男に対し、火のついたたばこを吸わせる暴力行為をした疑いが持たれています。
その後の警察などへの取材で、羽渕容疑者が家族に行き先を告げず、長男を連れて、栃木県の自宅から行方不明になっていたことが、新たに分かりました。
最近見ないね。
どうしたんだろうねっていう話はしてた。
愛知のほうに行かれたというのは？
全然知らない。
あっ、そうなんですね。
だからいないよねぐらいだね。
羽渕容疑者と少女はフェイスブックを通じて知り合い、今月上旬から同居していて、調べに対し、遊び半分で、子どもにたばこを吸わせたなどと供述しているということです。
東京・江戸川区で女子高校生が殺害された事件で、逮捕された男の自宅から、タイトルに首絞めと書かれた複数のＤＶＤが見つかったことが分かりました。
青木正裕容疑者は、高校３年の岩瀬加奈さんを自宅に誘い、首を絞めて殺害し、現金およそ７０００円などを奪ったと見られています。
警視庁によりますと、自宅からは、およそ４２０本のＤＶＤなどが見つかり、そのうち、複数のタイトルに、首絞めと書かれていたということです。
青木容疑者は調べに対し、首を絞めることに興味があったと話す一方、借金が１００万円あって、生活に困っていたと話しているということで、警視庁は動機を調べています。
ＴＰＰ・環太平洋経済連携協定の大筋合意を受け、自民党の農林部会はきょう、牛肉や米など重要５項目に対する補助金の拡充などを盛り込んだ、国内の農家対策の提言を了承しました。
中継です、有田さん。
取りまとめにあたって、小泉農林部会長は、国民の皆さんへと題したメッセージを読み上げました。
ＴＰＰ大筋合意を受け、今、日本の農政は、農政新時代ともいうべき新たなステージを迎えています。
農政新時代と銘打たれた提言には、牛肉・豚肉の生産農家の赤字を補填する事業の拡充や、国産米を政府が買い取ることなど、重要５項目を中心に、国の補助を拡充する内容となっています。
過去の対策では、各地にプールなどが作られ、ばらまきとの批判も出ました。
今回の対策では、農業そのものへの補助を多くしたり、経営感覚に優れた担い手の育成などの対策も盛り込まれるなど、ばらまき批判を避けようというねらいが見て取れます。
ただ、対策の総額は明記しなかったうえ、実施時期などの詳細が固まっていないものもあります。
農業を成長産業にするため、具体的な内容を詰めていくことができるのか、今後も重要となります。
以上、自民党本部でした。
経済情報です。
日経平均株価は大きく値を上げ、午前の終値は、きのうの終値に比べて、2015/11/17(火) 11:30〜11:45
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