生字幕放送でお伝えします≫色、形さまざま。
カラフルでかわいい。
今日の「ひるブラ」は仙台駄菓子。
≫カラフルでかわいい辺見えみりさん。
≫私、カラフルじゃないですけどね。
≫えみりさんカラフルですからね。
≫実はここ仙台で駄菓子が始まったきっかけ。
それがこれ伊達政宗なんですね。
早速、1つ食べてみたいと思いますね。
ちょっと変わった形の。
いただきます。
あっ、そんなに甘くない。
懐かしい優しい。
≫駄菓子ですからね。
≫知ってますよ。
なんでそんなに冷めてるの。
≫古坂君、駄菓子のイメージって私、ちょっと違ったの。
≫子どものときの駄菓子屋さんに置いてあるものでよね。
でも、これもれっきとした駄菓子なんです。
例えば、カルメラ焼き。
これも駄菓子なんですよ。
これはよく見るよ。
≫これは鹿児島発祥なんですけど仙台駄菓子、なんと50種類以上全国の駄菓子を集めて復活させて昭和の時代にできたものなんですね。
≫仙台駄菓子を作っているのは私たちの後ろのお店たたずまいも政宗の粋な心意気がまだ生きてますよね。
私たちがお邪魔しているのは仙台市若林区の舟丁というところです。
古くから商業が盛んだった地域です。
そして、こちらがね創業130年の老舗なんですね。
≫もう雰囲気もすごくよくて。
≫長いのれんには駄菓子って書いてあるんですよ。
≫かつお節ではないんですよ。
駄菓子なんですよ。
じゃあ、入りましょうか。
失礼します。
≫懐かしい雰囲気。
≫いいでしょ、店の中の雰囲気。
最高ですよ。
駄菓子がいっぱい。
ショーケースもすごい趣があるでしょう。
≫すてきだね。
こうやって置いてあるとおいしくなっちゃうね。
≫そして3代目のご主人でございます。
大林佐吉さんでございます。
よろしくお願いします。
ずいぶん高いところに実はいるんですけど実はこれが伊達ポイントといいまして殿様のように高いところから客と接してものを売るというわけでございまして伊達商法という慣習の名残なんですね。
特別に今日は舞台裏を見せていただきましょう。
こうなっています。
だから僕が2m35cmありますので…。
≫そんなあったっけ?≫ごめんなさい。
186です。
訂正します。
相当、ご主人が高くなっていると。
伊達商法の心というのはどういうものなんでしょう。
≫店先に長いのれんがかかっております。
それをお客様がかき分けてここへ、まいります。
そして、ここで高いところから見下ろしたと。
≫古坂さん、こっちこっち。
でもね、このすてきな駄菓子の秘密が店舗の裏の工場に詰まっているんですよ。
だから、見に行ってほしいんです。
≫俺が?こっちから。
≫みんなもうちょっと落ち着いて。
≫生放送でお送りしております。
≫この仙台駄菓子は50種類を超える全国から駄菓子が集まっていると申し上げました。
こちらご覧ください。
地図も用意いたしましたので失礼いたします。
まず、仙台駄菓子はどこから集まってきたかというと青森県の駄菓子です。
これ、ばん菓子といいます。
お茶うけによく用いられるそうです。
そして続いて岩手県。
こちら、胡麻ねじりといいます。
さらにさらに山形、うさぎ玉。
これは雪の中のウサギのフンに似ているということなんです。
食事時にすみません。
これ東北の駄菓子ね。
さて、次が先ほどもお見せいたしましたこちら鹿児島カルメラ焼きですね。
さらに辺見さん、この駄菓子どこから来たものだと思います?≫これ何?黒くて、真ん中が穴開いててドーナツみたいな。
≫黒糖を使った駄菓子なんですけれども実は南京、中国から来てるんです。
海外のものでもいいものは取り入れていく。
粋じゃないですか。
こうやって数の多さで圧倒的なんですけれども。
これ、実は統一感もあるんですよ。
何が統一されているかといいますとおかみよろしくお願いします。
≫はい。
≫おかみのはる子さんです。
実は、甘さが統一されているんですよ。
ちょっと1つ私も試しにいただきます。
これ、南京の輪南京という駄菓子ですね。
やっぱり優しい甘みなんですよね。
控えめな感じですね。
≫輪南京は干し柿の甘さですのでとてもおいしいので好評なんですよ。
≫今、キーワード出ましたよ。
干し柿の甘さ。
この駄菓子、全部甘さが干し柿の甘さより甘くならないように調整されているんですよ。
≫いっぱい食べられますね。
飽きずにね。
≫甘さを守る秘密後ほど、お伝えします。
≫辺見さん!ボーダーを着ている辺見さん。
今、ハイスピードで作っているこの駄菓子。
すごい速いでしょ。
何かに似てるんですよ。
≫首についてたのひも?≫そうそう。
これ、何かに似ているか。
こっち側見てもらえば分かると思うんだけどこれ分かりますかね。
こういう形。
なんとなく、鼻みたい…鼻じゃないです。
これは梅子っていって梅干しに似ているといわれているんですね。
≫それでちょっとぼこっとしてるのね。
≫これ、宮城のお隣の山形生まれなんですね。
ちょっと割って中を見てもらいましょうか。
こんな感じ。
外側は小麦粉で中は、きな粉なんですよ。
≫これも干し柿と同じ甘さでしょう?≫どうなんだろう。
食べてみます。
そこまで甘くないです。
ほんのりきな粉の味がして周りはカリッとしている感じ。
これはすごいうまいです。
≫お茶に合いそうですよね。
≫お茶に合う。
まさにお茶に合う。
もらいました。
こんなふうに全国からいろいろな駄菓子が集まってきてなんとこんな熱いドラマがあったんですね。
時は高度成長時代。
子どもたちは華やかで目新しいケーキやクッキーに夢中。
町の駄菓子屋さんは一軒、また一軒と姿を消しどこの土地にもあった駄菓子屋はいつしか幻となってしまった。
そこで立ち上がったのが2代目主人の石橋幸作。
人呼んで駄菓子の鬼。
失われていく駄菓子をなんとか残さねば!その情熱は東北から始まり西は四国まで最愛の妻とともに幻の駄菓子を求めて全国行脚に繰り出したのである。
旅先で見つけた各地の駄菓子を一つ一つスケッチに残しすでにその土地で失われてしまった味は仙台に持ち帰って復刻。
こうして今の仙台駄菓子の礎が築かれたのである。
≫何?歩いていったってこと?≫そういうことなんですよ。
その中での1つが山形からきたこの梅子になるわけでございます。
えみりちゃん。
山形では作られていないんですよ。
≫辺見さん、こっちです。
これね、今、私がいるの工場のすぐ裏なんですけど2代目が全国行脚して集めた駄菓子、その思いが詰まった建物がここにあるんですよ。
こちら。
佐吉さんまた高いところからありがとうございます。
案内してもらってもいいですか。
実は、佐吉さんが作った資料館なんですよ。
全国の駄菓子を巡り歩いて紙粘土で手作りで、駄菓子を再現しているんですよ。
これ全部、駄菓子です。
カラフルでしょ。
いろんな駄菓子が全国にはあるんですよ。
そして今、佐吉さんが手に持っておられるのが佐吉さんのお父様先代がスケッチした全国の駄菓子。
見てください。
花束みたいでしょう。
その隣も子どもが踊っているみたいに見えますし。
いろんな駄菓子が全国にはあったんですよ。
なんとおよそ300あったらしくそのうちの100をスケッチして残しているということなんですよ。
≫こういうの残していただけることありがたいよね。
こういう人がいないとね。
≫そして佐吉さん、この中でも佐吉さんの思い入れのある駄菓子が、こちらなんですよね。
≫これは、かみしめという秋田のお菓子なんです。
秋田のお店で私たちと父と2人で行きましたらそしたらそこのご主人が私で辞めようと思っていますと。
息子、娘がみんな東京、大阪に行っちゃって、私だけでですからこれを、大事に今は売りますよ。
非常においしいんですよ。
それでこれをスケッチしてうちへ持って帰りましてこれをここに並べて置きました。
それから、このようなものを私たちが、いいものをまた再現するように作っております。
≫こうやってスケッチしてさえしていれば今後また、新しく復活させることができるという。
≫すばらしいですね。
≫未来への期待が高まりますね。
≫辺見さん!全国から集めた駄菓子はただ持ってくるだけではないんですね。
技を受け継ぐのも大変なんです。
先ほどの梅子。
これは素早く切るにはたこ糸を使っているんです。
すぐ固まるから、早さがスピードが命でございます。
糸を使う理由というのがもう1個あるんです。
分かります?≫あの首にくるくると巻いてあるやつだよね。
≫そうそう。
こちらの糸を使っている理由があるんです。
包丁切りと糸切りの断面を比較すれば分かるんですね。
今、まず普通どおり糸で切りました。
ふだん包丁で切らないんですが今日は特別にちょっと包丁で切ってみますね。
この断面でございます≫確かに違うね。
≫分かりますか?包丁で切った断面は金太郎あめみたいにきな粉が丸見えになっちゃうんですね。
一方、こちらは糸で切っていると生地で包み込まれるように丸く切れるというわけで糸のほうが丸めやすく、きれいに仕上がるというわけでございます。
だからたこ糸を使っているんですね。
≫包丁で切っちゃえばいいけどそうしてないというのは意味があるんだよね。
≫その職人の阿部正義さんです。
よろしくお願いします。
阿部さんは元サラリーマンなんです。
今では、この仙台駄菓子作りのとりこなんですが別の仕事を辞めて菓子作り、どこに魅力を感じられたんですか?≫見た目よりも、かなり難しくて奥が深いんですね。
それにはまってしまってたまらないですね。
≫このたこ糸が似合ってますね。
ネクタイのようにたこ糸を締めております。
そして、ちょっとあちらを見てもらいたいんですがなんと、入門5年目の方が今、皿洗いしているんですね。
こんにちは。
よろしくお願いします。
結構、僕よりも先輩かなというくらいの方なんですが、5年目までは皿洗いをしているというわけで。
だから阿部さんも一人前になるまで下積みが7年間で今、ここまでということです。
ちなみに僕は24年間なんですけど。
この駄菓子の鬼といわれていました2代目が技と同時に大切にしていたのが干し柿の甘さなんですね。
受け継いでいるのがこちらです。
孫の明広さんです。
よろしくお願いします。
大成さんが冒頭で食べました輪南京。
あれに使う黒糖を混ぜているんですが。
これ、使っている黒糖が3つあるんですね。
両側は一般流通で中央は手に入らない本当に貴重な手に入らない黒糖なんですよね。
≫そうです。
特別に作っていただいております。
≫作っている工場は今、あるんですか?≫もうないですね。
自分の味で、舌で確認してその味を頼りにして作っていただいておるんですね。
≫もともと作っている工場がないから自分の舌を信じて、工場に頼んでいるというわけなんです。
こだわっているのに仙台駄菓子にはレシピがないんです。
だから一子相伝で受け継いだ技でオリジナルにこだわり続けているというわけになるんですね。
これは大変ですよ。
舌を信じなきゃいけないんですもんね。
これはすごいことでございます。
≫その50種類以上にも及ぶ仙台駄菓子なんですけども全国からいいものを集めているだけではなくてなんと、仙台のいいものも残っているんですよ。
そこには驚くべき秘密があるんですね。
仙台のいいものといいますのはこちら。
私のすぐ左手で作業されている干切という駄菓子で江戸時代に、仙台で発祥の駄菓子といわれています。
この干切の中に入っていますのがほしいいなんですよね。
≫すげえ欲しがって欲しいって言ってるわけじゃないんです。
これはコメをふかして煎ったものでかつて伊達政宗が参勤交代とか戦のときに食べていた保存食なんですね。
これが洗練された駄菓子に変わると。
≫当時は、これにお湯を注いで食べていたんですよね。
≫パフってするやつだよね。
≫その説明は分かりづらいけどね。
簡単にいうと元祖インスタント食品です。
≫戦がないときには庶民に、このほしいいは払い下げられまして庶民が工夫をして、ほしいいを駄菓子に変えていったという。
このままだとやっぱり味気なかったりしますからね。
≫おいしくしたやつを見てもらいましょうか。
このほしいいを水あめで絡めてきな粉の板で巻いた。
巻いたものを切っているんですがすごいでしょう。
のり巻きみたいな感じ。
これが庶民の知恵が結集したらどんな味になるのかということでございましてスタジオにえみりちゃんいっていますか?≫きてないですね、全く。
≫ごめんなさい。
送ってなかったですね。
僕が食べますね。
中がサクサク、周りモチモチ。
庶民の知恵が詰まっていますね。
≫パワーアップしてます?≫パワーアップしているね。
レベル4から8ぐらいまでいってますね。
倍ですよ。
おいしい。
≫こうやって庶民の技で庶民の工夫でコメから駄菓子ができたんですがまだまだあるんですよ。
コメどころ仙台。
仙台の皆さんはコメを使って、こんなに駄菓子を作り出したんですよ。
≫全部おコメの駄菓子よ。
≫菓子種といいましてこちら、今見ていただいたほしいいというものでお隣、細かいんですけどこれもコメを使ったもの。
この隣もあられですよね。
ちょっと香ばしい感じのあられですね。
粒の大きさ、作り方は違うんですけどすべて材料はコメなんですね。
≫えみりちゃん何食べてみようかね。
≫ウサギ。
≫じゃあ、ウサギいきます。
かわいいでしょ。
いきますよ。
うん、食べた瞬間にフワッと…。
おコメの味もする。
おコメと砂糖の配分がすごくいい。
あまり本番ではあまりいいものではないですね。
ゴホッときますね。
お茶が欲しいですね。
でも、すげえおいしい!≫でも、子ども好きそうだね。
≫本当に形もかわいいし。
庶民の中にも政宗のような粋な精神。
ウサギにしたりとか。
粋な精神が息づいているというわけでございますよ。
よいものはどんどん取り入れる仙台駄菓子今なお、進化中でございます。
こちらは昨年デビューした駄菓子。
えみりちゃん違い分かりますか?≫サイズ?≫そう!正解!通常よりも一回り小さいんです。
デザインもちょっとかわいらしくなってるんですよ。
ハートがあったりとかしてね。
さらに、こちらはあんこ玉なんですがカラフルでしょう。
すごいカラフル。
使っている素材が粋なんですね。
まずはゴボウ。
赤大根、カボチャ、小松菜。
こういうふうに地元産の野菜をあんこに練り込んだヘルシーなお菓子で小さなお子様を持つお母様に大人気というわけで。
どうですか粋な計らいというところも感じてもらえましたか?≫すてきです。
最初見たときちょっと茶色が多いなと思ってたのでカラフルになるとより一層かわいいですね。
≫出来たての駄菓子をお持ちいたしました。
でも、売り物としては、まだ出せない段階なんです。
もう一段階。
味の番人おかみのはる子さんチェック。
どうですか?≫今日もおいしいです。
≫はる子さん、通過しました。
味にうるさいのに今日はOKと。
祖父忠政の危篤の知らせを聞いて2015/11/17(火) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「仙台駄菓子は“伊達(だて)な味”!?〜宮城・仙台市〜」[字]
江戸時代から受け継がれる素朴で懐かしい味・仙台駄菓子。黒砂糖やきな粉、米飴などを組み合わせさまざまな形や味わいの駄菓子が作られます。職人の技と味の秘密に迫ります
詳細情報
番組内容
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】辺見えみり,【司会】大成安代 〜宮城県仙台市から中継〜
出演者
【ゲスト】古坂大魔王,【コメンテーター】辺見えみり,【司会】大成安代
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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