それが実に衝撃的。
(女性)みかん農家だものね。
まさかお米にみかん?ここにきてみかんの香りしてきた!ほんのりオレンジ色っていう感じかな?
薩摩半島の西岸沿い東シナ海を望むこの街にある問題を抱えたお宅がありました
この家が抱える問題それは…
そうですね
南さつま市をはじめ鹿児島の3つの市をまたぐ吹上浜は長さ47kmにも及ぶ日本一長い砂丘
日本三大砂丘の1つにも数えられるここ吹上浜は今や絶滅が心配されるアカウミガメの産卵地としても知られ夏の間砂浜に卵を産むウミガメの姿が見られます
また毎年5月には砂の祭典が開かれ海外の有名アーティストによる砂の彫刻を見に多くの観光客が訪れます
そんな海辺の街でどんぐり路という小料理屋を営む大坪家は建坪がたった9坪ほどしかない店舗兼住宅
10年前にクリーニング屋さんだった家を買って開いたどんぐり路は入り口で靴を脱ぐお座敷スタイルの店
昼も夜も営業しているこの店を1人で切り盛りする大坪さん
この日のランチはサンマの竜田揚げとメンチカツのセット
ごはんのお代わりは無料
食後のコーヒーも付いてたったの500円
そんなサービス満点のお店はいつも常連さんたちで大にぎわい
でも娘の杏帆さんにとってはこの家での生活は気を遣うことだらけ
店の入り口が住居の玄関を兼ね靴を脱ぐのもお客さんと同じ場所
まるで家族に迎えられるように常連さんたちに声をかけられながら座敷の奥にある階段を上って2階の自分の部屋へ
そしてどこかに電話をするのですがそのお相手は…
・
すぐ下で働くお母さん
はいもしもし〜分かった
そう大坪家にはトイレがお店にしかないため営業中はお客さんが入っていないかを気にしていちいち電話で確かめるのです
しかもそのトイレがあるのはお客さんが座るカウンターのすぐ後ろ
年頃の女の子にとってそんなトイレよりもっと気になるのがお風呂
着替えを持って杏帆さんが出ていったのはなんと2階の窓の外
それはベランダの上に無理やり増設した波板で囲っただけの水回りスペース
屋根や窓の庇をそのまま外壁に押しつけるようにして作った僅か2畳の空間
そこに洗面台やシャワーなど水回りの設備をすべて詰め込みました
年頃の娘にふびんな思いをさせず仕事と生活を両立できる家に
そんなお母さんの願いを受け1人の男が立ち上がりました
家を造られる方はですね多くの夢を見ながら訪ねてこられるんですけど色んな制約の中でなかなか実現できない部分があるんですが本当の夢は何かということを一緒に語り合いながらそれを実現するために例えば玄関そのものが必要かどうかということまで既成概念に捕われないで真剣に考えるわけですねそれによってその人らしい家っていうかそういうものに近づくことができるんじゃないかなというふうに思うんですね
思いもよらない発想で家族の夢をかなえる彼を人は「型破りの薩摩隼人」と呼びます
地元・鹿児島の匠に託されたのは1階で小料理屋を営む建坪が9坪しかない狭小住宅
匠も見たことのない生活がこの小さな家の中に
こんにちはこんにちは
10年前にここを買って店を始めた大坪美穂さん
これはもともとはどういう形だったんですか?
(美穂さん)もともとはクリーニング屋さんだったのでもう何もない感じだったんですよだから何屋さんか分からないっていうことで格子を入れたらオシャレになるんじゃないかっていって入れて頂いたんです結構上がってますけどスロープですねこれは問題になってないでしょうか?問題はこの間口だと思います狭いことですね
(美穂さん)車いすのお客さんとかももう入れないんですよねごはんを食べに来たいっていう方もいらっしゃるんですけど
(宇都)51cmですね
(スタッフ)通常何cmぐらいあるもんなんですか?75cmから80cmは欲しいですねそんなにですか
建坪が9坪しかない家の1階がすべて店舗
お座敷スタイルの店で営業中は狭い玄関にお客さんの靴が溢れかえります
(スタッフ)ご家族の靴っていうのはこちら今出てる分ですか?置ける数っていうのが限られてきてましてもう自分たちの靴はなるべくこっちのほうや隅っこのほうに置いて
(美穂さん)こういう感じになって
(宇都)食器ですね
(美穂さん)店が収納が少なくてなおす所がないもんですから業者さんの方がここに食器をなおせるように作ってくださったんですけどそうなんです
そんな玄関を上がった畳敷きの店内にはカウンター席と奥のテーブル席との境目に無用な段差が
(宇都)結構な段差が…そうです正座は痛いだろうと思って足が伸ばせるようにこっちを掘りにして頂いて
(宇都)ちょっと私も座ってみてもいいですか?
(美穂さん)どうぞあっなるほどただこの状況でここを娘さんが通られるというような形になるんですね
(美穂さん)娘はですね学校ですとかばんとか荷物を持って来るもんですからここに人が座ってた時が通りにくいんですよねこの部分はかなり狭いですねだからここがすれてるのがここがですね物が当たったりとかした跡なんですねこれ通りにくいですねここが
(宇都)こちらは?
(美穂さん)トイレです
(スタッフ)カウンターのすぐ後ろにある…
(宇都)結構お店の真ん中にある感じですねお店としては位置がここでいいのかどうかというのはねこの家の中でトイレはここだけ?
(美穂さん)1つだけですそれは娘さん少しかわいそうだ…と思います
家族専用の食卓や台所もなく毎晩杏帆さんもお客さんと一緒にこのカウンターで食事を取ります
(美穂さん)鶏刺し食べるでしょ?
そしてお母さんが働く店の厨房は…
(宇都)厨房のほう見せて頂いていいですか?
(美穂さん)どうぞ入って頂いて分かると思うんですけどもとにかく狭いんですよね
(宇都)結構気を遣いますねいろいろ物が置かれて
(スタッフ)動線が狭いですね狭いですね
(美穂さん)なおす所がないもんですから
(宇都)ここは狭いですね
(美穂さん)これでも今売ってる冷蔵庫の中で奥行きをギリギリいっぱいのを考えて買ったんです
(スタッフ)ここって結構頻繁に出入りする場所ですよね
(宇都)作業スペースももうこれだけですね
(美穂さん)そのぐらいですね
(宇都)これも奥行きが結構少ないそうですそれも一番コンパクトなやつを選んで
家族が住居として使う2階へ上がるには店の一番奥まで行って階段を上っていかなければならないのですがその階段がこれまた急で驚くほど幅の狭いものでした
今まで私が見てきた家で一番狭い階段の1つかと思います
それは一般的な住宅の階段より20cmも狭いものでした
(宇都)たぶん荷物とか上がらないと思います
(宇都)あぁ〜なるほど
2階で匠を待っていたのは…
こんにちは
(美穂さん)娘です
(宇都)はじめましてはじめまして杏帆です
(宇都)ももこさん?「ほ」です
オシャレにも気を遣うお年頃ですが押し入れなどの収納が一切ないため窓のない西側の壁一面に洋服や衣装ケースが山積みに
でもそれよりも困るのは…
我慢する時は我慢して
1階は9坪ですが2階はそれより狭い7坪
6畳と4畳半の和室二間あるだけ
それゆえ家の中に収まりきらない水回りをしかたなく窓の外のベランダに無理やり増設
広さや重さの関係で浴槽のあるお風呂は作れませんでした
これかなりの段差がまずありますねちょっと入ってみていいですか?
(美穂さん)どうぞ
(宇都)いつもこういう形で上られるんですねでも今度は頭を打ってしまいますねエアコンで頭を…あとそこ屋根軒下のほうになってるので気をつけてください
(宇都)これは大変ですね体をひねりながら上がっていくような形ですあぁ昔軒下だった部分を収納に利用されてますね
(美穂さん)そうなんですよそこしかタオルを置く場所がなくてボックスを置いてタオル置きにしました
(宇都)なるほどそれにしても洗面台も非常に狭いしここの間がもう30cmくらいしかないですからあとシャワーだけなんですね
(美穂さん)そうですシャワーユニットしか置けないって言われて
あくまでも簡易的な造りの水回り
薄い波板で覆っただけの屋根を見上げると何やら黒い影が
実はこれ屋根を上から押さえるために載せた土嚢袋でした
(美穂さん)そうです風がですね音が
しかもその水回りを増設したベランダ自体1階の屋根の上に載せただけのもので屋根に直接すべての荷重がかかっているのです
そんな危険と隣り合わせにあった大坪家のリフォームで最大の課題は…
やはり狭さですね9坪しかないということですね2人住まいとはいえこれからもお店を続けられるということで私も今まで経験したことがないような究極的な狭さになるので難しいというふうには思いますただ娘さんにとって常連さんとあいさつをしたりとか決して悪いことばかりではないのかなと思いますので住居と店舗をしっかり分けてしまうということが本当にいいのかどうかということは非常に迷っております
狭い家の中に店と住居を両立させ家族もお客さんも気兼ねなくくつろげるよう大坪家が用意したのは1500万円
「型破りの薩摩隼人」の挑戦が今始まります!
(所)藤田さん・田中さんこんばんはいらっしゃいませ私長いことやってた他局のドラマお店の玄関と家の玄関が一緒っていう設定だったんでなんとなく雰囲気は分かります気ぃ遣うよねやっぱりね娘さん帰ってきてみんなに「おかえり」なんて言われて娘さんだって機嫌が悪い時あるよねあとこれが悲しいじゃないですか
(藤田)ハトかと思った屋根が飛ばないように土嚢を載っけてるっていうしかも留め手の所が鉄柱が横にありましたけどあれでいいの?って感じでしたよ
(藤田)すごい
(江口)今回ご依頼がありましたのは大坪家10年前に以前クリーニング店だった中古の物件を買って1階を小料理屋に改装建坪が9坪しかない小さな家なので当初はお風呂を諦め銭湯通いも覚悟していたのですがお風呂がないと住宅ローンが通らなかったこともあって2階のベランダに無理やり水回りを増築トイレは1階のお店にしかありません現在福岡の大学に通う長男の雅さんと杏帆さん2人の子どもを幼い頃から女手一つで育ててきた大坪さんはランチ営業もある小料理屋を営む傍ら予約制の介護タクシーと夜中の運転代行業を掛け持ち働き者のお母さんですねほんとですねすごいねなんかいい思いしてもらいたいですね視聴者が「おぉ〜」って言うのは湯船まであんの?っていうでも湯船はあげてほしいですけどね湯船につからない人生なんて…あのね湯船っていいますけどね水の重さ知らないでしょ1m・1m・1mで1トンあんのよまして下に湯船作ったらお客さんのところでジャブジャブ音がするんですよお客さんと接するのが悪いことだけとは限らないから迷ってるって言ってたじゃないですかだから全部一緒にしちゃうんじゃないですか逆転の発想っていって既成概念じゃないの?分けないのね分けないもう分けない
果たして家族の夢はかなうのでしょうか?
大坪家のリフォームを2ヵ月後に控えたこの日家族から連絡を受け急遽救急病院へと向かった番組スタッフ
(スタッフ)あっ杏ちゃんあっこんにちは
(スタッフ)どうなの?お母さんどうなったの?
(スタッフ)足首を?大丈夫ですか!?
なんとお母さんがあの狭くて急な階段から落ち足首を骨折したというのです
搬送された病院でこの時ちょうど手術の真っ最中
開始からすでに2時間
娘の杏帆さんも心配でなりません
そして…
どうぞ
(スタッフ)大変でしたね今回すみませんありがとう…
(スタッフ)大丈夫でした?寝てていいですよ大丈夫です
手術の説明を受けるため先生に呼ばれた杏帆さん
これじゃ分かりにくいんで3D−CTがいいかもしれないです
(スタッフ)うわっ…
(院長)これですね
(院長)ぐるーっとひねる骨折なんですよね
少しでも早く仕事に復帰するため折れた骨をプレートで固定する手術を選んだお母さん
無事手術は成功しましたが…
(スタッフ)タフですね
まさに母は強し
本当に次の日から店を再開しました
お店を始めて10年
ついに引っ越しの日を迎えた大坪家
間口の狭い入り口の扉を外して作業をスタート
2ヵ月前に足を折って手術した娘を心配して近所に住むお母さんも手伝いに来てくれました
(一同笑い)
最後に大けがを負わされた階段
傾斜が急なだけでなく幅も極端に狭いため邪魔な手すりを取り外します
しかしそれでもなお段ボール箱を横向きに抱えて下ろすことはできません
そんな階段を上がった2階の生活スペースではあの窓の外の水回りで娘の杏帆さんが荷造りの真っ最中
福岡の大学に通う長男の雅さんも久しぶりに実家に戻ってきました
離婚後自分たちきょうだいを育てるために保育士やホテルの経理など必死に働くお母さんの姿を見てきた雅さん
(スタッフ)そういうお母さんとね妹さんがまだ住んでる家なんですけども
長年母と娘を困らせてきた水回りもきれいに片づき10年前クリーニング店から突貫工事で改装した家の中からすべての荷物が運び出されました
そして解体がスタート
リフォーム後はどんぐり路も新装開店
2階の窓の外に増設された水回りも同時に解体
広さが僅か2畳しかない狭い中に詰め込まれていた洗面台やシャワーユニットなどすべての設備を撤去
せーの!
周囲を覆っていたベニヤ板を剥がすと薄っぺらい波板1枚で囲われただけの空間があらわに
台風で飛ばされないよう屋根の上に載せていた土嚢袋を下ろし波板の囲いを取り払います
(宇都)それ以前に
10年前に店を改装した際ベランダに無理やり増設した水回り
しかしその小屋がなくなりベランダの構造が明らかになるとそのあまりの貧弱さに匠も声を失いました
(スタッフ)どういう状況でしょう?
(スタッフ)載っかってるだけですか?載っかってるだけですね
(スタッフ)えっ!?留まってないですか?
7坪しかない2階の住居には余裕がなくやむなく窓の外に作った水回り
僅か2畳分のスペースに洗濯機や洗面台・シャワーユニットなどの設備が身動きも取れないほど詰め込まれていました
そのすべての重さがのしかかるアルミフレームのベランダは自立した構造を持たずただ1階の屋根の上に載っているだけ
重い水回りを支えるのに十分な強度があるとは到底思えません
かろうじて外壁に固定されていた留め金具ですらビスが外れ全く役には立っていませんでした
事実重みに耐えきれずアルミフレームの脚は折れ曲がりまさに崩落寸前
しかし重大な危険にさらされていたのはベランダだけではありませんでした
それが目に見えて現れたのは雨の日
もともと店の厨房があった玄関脇の西側の壁がビショビショに濡れているではありませんか
外壁の内側をまるで滝のようにドボドボと流れ落ちる雨水
これまで隠されていた壁の中で尋常ではない雨漏りが続いていたのです
(スタッフ)かなり激しく…
(宇都)これはすごい状況ですね
(スタッフ)下地がもう落ちちゃってるんですか
(宇都)下地が全部落ちてこういう状況になってます
(スタッフ)これ下に残骸があるのはすべてその下地だと
(宇都)これはそうですね
(スタッフ)うわ〜
(スタッフ)もう掘れますね
(スタッフ)すごい
このひどい雨漏りの原因を探るため外に出てみるとそこには…
なんと屋根から雨水を集めた樋が壊れ途中で寸断
そこから落ちる水が直接外壁に当たって壁はすっかり黒ずんでいました
さらにその真下に取り付けられていたガスの給湯器にも雨水が直撃
外壁のひび割れから流れ込んだ雨水によって真っ黒に変色するほど傷みが進んだ壁の内側
下地用に組んだ板は完全に腐って落ち目を覆わんばかりのひどいありさま
土台までボロボロになっていました
しかし雨の日雨水が入り込んでいたのは厨房の外壁だけではありませんでした
1階の奥のコンクリートの基礎にも通気口の脇にひび割れがありそこからも雨水が侵入
雨のたびに床下に大きな水たまりができていました
そのせいで地面の土が常に湿った状態
そんな環境を好んでなんと床下にカニまで住み着いていました
そこで用意したのは狭い間口からも入れる小型の重機
雨水がたまっていつも湿っていた床下の土は完全に粘土状に変質し家を支える地盤の強度も失っていたためかつて奥の座敷席があった5畳分の土をかき出し80cmの深さまで掘り進めました
そしてあらわになったコンクリートの基礎の下に四角い横穴を三方等間隔に掘ります
作るのは鉄筋コンクリートの基礎
軟弱な地盤が家の重みで沈み込むのを防ぐため掘った横穴にコンクリートを詰め既存の基礎を下から支えるのです
雨水が入る通気口のひび割れも埋め古い基礎の内側に新たな基礎を増し打ち
強度に不安を抱えていた床下の地盤
さらには手前に打たれたコンクリートの土間を取り払いまとめて基礎を打ち直しました
外周の基礎を二重にすることで構造を強化し特に家の一番奥は地面深く基礎を築いてより強固に補強
ちょうどその真上にあるのがあのベランダ
屋根の上に載せただけで崩落の危険があったベランダも完全に撤去
それを支えていたスレートの瓦も屋根の下地ごと取り払いました
ぽっかりと開いたその屋根の下
古い壁の内側に増し打ちした基礎の上に新たな土台を設置
そこに古い家の構造とは独立した形で柱を立てていきます
するとその駆体は以前よりも高く組み上げられ屋根も元ある2階の屋根より高い位置に
強度的に貧弱だったベランダの上に無理やり作られていた水回りが取り払われ…
家の奥の平屋だった所が頑丈な構造で組まれた2階建てへと生まれ変わりました
おかげで2階の面積が5畳分広がって1階と同じ9坪になり窓を乗り越える大きな段差も解消
床がフラットにつながっただけでなく縦にも空間が延びました
リフォーム中小料理屋を休業している間も大坪さんは休むことなく働いていました
・はいどんぐり路ですはいかしこまりましたではすぐお伺い致しますありがとうございまーす
小料理屋の他に福祉タクシーや運転代行業を掛け持つ大坪さん
リフォーム前は夜9時に店を閉めたあと時には明け方まで運転代行の仕事が続くことも
ここ10年ずっとこんな働き詰めの毎日
体が休まる暇もありません
(スタッフ)なんでそんなにいっぱい働くんですか?
そんな忙しい日々を送る大坪さんがずっと欲しかったもの
これまではなかったお風呂の浴槽が現場に到着
初めてのお風呂ができるのは2階
床を張らずに開けておいた2階の穴から浴槽を持ち上げるとそこに軽量鉄骨の梁を架けます
これはお風呂にためるお湯の重みに耐えられるよう2階の床の構造を強化するためのもの
床に穴を開けておくことで浴槽の運び上げから設置までむだなく作業が進みました
かつて家の中に余裕がないため無理やり水回りを増設していた2階の窓の外のベランダ
そのベランダのスペースを室内に取り込んだことで生活面積が増えちゃんと湯船や洗い場のある大坪家初となる立派なお風呂が完成しました
(スタッフ)宇都さんお風呂が出来ましたね
増築して確保したスペースに家族待望のお風呂を完成させた匠
この日訪れたのは車で30分ほど走った山間に建つ工場
こんにちはあっこんにちはどうもよろしくお願いしますお世話になりますこちらこそ結構長いですね
(宇都)太さもすごいですね
日本一の竹林面積と竹の生産量を誇る鹿児島県
しかし竹林は手入れを怠ると自然破壊にもつながり全国的に放置竹林が大きな問題になっています
そこで鹿児島県では竹林保全のために伐採した竹の有効活用を積極的に行っています
(スタッフ)これは何竹っていうんですか?孟宗竹です
この孟宗竹を使って作られるのは花器や器・かごやざるなど
さらにこれまでとは全く違う使い道で竹の需要を増やす努力もしています
そんな地元に有り余る天然の素材に目をつけた匠
使うのは最も太い根元の2m分
1mほどの長さに切りそろえた竹を別の機械にかけ今度は縦に切れ目を入れます
それを何度も繰り返すと直径20cmの丸い竹が12等分に切り分けられ幅2.5cmの細長い板に
内側に残った節もきれいに取り払います
昔ながらの機械で細長い板状にされた孟宗竹
果たして匠はこれを何に利用しようというのでしょうか?
湯船が入りましたよ〜やった〜!もういきなり入りましたねうれしいあれだけで完成した感はあるねあるまたタイミングよくお母さんすごいよ骨折って何?あのボルト入れてボルト入れたからって平気でやってんのね次の日からっていうマジンガーZみたいですよね竹の加工場で太い孟宗竹を細かく切り分けていましたが匠はあれを一体何に使うんでしょうか皆さんで推理してみてくださいこれはあれじゃないですか?匠が一番最初格子…外の格子がオシャレでしたねって言ってたから化粧板代わりに竹ですてきな和風な感じのお店なるほど私もなんかお店の中の壁を壁紙じゃなくて内側?内側竹でショーッてこれはすごい簡単な問題でしたねほんと?ほんとすごい簡単これ
鹿児島県内に群生し竹害に悩まされている竹に目をつけた匠
幅2.5cmに切りそろえた竹の板を何重にも貼り合わせてどうするのでしょうか?
希少なアカウミガメの産卵地としても知られる鹿児島県南さつま市の吹上浜
大坪家のリフォーム真っ最中の9月はちょうど孵化の時期
今年も生まれたばかりの小さな赤ちゃんカメたちが懸命に砂をかき海へと帰っていく姿が見られました
そのころ現場で始まったのは1階店舗の内装作り
入り口を入って右側はコンクリートの土間のまま
左側半分だけに床が組まれていました
その床の境に長さ1mほどの短い柱を一定の間隔で立てそれをつないで壁を作り空間を2つに分けます
そこへ運ばれてきたのは鉄骨の柱
玄関を入ってすぐの西側に2階の床が開いた部分がありその梁に2本立てて固定します
さらにその2本の鉄柱の間にくしのような形の鉄骨を斜めに設置
しかしそれは床に届かず宙に浮いたまま
そこに大きな板を何枚も抱えて匠が帰ってきました
それは形が不ぞろいな厚さ2.5cmの集成材
実は2階の床からつり下げたくし状の鉄骨はこの板を取り付けるためのものでした
そう作っていたのは階段
以前の階段は人がまっすぐ上り下りできないほど極端に幅が狭く傾斜も急でした
そのせいでお母さんは足を踏み外して足首を骨折
手術を要するほどの大けがを負いながらもお母さんは痛みに耐えながらそれからリフォームが始まるまでの2ヵ月間店の営業を続けました
匠は家族を危険にさらしていた大坪家の階段を今回のリフォームで店の奥から玄関脇へと移動
入り口から土間が続く新たな店内
その左半分に張った床の一番手前に回り階段にして架け替えました
そうこの竹の集成材こそ匠が訪ねた地元の工場で孟宗竹を加工したもの
直径20cmもある太い竹を2.5cmの幅に割き内側に残った節を1つ1つ取り除いてすべて平らな板状にしました
それにのりを付けて何重にも重ねプレス機で圧縮し集成材に仕上げたのです
こうしてできた竹の集成材
匠がわざわざこれを階段の踏み板に使ったのは…
かつて階段があったのは座敷席があった店の一番奥
それを玄関側に移すことで2階の住居への動線も楽で便利なものになりました
急だった勾配も回り階段にして緩やかに
強度に優れた鉄骨と薄くて丈夫な竹の集成材を使い省スペースを図りました
すると今度は現場から工務店の軽トラックに乗って吹上浜へと向かった匠
ここまっすぐですか?ここはまっすぐでいいですね
10分ほど走ってたどり着いたのは海辺に近い建設会社の作業場でした
こんにちははいお願いしてあった砂を取りに来ましたどうぞ
匠のお目当ては作業場の脇に無造作に積み上げられていたこの砂
吹上浜の近くの畑では砂浜から風で飛ばされてきた砂が畑の排水路を埋めてしまうため農家の人は困っていました
砂浜の砂を勝手に持っていくことはできませんが畑の排水路に詰まった砂の処理を行っているこちらの会社で取った砂を分けてもらえることになりわざわざここまで来たのです
こうして譲ってもらった砂は軽トラックの荷台いっぱい分
それをいったん現場に下ろすとすぐさままた別の場所へと向かいました
そこは南さつま市内の大当
海の間際まで山が迫る集落
斜面を造成する際に出た石を積んだ石垣が有名
あっいましたね作業されてますねこんにちはあっこんにちはどうもお世話になりますお疲れさまです
(宇都)お疲れさまです
「石垣群の里」と呼ばれるのどかな風景
しかしどんどん過疎化が進む今解体が必要な老朽化した空き家が増えているため石垣が名物の土地でありながら地元の人たちはその石垣に手を焼いていました
そんな事情を知った匠が処分に困った石を譲り受け大坪家のリフォームに利用しようと思いついたのです
そこでもらった石を持って現場に戻りすぐに家の中に運び込む匠
利用するのは1階の店舗
土間のままで残された東側の壁際に並べ小さな石垣を組んでいきます
さらに畑の排水路を埋めていた吹上浜の砂もここで一緒に使うようです
合成樹脂の硬化剤をつなぎに加えミキサーで十分に混ぜ合わせるとコンクリートの土間の上にまいて平らにならします
壁に張った石も床材として使う砂もほとんど材料費はタダ
床を張らずにコンクリートのままで残していた店舗の東側半分
そこを砂地の土間に仕上げた匠
かつて靴を脱いで入るお座敷スタイルだった店が靴のままいすに座って食事ができる店へと大変身しました
(スタッフ)いい感じですねそうですねそれからもう1つこの床なんですけど
店舗の内装工事が進む中匠が次にやって来たのは隣町の家具工房
そこで用意してもらっていたのは真ん中が少しへこんだ集成材の板
その板をひっくり返して平らな面に木目の化粧板を貼り付けます
脇の細い面にも同様に
そしてその端に「隠し蝶番」と呼ばれる金具を固定
その金具で同じ化粧板を貼った10cm幅の板と接続
さらにその10cm幅の板には反対側にも蝶番を付けもう1枚大きさの違う板をつなぎます
できあがったのは真ん中の細い板を挟んで3つに折れる仕組み
それと同じものを全部で10組用意
一体これは?
すてきな化粧しますね店舗地元の砂と石を使ってもらってですよそう…あんなきれいになっちゃうちょっと上質な割烹食べに来る感じになっちゃいましたねあと何?竹竹って何?集めて圧力かけたらあんないい板になんの?簡単じゃなかったですね知らなかった階段だって匠は幅の違う3枚の板をちょうつがいでつないだものを全部で10個も作りました一体あれは何なのでしょうか皆さんで推理してみてくださいこういうのやっぱり意外なもんなんですよ竹の束見せといて答えが階段なんだからそういう思考でいきましょうね今後ねドア間口が狭いって言ってたもんねドア!?ドアどこのドアですか?だからドアなのさっきだってあれ階段さ何を…どれをどう階段なの?ってなるもんねだから意外な切り口でいこうよじゃあ天井
今も噴煙を上げながら威風堂々と海に浮かぶ鹿児島県のシンボル・桜島
この日フェリーで桜島に渡った匠が山すそに建つある工場を訪ねました
(スタッフ)お疲れさまですお疲れさまです
ここは桜島の溶岩を専門に加工する工場
(宇都)お世話になります
(滑車の回転音)
直径2mもの滑車がうなりを上げるこの機械は人工ダイヤモンドを埋めたワイヤーで大きな溶岩の原石を切り分けるためのもの
こちらで切ったものがこういうふうになります
(宇都)こういう断面になるんですね
(男性)そうですね
(スタッフ)ほんとですか?はいこちらが注文していたものになりますどうぞこういうふうにですね…
(スタッフ)これだけで商品にならない?
(男性)そうです
自然のものゆえ2割程度はどうしても出てしまう不良品
それを安く譲ってもらうためにここへ来たのです
本来なら高価な桜島の溶岩プレートを安く手に入れた匠
それを使うのは…
店の奥の地面を掘り下げて基礎を打った場所
その深さ65cm
床下が3列に仕切られなぜかその真ん中に床暖房が設置されていました
すると匠はその床暖房の上に直接焼き肉用に使われるはずだった溶岩プレートを置いていくではありませんか
全部で39枚隙間なく敷き詰めました
そこに何やら木の板をコの字型に組んだものがたくさん届きました
それを取り付けるのは溶岩プレートを敷き詰めた床下
両側の壁に向かい合わせにして全部固定しました
実はこれ座卓の脚を載せるための土台
匠が店のカウンター席の奥に作ったのは靴を脱ぎ足を下ろして楽に座れるお座敷のスペースでした
地盤強化のために掘った深い基礎を掘りごたつとして利用したのです
同様にですねこちらのほうも開いてですね
(宇都)それからこちらのほうもですね閉じます
(スタッフ)大容量の収納ですね
(宇都)そうですね
長年不便に耐えながら苦労を重ねてきた家族の思いに応えようと限られた空間を思いがけない発想で最大限に広げ理想の住まい造りに力を尽くした匠
その作業がすべて終了しました
店に来るお客さんにも楽しんでもらえるよう店内のあちこちに地元・鹿児島の素材をちりばめ飽きのこない工夫を凝らしました
そんな「型破りの薩摩隼人」が手がけた大坪家のリフォームの全貌をご覧頂きましょう
10年前クリーニング店だった家を買って小料理屋を始めた大坪家は建坪が9坪しかない店舗兼住宅
女手一つで2人の子どもを育て働きづめの毎日を送ってきた大坪さん
気にかかるのは年頃の娘・杏帆さんのこと
家が小さいせいでトイレが1階のお店にしかなくいつもお客さんに気を遣わなければなりません
お客さん入ってる?入ってないよ
しかもそれはお客さんが座る席のすぐそば
でも何より困っていたのはベランダの上に増設した水回り
2階の窓の外に無理やり建てた小屋の中に水回りの設備を全部詰め込んでいたものの屋根に載せただけのベランダはその重さに耐えられる代物ではありませんでした
壁に固定したアルミフレームが完全に外れてグラグラ
大きな地震でも来たら水回りごとベランダが落ちる危険さえありました
さらに途切れた雨樋から落ちてくる大量の雨水が外壁に当たりガスの給湯器にも直撃
その水が壁のひび割れから内側にまで流れ込み家の構造にも大きな影響を及ぼしていました
そんな大坪家の窮地を救ったのが…
「型破りの薩摩隼人」が豊かな感性で仕上げたそのリフォームの全貌をご覧頂きましょう
折れた雨樋から直接雨水が当たり内側にしみこんで色まで変わっていた外壁
役に立たない雨樋はもちろんひび割れた外壁もすべてきれいに補修し壁の亀裂の原因にもなっていた給湯器は別の場所に移動
店の外装はお母さんのお気に入りだった格子で和風の装いに仕上げました
愛着ある店の看板は薄く軽くして強風に備え構造への負担を軽減
幅が狭かった引き違いの扉は間口の広い一枚扉に替えました
その店先でお客さまをお迎えするのは砂で作ったかわいいリスたち
これを作ってくれたのは…
いらっしゃいましたねこんにちは
なんと南さつま市出身のプロの砂像彫刻家・茶圓勝彦さん
国内はもとより世界でも活躍する日本を代表する砂のアーティスト
規模は違えどその作り方は同じ
何度かに分けて型枠の中に砂を入れ水を注いで上からたたいて固めます
こうしてできた四角い砂の塊をコテで削ってかたどっていくのです
忙しい中1日がかりで仕上げてくれました
表面を硬化剤で固めたこの砂像
夜は明かりをともしてあんどんに
店の名前・どんぐり路をイメージしどんぐりを求めて集まるリスのようにたくさんのお客さんに来てほしいという願いを込めました
間口が広がり車いすでも出はいりできるようになった土間敷きの店内
店名の由来にもなった長男・雅さんが小学生の時に書いた詩を大きく拡大して店に入ってすぐ脇の壁に転写しました
これまで店の真ん中にあったトイレを入り口側に移し客席から離すことで音やにおいの心配を解消
杏帆さんもこれからはお店を通らずそのまま2階の住居スペースに上がっていくことができます
鉄骨でつり下げ式にした階段の下には以前は全くなかった靴箱が
しかもこんなにも大容量
薄くても丈夫な竹の集成材を踏み板に使った階段は傾斜が緩やかになったうえ幅も前より20cm以上広くなりました
間口が2間しかないのにトイレと階段が店の中央にあったせいでより窮屈になっていたかつての店内
匠はその邪魔なトイレと階段を店の入り口側に固めることで間口いっぱい店舗スペースとして使えるようにしたのです
客席から見えるかわいらしいメニューボード
実はこれ雅さんと杏帆さんの手作り
お母さんに開店祝いをしたいと大坪家のきょうだい2人が匠と共に以前お店の看板を作ってもらった工房を訪ね自分たちで描いたアイデアスケッチをもとに作ったものでした
まずは紙粘土で型作り
雅さんはどんぐり杏帆さんはウミガメを作りました
それができると職人さんがその上にガラス繊維を当てプラスチック樹脂を塗り重ねます
乾いたら紙粘土を取り外します
できたのはFRPの型枠
この型枠を使い強度があって水に強いFRPで紙粘土で作ったのと同じ形を再現
最後にスケッチ通りの色に着色しました
大坪家の家族をイメージした3匹の親子ガメとどんぐりが店で働くお母さんを見守ります
トイレが邪魔で窮屈だった客席
厨房もお母さん1人立つのが精一杯の広さでした
底冷えするコンクリート敷きの厨房に床を張り作業スペースを1.5倍に
不足していた収納も十分確保しました
備え付けの踏み台を使えば小柄なお母さんでもつり棚に手が届き上げ下ろしも苦になりません
地元の素材にこだわる匠がカウンターテーブルの天板として利用したのは鹿児島県産として有名な屋久杉
それを手に入れるために訪れたのが屋久杉の家具を専門に製作する家具工場
さまざまな家具や仏壇などすべて屋久島で採れた屋久杉を使用
今は全面的に伐採が禁止されているため以前切ったあとの切り株が地中に埋まって残った土埋木しか手に入りません
そんな貴重な屋久杉でも製材する際どうしても端材が出てしまいます
使い道がなく処分にも困っていた屋久杉の端材
それを今回タダで分けてもらえることに
状態のいいものを選んで継ぎはぎし4mの板に成型
端材とはいえ木目を見れば立派な屋久杉
高級感あるカウンターテーブルへと生まれ変わりました
ほかにも吹上浜の砂や大当の石垣の石など至る所に鹿児島の素材がちりばめられた店内
手水鉢に使ったのも鹿児島で採れた石
そしてその上の鏡の周りであでやかな光を放つのは…
そう皆さんご存じの鹿児島を代表する伝統工芸品である薩摩切子
多くの手間と時間をかけて作られる鹿児島が誇るガラス工芸
色の付いたガラスを溶かして鉄の筒の先に水飴のように巻きつけそれを窯から出すとすぐさま型に入れ一気に息を吹き込んで細長く膨らまします
そして型に合わせて余分な部分をバーナーの炎でカット
今度は透明なクリスタルガラスを同じ型の中に入れて膨らませます
こうすることで外側が色付き内側が無色の二重構造になったガラスの器ができるのです
それを職人さんが1つ1つ手作業で削りガラスの表面に繊細な模様を刻んでいきます
こうしておよそ1週間もかけて気品漂う薩摩切子が完成
薩摩藩が広め大名への献上品にも用いられたという薩摩切子
まさに芸術ともいうべき高価な工芸品です
しかし匠は…
匠はここでも傷物の薩摩切子を分けてもらい店の装飾として活用
鏡の照明代わりに使いその細工の美しさを際立たせました
もともと靴を脱いで入るお座敷スタイルのお店でしたが新しい店にもテーブルを囲んで座れる座敷席を残してほしいというお母さんの要望に応え以前より少し間取りは小さくしたものの靴を脱いで上がれるお座敷を用意
足を下ろせる掘りごたつになっているので腰掛けるのも楽
人数によってテーブルの位置も変えられます
余った大当の石を生かした坪庭を背に足元には床下暖房を備え桜島の溶岩プレートで蓄熱効果を高めました
座卓を床下にしまえば客間にもなり大容量の収納としても大活躍
厨房と床がひと続きになっているので配膳や片づけにも便利
そこからそのまま2階へも行けます
お母さんがリフォーム直前に落ちて大けがをした極端に幅が狭くて急な階段はそんな危険が一切取り払われ場所を変えて安心して上り下りできる動線に
その階段を上がった所には2階でも簡単な食事の支度や洗い物ができるようミニキッチンと冷蔵庫を備えました
2階にできた廊下に面して母と娘それぞれの個室も完成
南向きの大きな窓があるのはお母さんの部屋
建具で仕切れるインナーバルコニーには洗濯物をたくさん干すことができその隣には階段上のデッドスペースを利用して大容量のウオークインクローゼットを設けました
収納が一切なかったため部屋の壁一面に衣装ケースを山積みにしていたかつての住居スペース
新しくできたお母さんの部屋には帳簿をつける時などに使えるデスクや大きな荷物が入る奥行きのある押し入れも作りつけました
以前は顔を洗う時も洗濯する時もシャワーを浴びる時もいちいち高い窓を越えて出ていかなければなりませんでした
でももうそんな苦労をすることはありません
ベランダを室内に取り込むことで水回りの設備一式がすべて家の中に
杏帆さんがお客さんを気にして我慢することもあったトイレが2階にもでき母と娘女性2人の生活にうれしい広い洗面台も
大坪さん親子がずっと憧れていた湯船にゆっくりつかれるお風呂
10年ぶりにようやく夢がかないました
その水回りに面した廊下には両側の壁に洗濯機置き場や収納スペースを確保
そして2階の一番奥が杏帆さんの新しい寝室
屋根の軒先もそのままに薄い波板で囲っただけの水回り
部屋とベランダには60cmもの高い段差がありました
そんな障害を取り払い廊下から段差なく入れる部屋の壁一面に大容量のクローゼットを作りつけさらにその上に広さが2畳分もあるロフトまで
オシャレが楽しいお年頃
これだけ広いスペースがあればいくら洋服が増えても心配ありません
何よりうれしいのは誰にも気を遣わなくて済むこと
1階も席数を減らすことなく居心地のいい店ができました
必要なものをすべて備え理想の環境が整った大坪家
果たして家族は喜んでくれるでしょうか?
完成を待ちわびていた大坪さん親子
この日は福岡の大学に通う長男・雅さんも一緒
(スタッフ)お待たせしましたいよいよお披露目なんですが見えました
(スタッフ)さぁこちら見えましたねウソだいや〜
(スタッフ)杏ちゃん左を開けてもらっていいですか
(スタッフ)そしてこちらの扉が…おぉ〜すげぇおぉ〜こういうことね
(スタッフ)そうです
(スタッフ)全然傷物っていうの分かんないですよね
(スタッフ)はいすごーい
(スタッフ)杏ちゃんさえてますね
(雅さん・杏帆さん)うぉ〜!
(杏帆さん)すげぇ!
(スタッフ)このテーブルを下に下ろします収めますね
(雅さん)下に入れるだけ?
(スタッフ)全部これ収まります
(スタッフ)そして…あっ閉めるのね
(スタッフ)はいパズルですパズルあ〜こういうふうになってるんだ
(杏帆さん)うぉ〜すげぇマジか!
(一同笑い)
(スタッフ)そちらが…いいねあ〜すごいはーいこっち杏ちゃん考えてこれも考えたんだよちゃんと
(スタッフ)この全体的なデザインも雅くんが考えてくれてあ〜上に行けるわけですねいや〜かわいいうぉ〜すげぇ私の部屋ですか
(スタッフ)そうですよ
(杏帆さん)ありえんわマジうぉ〜すげぇただいまですねやばっ
(美穂さん)かっこいいかっこいい
(スタッフ)どう?
(スタッフ)いやお店…だから…・こんにちは〜こんにちは
(美穂さん)ありがとうございます
(宇都)杏ちゃんどうでした?そうですよねどんぐり代行どんぐり代行で帰ってくださいお願いします
そして迎えたどんぐり路新装オープン初日
厨房にはお母さんと並んで立つ杏帆さんの姿も
1人で頑張るお母さんの背中をずっと見て育った杏帆さん
看板娘としてきっと頼もしい助けになるはず
母と娘のどんぐり路これからますます繁盛することでしょう
大成功でしたねこれねすごいもうアイデアいっぱいどれだけ工夫されてるんだろうこのうちはだってこれリフォームしなかったらシャワー浴びながら落っこちかねないうちだった…えらい違いですよねえらい違いですよあと正解は床だって床出なかったね床出ないっすねテーブルの持ってき場がないからあれが下へしまえちゃって平らになっちゃう「布団はどこ?」「ここ」ってすごくない?あれ
(口々に)すごい本当に匠が最初にちらっと言ってたお店とそれから住居の部分の融合もちゃんとあったし私たちが想像してた夢のものが全部ここにできたなんか分かるわお母さんがお店ちょっと閉めといて満喫したいっていうのがあんなに働きたかったお母さんを休ませたいと思わせたってそうですよねお母さんの足折れてるの忘れちゃうもんね2015/11/15(日) 18:57〜20:54
ABCテレビ1
大改造!!劇的ビフォーアフター 狭過ぎ9坪!高校娘が嘆く!物干しでシャワーの家[字]
▽狭小9坪トイレは居酒屋と共用▽前代未聞!雨漏りで床下にカニ生息▽9坪でも広々…収納式居間&溶岩でエコ暖房▽働き者シングル母も大感激…癒やしの風呂&夢のトイレ!
詳細情報
◇番組内容
劇的なリフォームで家族の問題を解決します!狭い・暗いなど不便な家を匠がリフォームで大改造!!日本中の家族を幸せにする笑いあり、感動ありの家族応援バラエティ
◇出演者
所ジョージ、江口ともみ、田中圭、藤田朋子
◇おしらせ
番組ではリフォーム依頼を大募集!家の大・小、予算は問いません。詳しくは番組HPまで!「劇的ビフォーアフター」で検索!!
☆番組HP
http://www.asahi.co.jp/beforeafter/
◇監督・演出
高橋章良
◇音楽
松谷卓
◇制作
ABC、ジャンプコーポレーション、社員
ジャンル :
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
バラエティ – その他
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
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