琴勇輝さん、よかったです。
ふるさとに里帰りした琴勇輝の姿をじっと見つめる女性がいました。
母・さゆりさんです。
女手1つで活発な子どもに育てたさゆりさん。
小学校から相撲を始めた琴勇輝に勝負に対する心構えを教えました。
昔はよく、相撲のことに関して気合いが入ってなかったりとかすると、どなられてすごく厳しかったですけど気持ちが落ちたときとかは初心に帰れってよく言われるんでそういうときに前に出なきゃいけないなっていうのを思い出しますね。
だから、勝負に携わるときに実力で負けるのはしょうがないけど気持ちでは負けんなっていう母親のその心構えというか。
琴勇輝には自分を奮い立たせるために取組前必ず行っていることがあります。
(気合いの声)ほっ!この一声が一歩前に出る大きな力になるといいます。
(実況)電車道、押し出し。
(気合いの声)ほっ!自分がいちばん気合いも上がってボルテージも上がったときに1発、声を出すことによってまた自分の持っている力が120に上がったりとかそういうふうに、1つの自分の基本スタイルじゃないですけど。
(気合いの声)ほっ!
(拍手)この日も気持ちで負けない前に出る相撲で地元のファンの期待に応えました。
(拍手と歓声)ふるさとでのひとときを過ごした琴勇輝。
別れ際、母・さゆりさんに今後の活躍を誓いました。
じゃあ、また、頑張って。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
自分の相撲を、思い切って元気いっぱいに取り切っている姿を見ていただきたいなと思っていますのでいい形で親孝行していきたいなという気持ちを持ってますんであんまり心配かけないように頑張りたいです。
関取訪問、琴勇輝をご紹介しましたが。
文字どおり、故郷に錦。
お相撲さんのためにあることばのように思います。
やはりありがたいですねふるさとは、満杯ですね。
家族のことばでは、自分の支えになっていると。
お母さんにいろいろ教え込まれたんだって言っていたんで師匠だね。
北の富士さんはどうでしたか家族から送り出されるときは。
忘れちゃったかな。
だいぶ前の話になってしまいますが。
そうですね。
今場所は自己最高位で迎えています。
相撲っぷりがいいですねきっぷのいい相撲で自分の体に合った相撲を取っています。
いいと思います。
東の前頭6枚目琴勇輝ここまで4勝3敗と白星先行できています。
対戦相手が見えてきました。
きょうは幕内後半最初の取組になります。
安美錦戦が組まれています琴勇輝です。
故郷に錦を飾って、あんまり心配をかけないように、という本人のことばもありました。
きょうの関取訪問は香川出身琴勇輝関を紹介しました。
中日八日目このあと幕内の取組が始まっていきますがきょうの取組をご案内します。
十両の青狼と北太樹から始まります。
6勝1敗の高安は臥牙丸戦。
新入幕の御嶽海は千代鳳とです。
佐田の海、旭秀鵬までが幕内前半の取組です。
後半最初の取組は安美錦と琴勇輝です。
ご当所の大関琴奨菊は6勝1敗、きょうは大砂嵐戦です。
同じく6勝1敗の稀勢の里は隠岐の海戦です。
豪栄道照ノ富士という大関どうしの対戦も組まれています。
6勝1敗日馬富士は豊ノ島。
結びは、初日から7連勝の白鵬が妙義龍の挑戦を受けます。
現時点で白鵬がただ1人単独トップということになったんですけれども。
白鵬が序盤うまくペースを上げながらきましたしね。
きのうは大技も出ましたしいよいよ本調子になったんじゃないですか。
きのうはかなり隠岐の海に攻められたようにも見えたんですが。
左四つですからね攻められてはいますけれどもばっちり余裕はあったと思います。
余裕がなければあんな大技は出ませんからね。
相当力に差がないとましてや隠岐の海は大きいじゃないですか。
大きな相手をやぐらに振って落とすなんてことはできないですね。
隠岐の海が1m90cmですからね。
朝青龍が日馬富士のとき。
やぐら投げにしたときも日馬富士の100kgくらいでしょう、むやみにやってはいけないんですよ。
膝を痛めるから。
それをやってのけたということは調子が上がっているんですよ。
きのうのを見て逆にひざも負荷がかかっていたと思うんですけれども。
本人はなんでもないともう大丈夫だと。
この時点で優勝は白鵬だと思っていますか。
1敗でついていける大関横綱がなんとか頑張っていますからね。
なんとかくっついてほしいですね。
直接対決をするまでは星の差1つまででいけるかどうか。
6勝1敗3人大関がいます。
これから幕内の取組が始まります。
幕内格の木村銀治郎伊之助が、3日間の出場停止ということで初めて幕内に入ってこの土俵を務めます。
木村銀治郎です。
満員御礼の垂れ幕もかかりましたきのうに続いて札止めです。
2回目の札止めです。
どんどん入ってくるからね。
五日目に満員御礼が途切れて、六日目から満員御礼が続いています。
そして土曜日、日曜日と札止めということなりました。
琴奨菊も1敗で、きていますのでなんとか琴奨菊も頑張ってほしいね。
ご当所とはいえ、声援がものすごいですよね。
ご当所力士が勝つとどうしても足が向くんじゃないですか。
力士たちのやりがいにもつながっています。
土俵は幕内最初の一番西の十両2枚目の青狼と東の前頭15枚目の北太樹です。
1場所での幕内復帰を目指す青狼は3勝4敗です。
北太樹は東の前頭15枚目でこちらも3勝4敗です。
先場所の対戦は青狼がもろ差しになって北太樹がきめて出ていきましたが青狼が左を抜く形で右四つ左上手の形を作って寄り切りで勝っています。
いつもの所作で気合いを入れていく北太樹です。
右四つ左上手の形が得意な青狼。
北太樹は左四つが得意です。
初めて幕内の土俵で合わせる銀治郎が、待ったなしの声をかけました。
寄り切り、北太樹の勝ち。
残されそうになりましたが最後まで攻め手をやめませんでした。
きめられかかった肘をちょっと気にした青狼です。
もろ差しを許したんですが。
そうですね。
しゃにむに出ましたね。
少し北太樹らしい前に出る相撲が戻ってきましたね。
少し強引でしたが。
最後巻き替えて左が入ったから寄り切れたと思います。
左から右と青狼がもろ差しになりましたが。
最後はかんぬきで決めたということですね。
きめられて青狼は前に出ることはできませんでしたと話していました。
右のほうはかなりきまっていたんです。
右の肘を気にしながら下がっていった青狼です。
北太樹のリポートです。
勝った北太樹も危なかったと言って帰ってきました。
しっかりときめていこうと腹を据えて取った北太樹です。
2勝5敗どうしの豊響と朝赤龍です。
向正面は元小結岩木山の関ノ戸さんです。
よろしくお願いします。
境川部屋の豊響、三日目から5連敗ですね。
そうですね。
先場所も10連勝しましたが残り5日間は5連敗。
比較的連勝連敗が多い力士ですね。
何かきっかけがほしいところでしょうか。
押し相撲なので自分の相撲を信じてどんどん前に出ることですね。
その攻め込むという相撲が多く見られる豊響です。
対するは朝赤龍。
押して豊響、左のまわしを取って朝赤龍。
押し出し、豊響の勝ち。
朝赤龍は変化を失敗しました。
関ノ戸さん、いかがですか。
見て立とうという意図だったんでしょうか。
全く動じませんでした。
十分、変化は頭にあったと思います。
もろ手でいきましたからよく豊響は見極めていたと思います。
もろ手突きですから朝赤龍苦い顔をしていました。
白星がきっかけになればいいんですが連敗を止めた豊響3勝5敗です。
好調6勝1敗の高安と5勝2敗好調の臥牙丸です。
高安は左四つ右上手で組み止めて勝つ相撲が多いですね。
番付が番付ですから、これくらい勝っても不思議ではありません。
そうは言っても落ちたら落ちただけの相撲しか取れないという話があるんですが。
200kg近い体を使った圧力を使った臥牙丸です。
こちらも5勝2敗、好調です。
九州場所ということで九州出身の関取には毎日、声援が飛んでいます。
臥牙丸も、実は九州にはゆかりが少しあります。
入門したのが10年前の平成17年の九州場所新十両も九州場所勝ち越しも過去の九州場所が多くなっています。
丸10年早いですねと言っていました。
初土俵の九州は温かい人が多く好きだと言っていました。
入門当初は木瀬部屋の宿舎が熊本で熊本の人がいろいろなところに連れて行ってくれました。
ラーメン屋さんや居酒屋さん。
中でもとんこつラーメンがすごく好きでたくさん食べましたと言っていました。
今はあまり多く食べられなくなったそうですが当時は替え玉13杯だそうです。
今は水炊き大好きだそうです。
合いませんでした。
2度目の立ち合い立ち合い不成立です。
臥牙丸が手つき不十分ということです。
臥牙丸が注意を受けました。
3度目です。
上手投げ高安の勝ち。
臥牙丸、立てません。
ようやく立ちました。
首をひねって土俵を下ります臥牙丸。
高安は7勝目です。
決まり手は上手投げです。
なにか押しにくそうな感じでしたかね。
そうですね。
きょうは差したところを上手投げ?上手を取られてましたかね。
関ノ戸さん上手を取ってましたか?上手を取っていました。
いったん押し合います。
左が入ります。
止まってもう上手。
すぐ打たれましたねタイミングよかったんですね。
臥牙丸も立ち合い張っていきましたね右で。
張っていったね。
2回の待ったで感情的になったかもしれませんね。
1回目は普通にあたって2回目で顔を張られて指示を受けたのは臥牙丸でした。
本人たちは、ついたような気もしているんでしょうね。
行司さんによってちょっと違いますからね。
厳しい行司さんとそうでない行司さんと。
高安はこれで7勝1敗と星を伸ばしました。
西の前頭12枚目ですからね。
そうですよね。
三役にいるべき人がここにいるわけですからね。
休場明けの場所にもなりますが7勝1敗です。
御嶽海が白星先行で中日を迎えています。
高安のリポートです。
第一声が疲れました。
と話していますきょうは特に大きい臥牙丸が相手で大きい相手だと一気に疲れが出ますということでした。
場所前から白星につながるかどうかは別にして
拍手
寄り倒し、千代鳳の勝ち。
御嶽海が顔をしかめているのが映りました。
拍手
けがをする相撲じゃないですよ。
決まり手、寄り倒し。
きょうは低い負けしましたね。
自分から取りにいきましたしね。
本当に疲れてるんだね。
力の入る相撲になりました。
僕らも新入幕のときがあったけども疲れなんてちょっと飯でも食ったら吹っ飛びますけどね。
北の富士さんも新入幕といったら大勝ちしましたよね。
若いときはそんなに疲れませんよ。
今は疲れていますけどね。
押しきれなかったというところありますかね、御嶽海。
あそこで我慢して、もっと下から押し込んで押し返すと向こうがはたいてくれるんですけどね。
それくらい押しというのは辛抱が大切ですね。
千代鳳もだいぶ戻ってきましたかね。
上位にいって、そういう相撲で苦しめてほしいですね。
千代鳳、連敗を止めて6勝2敗です。
御嶽海は4勝4敗五分になりました。
千代鳳のリポートですいい汗をかいて戻ってきました。
相手をはたかせようと思った攻めて攻めていったと話しています。
ご当所鹿児島出身です期待どおりの相撲を取りました。
松鳳山は福岡出身です6勝1敗です。
今場所は左四つが多くなっています。
関ノ戸さんここまでの松鳳山はどうですか?関ノ戸⇒非常に体は動けていると思います。
最近は突き押しのほうはあまり見られません。
得意の左四つ右上手の格好が多いですね。
右上手を取ってからでも攻めが速いですから好成績につながっているんではないですか。
左四つというのは、形として松鳳山にとってはいい形なんですかね。
そうですね。
決して体は大きくないんですけども右の上手うまいですね投げるタイミングとかですね。
最近左四つが多い蒼国来との対戦になります。
蒼国来は左四つになるでしょうと展開を読んでいます。
松鳳山コールが起きました。
秋治郎が合わせます。
突き落とし松鳳山の勝ち。
館内から大きな拍手が沸きます。
関ノ戸さん歓声、すごいですね。
お客さんの中に、関ノ戸さんはいらっしゃいますね。
そうですね、大坂アナウンサーの声がよく聞こえないくらいですよ。
最後は上手をつかんでいたということで、決まり手は上手出し投げです。
関ノ戸さん、相撲内容ですが、もろ手突きから突っ張っていきましたね。
松鳳山。
蒼国来は左四つになるんじゃないかという予想をしていたらしいんですが、逆にこれが蒼国来にしては思わず不利になりましたねきょうは。
残したんですがこだわって上手を手繰りにいきますね。
それにこだわってしてしまいました。
ついていけませんでした。
松鳳山はどうですか北の富士さん。
突き押しではね四つになるとうるさい力士ですからね。
いい攻めだったと思いますよ。
もっともっと松鳳山自分が中に入るために突っ張っているんだと本人が言っています。
きょうも突き放して相手に相撲を取らせませんでした、松鳳山。
蒼国来のリポートです。
立ち合いの突っ張りは想定していたんだそうですね。
手繰ったところからもう少し腕をしっかりと手繰り切るというかもう少し腕をつかんでいればいいという話をしていました。
手繰りきれなかったということになりますね。
場所を盛り上げますね。
松鳳山が盛り上げるというよりも、お客様の応援がやはり松鳳山を支えているんではないでしょうか。
声援のおかげもたぶんにありますね。
これはご当所ということになりますね。
松鳳山は7勝1敗星を伸ばしました。
ものすごい拍手になりました。
きょうも満員御礼の垂れ幕が下がっています九州場所中日です。
土俵は制限時間がいっぱいです。
大栄翔が2勝5敗に玉鷲3勝4敗です。
初顔合わせになります。
ともに押し相撲の両力士です。
木村元基が合わせます。
圧倒しました玉鷲。
右ののど輪で起こして最後は左ののど輪。
決まり手は押し倒しです。
圧倒しましたね。
玉鷲の突き押しの強いことは強いんですよね。
玉鷲は今場所元気がありませんね。
いいことないですね今場所の相撲はすべて持っていかれる相撲が多いです。
あたり悪くないですけどね。
右であごが完全に起こされてしまいました。
松鳳山のリポートです。
大歓声の中で気持ちよさそうに帰ってきました。
きょうは立ち合いから突ききるそういうイメージで取ったそうです。
本当はあのまま攻めきりたかったそれでもよく体が動きました。
相手の手繰りにもしっかりついていた松鳳山です。
1敗を守っています。
九州場所中に三段目の取組の途中で今場所の新序出世披露が行われました。
今場所新弟子検査に合格した4人が出世披露を受けました。
いちばん右琴ノ若の化粧まわしをしているのが琴鎌谷です。
体形がお父さんに似ているね。
おじいさんが琴櫻です。
埼玉栄高校在学中です。
世界ジュニアで重量級でも優勝しています。
お父さんがこれからは師匠となります。
その師匠の化粧まわしを借りて出世披露を受けました。
4人が同期生ということになりますが土俵上も平成21年初場所、初土俵の同期生です。
しかも近畿大学の同学年でした。
大学時代からお互いに稽古をずっと続けてきた両力士の対戦です。
宝富士はよく知っているだけに本当はやりにくいんですよねと話をしていました。
一方の徳勝龍は毎回わくわくします。
宝富士との対戦を楽しみにしていますという話でした。
過去は宝富士3勝徳勝龍1勝です。
寄り切り、宝富士の勝ち。
立ち合いの動きが頭にありました宝富士です。
変化が失敗したときは惨めな結果に終わってしまいます。
右に動いた。
最近やっていませんでしたよね。
一時こういうことをやらずに正攻法で強くなってきていたのにもったいないですね。
また元に戻ってしまいました。
相手が左四つ十分なのにそちらのほうに変化してますね。
何の作戦にもなりません。
先ほど出世披露の様子をご覧いただきました。
九州場所1年納めの場所都市別の年別の新弟子検査の合格者数をご紹介します。
ことしは74人です。
10年前に100人を超えていました。
そこから100人を切る合格者数ということでこれだけ相撲人気と言われている中でことしは74人去年に比べますと少し減りました。
このあたり、部屋で、指導している関ノ戸さんに話を聞きます。
この数字どう見ますか。
私が教習所担当になったのは24年からです。
最近ちょっと増えているなという実感はありました。
実際数字を見ますとあまり伸びていません。
それでも18歳未満の人口が減っていますよね。
少子化になっています。
そのわりには何年も同じような数が入門してくれますので私はそんな少ないとは思っていません。
例えば入門してくる入り方は変わっていますか?教習所の中の授業を見てもインタビュー形式の授業があるんですね。
入門のきっかけは何ですかと問われると最近は部屋のホームページを見てて雰囲気がよかった。
それで入門しましたと言う力士が少なくありません。
そういう意味では以前と比べると入門を志すきっかけですか。
そういうのが増えていると思います。
昔は、地方地方に力士を探す方が、いらっしゃいました。
押し出し魁聖の勝ち。
立ち合いのあたりが重い魁聖。
しっかりと受け止めたことによって前に出ていきました。
決まり手は押し出しです。
少し変化を見せましたかね。
あたったあとちょっと左に動きましたね。
思い切ってあたったあとに横に変化しました。
魁聖が全く動じませんでしたね。
魁聖も大きいからね。
一歩踏み込まれるともう逃げる場所がありませんね。
魁聖右足の踏み込みがなかなか早いですね。
「サンデースポーツ」のご案内です。
大相撲九州場所は全勝の白鵬を中心とした尾車親方の徹底解説です。
きょうは晴れて気温も高くなっている福岡です。
日中の最高気温は平年を4度上回る21度でした。
北の富士さん入門者数の話ですが。
入門者数が74人ということになりました。
相撲人気がすぐに入門者に直結するというわけでもありませんが。
なかなかすぐ結び付くことはありませんね。
やはり親方衆が歩いてはいるんでしょうけれどももっとスカウトに自分から探しにいくとかいろいろ骨を折らないといけないかもしれませんね。
来るのを待っていてはだめです。
もちろん各親方動きはしていると思いますが土俵は制限時間いっぱいになりました。
誉富士と千代大龍です。
きのう千代大龍は27歳の誕生日を迎えました。
部屋の決まりで白星を挙げたときは奥様の実家が太宰府にあるということで、そちらのほうに行ってもいいという決まりになっているそうです。
きのうは帰って家族と食事ができましたと、とても喜んでいました。
とにかく1発あたろうと思っている。
軍配、千代大龍です。
足元をじっと見ていた誉富士ですが物言いはありません。
千代大龍、残っています。
千代大龍が4連敗のあと4連勝星を五分に戻しました。
立ち合いお互いに大きくあたろうという意図はありましたね。
そうですね。
一発の突き放しの瞬発力というのが、千代大龍はいいものを持っていますけれども同時に引くのも悪い癖ですけれども。
最後左足は残っていたということで千代大龍が4連敗4連勝としています。
左足、右足も浮いています。
千代大龍は4勝4敗あすは蒼国来とです。
誉富士は攻め込む相撲を続けているんですけれどなかなか白星をつかめません。
1勝7敗であすは旭秀鵬との対戦です。
1勝しかしていないんだ。
なるほどね。
毎日攻めてはいるんですが。
強くなっているはずなんですけれどもね。
本人も、うーんという支度部屋で渋い表情を浮かべていました。
きょうも攻め込んで敗れました。
長崎島原出身ということで佐田の富士に大きな声援が送られました。
向正面は境川部屋で指導している元小結岩木山の関ノ戸親方です。
ご当所なんですけれどもここまで2勝5敗という成績どう見たらいいですかね。
先場所初めての上位戦で大負けした影響をまだ引きずってるかのようで前に攻めようという気持ちはあるんですけれども足が出ないですよね。
今場所も黒星先行で中日を迎えています。
阿夢露はきのう連敗を5で止めています。
寿之介が合わせます。
佐田の富士はまだ手つき不十分でした。
寄り切り、阿夢露の勝ち。
拍手
最後は佐田の富士は翻弄される相撲になってしまいました。
取組中、北の富士さんから声が上がりました。
阿夢露は体が多少、劣っても相撲の取り方でどうにでもなるんだよね。
佐田の富士は200kgを超える体動かれて横から攻めてこられました。
途中までは佐田の富士が突いているんですよね。
だけどやっぱり体をぶつけて回してないよね手先だけですよね。
ちょうど手を出したところでいなされて前まわしを取られたという展開になりました。
うまいですよね。
くるくる回る舞の海だよね。
舞の海さんはもっと回っていましたけれどもね。
しかし阿夢露は善戦して毎日健闘してますよね、負けても。
向正面の関ノ戸さん足が出ないというところなんでしょうか。
上体だけ、手だけの突っ張りですよね、佐田の富士は。
まわし引っ掛かってももっと切って突きに徹しなければいけないんですけれども、切ろうともしません。
幕下上位からの結果です。
正代はただ1人星を7勝に伸ばしました。
十両この一番正代が7勝目を挙げた相撲です。
実況
きょうも胸であたって中に入りました。
止まらずに攻めました。
もろ差し、寄り切り。
大坂⇒十両ただ1人、7勝1敗としています、正代です。
阿夢露のリポートです。
長い相撲になってはだめなので早く攻めようと思ってそのとおりの相撲が取れました。
それであの動きになっていたんですね。
出し投げを打ち続けて北の富士さんが舞の海みたいだという話もありました。
動いて阿夢露が3勝目を挙げました。
土俵に佐田の海と旭秀鵬です。
佐田の海が熊本出身です。
きのう敗れた際に右膝を少し気にしていたんですが本人は大丈夫だと話していました。
幕内力士として、ご当所九州での勝ち越しはありません。
これから巻き返して勝ち越しをねらう佐田の海です。
旭秀鵬は4勝3敗です。
逆転、旭秀鵬の勝ち。
攻め込んだ佐田の海。
最後は逆転です。
向正面は部屋で佐田の海を指導している、関ノ戸親方です。
攻め込んではいったんですがどうだったでしょうか。
そうですね。
相手、体を入れ替えて攻めたところで、まわしを引きたかったんですけれどもね。
まわしを触ったかのようには見えたんですけれども切られたんですね。
しっかり引き付けてからでもよかったんじゃないかなと思いますね。
もろ差しをねらいにいって旭秀鵬はかち上げから突っ張っていきました。
このいなしが、うまくいったように見えたんですが上手が切られる形で最後は突き落としとなりました。
旭秀鵬は勝って5勝3敗。
佐田の海のリポートです。
上手に手がかかりそうになったということなんですが、ちょっと深かったということです。
確かに深いと切られやすかったかもしれません。
佐田の海です。
幕内の前半の取組が終わりました。
幕内ここまでの結果です。
後半最初に、きょう関取訪問で紹介しました琴勇輝が登場します。
安美錦とです。
九州場所も中日です。
ちょうど折り返しの日を迎えています。
前半戦から盛り上がりを見せてこの中日を迎えました。
♪〜趣向を変えて。
おもしろいね。
前半戦の中から取組を選んでこういう形でご紹介しました。
前半はご当所の力士が。
やはりご当所の力士の活躍が盛り上がりますよね。
先ほど北の富士さんからありましたがお客さんの声援がご当所の力士を後押ししていると。
特に九州というところは、昔からそういう傾向があったんですよね。
画面に映っていました。
きょうも来ています。
大阪、名古屋といきますけれども九州はいちばん熱いですよね。
魁皇がいなくなって寂しくなってまたみんな少し頑張ってきたので熱気が出てきましたよね。
関ノ戸さん青森出身ということでご当所の本場所というところはなかったんですが九州出身力士と九州場所で対戦するのはどうでしたか。
非常にやりづらいといいますか私のときは佐ノ山親方。
魁皇ですね。
佐ノ山親方の歓声がすごかったですから。
ちょうどその時期だったんですね。
逆にその声援をため息に変えてやろうという思いはどうだったですか。
そうですね。
ここで勝って名前を売るんだという気持ちでやってはいました。
結局佐ノ山親方には1回も勝てませんでした。
大関ですからね。
強かったからね。
九州での魁皇人気というのはものすごいものがありました。
魁皇は九州に限らずね、どこに行っても人気がありましたよね。
幕内後半の取組へと進んでいきます。
すでに黒紋付き姿の5人の親方も土俵下に座っています。
出身は香川県ですが琴勇輝にも子どもから今大きな声援が飛びました。
安美錦と琴勇輝です。
九州場所の中日、幕内後半の取組です。
中入りの時間、関取訪問でご紹介した琴勇輝です。
ここまで4勝3敗ですがきのうはいい内容で玉鷲を破りました。
きのうのVTRです。
頭ともろ手突きで3点であたっていって迷いなく前に出ていきました。
いい内容でしたね。
なかなか、この人突き押しが回転もいいし、下から上に突いていくしね。
いいですよね、非常に。
自己最高位の場所なんですが今場所は勝ち負けよりも内容を重視したいんだという話もしています。
今場所も活躍している嘉風はこちらも勝ち負けよりも自分のすべてを出し切りたいと話していましたが琴勇輝も全く同じことを支度部屋で話していました。
徐々に、気合いも乗ってくる琴勇輝です。
先場所は両者対戦があって安美錦が勝っています。
先場所、琴勇輝が珍しく両手を先について安美錦は手を下ろすのを待つという形になりました。
それを見て安美錦があれ?と思ったそうです。
そこから安美錦が立ち合いちょっと考えて左に変わりながらの突き落としでした。
それで決まったんですね。
何のために手をついたのかな?変化を警戒して手をついていたんじゃないかな。
逆に安美錦のほうがあれ?と思って。
今場所の、安美錦は前に出る相撲が少ないですね。
今場所、琴勇輝は立ち合いでは迷いなくあたっているように思います。
制限時間いっぱい。
このあと中入りの時間でもご紹介した、気合いの声が恐らくあります。
ほっ!
気合いの声
行司は晃之助。
互いに手を下ろせません。
今場所も左に変わった、押し倒し、安美錦の勝ち。
今場所はお互いになかなか手を下ろさずしびれを切らした形で琴勇輝が先に手を下ろしました。
そこから安美錦が手を下ろして左に動きました。
立ち合いどう見たらいいですか。
どうでしょうね。
ああいう立ち合いをすると迷うでしょうね。
かなり残念そうな表情です、琴勇輝。
もろ手突きで警戒はしていったと思うんですが。
これでちょっと体勢を崩しすぎましたね。
全く安美錦の術中にはまって。
先場所は先に手を下ろすのを見てあれ?と思ってかわって今場所は先に手を下ろさせるような安美錦の駆け引きがあったと思います。
駆け引きはしないようにして自分はとにかく逃げられてもいいようにとにかくあたって突っ張っていかないとね。
琴勇輝は。
相手のことを考えていたら肩に力が入ります。
相撲が小さくなるよね。
琴勇輝のリポートです。
またくったと言って戻ってきました。
あの変化は頭にあったんですがもろ手突きをしっかりあたれなかったと言っています。
あすの取組です。
ただ1人1敗の正代に常幸龍です。
安美錦のリポートです。
やはり先場所のことは頭にあってきょうは相手の両拳が下りるまで待とうと考えていたそうです。
そうすれば立ち合いがひと呼吸遅れますからということで作戦成功ということでした。
そのあたり駆け引きが成功したという37歳の安美錦でした。
きのう遠藤は土俵際で懸命に残そうとして右膝にかなり負担がかかっていたように見えました。
角界入りしてから左膝を痛めています。
右の膝は大学時代に痛めた経験があるそうです。
表情はほとんど変えません、遠藤です。
四つで言うと左四つ得意の遠藤右四つ得意の逸ノ城。
逸ノ城は1勝6敗と苦しい星です。
押し出し、逸ノ城の勝ち。
遠藤どうですかね、膝の様子。
力が入っていないようだね。
何も白いものをつけていないので分かりにくいのですが。
自分から下がっていきましたね。
けがの話を聞いても一切話をしない遠藤です。
なかなか伸びてもらいたい力士が伸びてこないですね。
少しさみしいですね。
立ち合い右のかち上げ気味のあたりというのもあったと思いますが。
それでも逸ノ城は左から攻めて積極的に前に出ました。
これは一概に遠藤の足が悪いとかそういうことではなくて逸ノ城の攻めがやはりそれだけよかったということもあると思います。
右かち上げから左押っつけで出ていきました。
そうじゃないと逸ノ城もこのままじゃね。
どうしちゃったんだということになるからね。
愛想つかされますよね。
きょうは逸ノ城勝って押し出しです。
館内の盛り上がりがすごいことになっています。
大分佐伯出身の嘉風。
声援は横綱大関クラスです。
嘉風ここまで4勝3敗白星先行で中日を迎えています。
勝ちたいではなくいかに自分の力を伝えるか。
力を出し切るか。
それをテーマに毎日土俵に上がっています。
勝った相撲はそういう内容が取れているとこの場所中も話をしていました、嘉風。
現役時代に対戦経験のある向正面関ノ戸親方。
関ノ戸さん33歳の嘉風ですが対戦していたころと比べてどうですか。
そうですね。
以前と動きは、さほど変わりませんが押し込まれるシーンが減ったという印象があります。
どういうことですか。
恐らく、嘉風自身の圧力が増しているので一気に下がるようなシーンが少なくなったのではないでしょうか。
33歳ですがこの年齢で圧力が増すこともあるんですね。
すばらしいですね。
圧力でいうと、対戦相手の碧山も圧力のある相撲を取ります。
立ち合いのあたりが注目になると思います。
ことしの夏場所の対戦では碧山がもろ手突きから押していきました。
嘉風が相手を引かせて引き落としで勝っています。
地元からだと思いますがたくさんの応援団が来ています嘉風。
行司は木村庄太郎。
また引かせました。
嘉風の勝ち。
拍手
ことばときますがこれは優勝した断っておきますが優勝したわけではありません。
碧山は何もできませんでしたね。
碧山はせっかくの圧力をかけられず。
下から下からこられると自分の重心を生かせませんね。
嘉風も自分の相撲が変わってきたね。
うまさはもともとあったけれど強みも加わってきて意識だけでこんなに変わるのかと思います。
嘉風にできるってことは、人間できないことないんだからみんな見習って欲しいですね。
そろそろ引退も近いんだろうなと思われているいることもあったんですがそれが変わってきましたね。
32歳で初金星もありました。
これは自分でそうしてたどり着いたんでしょうね。
極意をつかんだ感じなんでしょうね。
稽古を積み重ねていけばいつか伸びるということもあると思います。
30代になってですね。
大器晩成ということばもありますがさほど大器と言われていませんでしたがやっぱりこの人は何か違うことをやってると思いますよ。
関ノ戸さんから、圧力が増したという話もありました。
圧力が増したからあの大きな力士を一気に持っていけるんですよ。
あすからの後半戦関脇の地位は見えてきますよね。
嘉風は。
横綱大関はどれだけ残っていますか。
照ノ富士と豪栄道戦が残っています。
この2人の大関よりも嘉風のほうが元気いっぱいだよね。
十分に勝てる期待がありますね。
嘉風のリポートです。
きょうは相手に引かせる相撲ができた。
地元が毎年九州場所中日に応援に来てくれるのでそのときの勝率があまりにも悪すぎたのでね。
大体11回中3回ぐらいしか勝っていなかった。
本当にきょうは勝ってよかった、と話していました。
確かに去年の九州場所は敗れていますね、嘉風は。
その前の年は敗れています。
今場所はやはり元気がいいんですよ。
来場所も応援に来てくれて大丈夫ですよ。
できれば毎日地元の声援があればということだと思います。
勢も6勝1敗。
2場所連続で6勝1敗でこの中日を迎えています。
きのうは照ノ富士に勝って自信になりますと話していました。
栃煌山が後半戦に入ってから3横綱との対戦残している状況で現在3勝4敗です。
栃煌山はきょうは勝っておきたい一番です。
現在この両者は栃煌山の4連勝中です。
名古屋場所は栃煌山は右四つ左上手の形から出して崩して押し出して勝っています。
肩すかし、栃煌山の勝ち。
勢は、2敗になりました。
これで勢戦5連勝になりました。
決まり手、肩すかしです。
渋い表情で引き揚げていく勢でした。
右を差さしてもらえませんでしたね。
そういうことですね。
いなし、栃煌山よく残しましたね。
栃煌山の押っつけですね。
負けてませんね。
攻防は。
お互いに勝機がある相撲になりましたけれどもね。
最後は左からの肩すかしです。
最後は栃煌山の地力が勝ったそういうような感じでした。
こんなことを言ってられませんね栃煌山。
大関になるためにはなかなか負けられませんね。
あすは横綱鶴竜戦です。
勢のリポートです。
構えは悪くなかった。
最後に足がずぶっと流れた感じになったいい負けです前向きに捉えていました。
自分から攻めて、右を差そうという攻めが見られましたね勢。
6勝1敗の琴奨菊に大きな声援大砂嵐戦です。
大きな拍手をもらいました琴奨菊です。
地元、福岡柳川出身の大関琴奨菊。
六日目に逸ノ城に敗れましたが6勝1敗で、中日を迎えています。
勝っている内容が非常にいいんですかね。
いいですよ。
前にしっかりと出ていますし立ち合いも鋭いあたり出てきていますね。
逸ノ城に負けた相撲以外はいいんじゃないでしょうか。
拍手や歓声、手拍子が起こっています、福岡国際センター。
毎日かかっていると思われる似顔絵です。
上手にできていますね。
声援を受けて、後押しを受けて土俵に上がっています琴奨菊。
きょうは先に、大砂嵐に上手を与えたくないですね。
右四つ、力をつけていますね。
もろ手突きから左を攻めてきます大砂嵐当然そうした様子、琴奨菊は頭にあると思います。
先場所は琴奨菊、左を差し勝ちました。
左四つからがぶって残されて巻き替えてもろ差し寄り切りで勝っています。
きょうは琴奨菊のお父さんも館内にいます。
制限時間がいっぱいになります。
歓声
大砂嵐は横綱大関戦きょうが最後になります。
日馬富士にも勝っている大砂嵐です。
木村恵之助が合わせます。
がぶった。
琴奨菊の相撲。
歓声
拍手
大声援に包まれての勝ち名乗りです。
決まり手は寄り切りです。
北の富士さんから大砂嵐の上手という話がありましたけれども。
ちょっと嫌な形になりかけたんですけども左からの攻めがよかったんですかね。
関ノ戸さん、琴奨菊の左からの攻めはどうですか。
最初、下手を取られたんです。
下手を切って、挟みつけるような感じでがぶりましたね。
腰を振っていますね。
挟みつけて押っつけてという。
腰が低いですね。
もろ手突きから上手大砂嵐も力の出る形だったんですが。
琴奨菊、よく考えましたね。
押っつける位置も非常によかったですね。
勝って7勝1敗です。
あすからの後半戦ご当所でこれだけの内容ですから。
ちょっと期待してみたいですね。
大砂嵐のリポートです。
形は悪くなかった。
右の下手、ずっと取り続けていけばな、という話でした。
下手を切ったというところがやはり大砂嵐にとっても琴奨菊にとっても、まさに。
大砂嵐がすぐに攻め手を見せればよかったね。
もっと胸を合わせるとかね。
きょうも館内を沸かせました。
同じ1敗の稀勢の里が土俵上です。
稀勢の里は、きのうの碧山戦が途中までは攻め込んで残されたかというところから形勢逆転されましたね。
攻めてはいましたね、きのうは攻めてはいるんだけれども腰がどんどん稀勢の里は高くなるんだよね長くなると。
左足から、きのうは左押っつけの形でいきましたねここ数日間はそういう相撲を取っています。
押っつけの形から押し上げるまではいいですねそこから腰が徐々に高くなってくるんですね。
少し稀勢の里にも運が向いてきているという感じがしますね。
きょうの相手の隠岐の海きのうの白鵬戦はこん身の寄りだったんですが最後、やぐら投げに屈しました。
きのう激しく打っているからねきょう出てきていますね。
休場かも、ということですね。
たたきつけられたからねきのうは。
12対2で、稀勢の里がリードしています。
先場所は隠岐の海が、突き落としで逆転で勝っています。
先場所は先場所ですよ。
今場所、元気がないですからね。
7連敗の隠岐の海です。
待ったなしの声がかかりました。
制限時間がいっぱいです。
上手十分、寄り切り。
稀勢の里、勝って7勝目です。
隠岐の海を問題にしませんでした稀勢の里。
隠岐の海は負けて負け越しです。
白星がまだ1つもありません。
きょうは左押っつけの形ではなく差しにいく形に見えました。
稀勢の里の左腕。
相手も左四つですからね。
もう組み止めればということですね。
そしてとにかく上手を取るまではやっぱり、じっとしているべきですよね。
右から押っつけながらね。
それから出ていけばいいんですよ。
先場所は右から抱えてでしたね。
それがいけないですね。
今場所は、先場所のことが頭にあったと思います。
上手を取るまでは不用意に出ていきませんでした稀勢の里。
何度も探って一枚ですが上手を取って、寄り琴奨菊とともにどうですかね。
期待したいんですがね。
もっと上位と対戦するときは右の上手を取ったほうがいいんじゃないかと思うんですね。
いきなり上手を取りにいくという立ち合いはあまりないですね。
先に上手を取りたいですね。
そうすると左は自然と入るんですよ。
稀勢の里はあす照ノ富士との対戦です。
豪栄道と照ノ富士大関どうしの対戦になります。
過去は5対2と豪栄道がリードしています。
豪栄道がカド番の場所4勝3敗で中日を迎えました。
向正面は関ノ戸親方です。
3横綱そして稀勢の里戦を残しての4勝3敗になります豪栄道ここまではどのようにご覧になっていますか。
二日目の豊ノ島戦いい立ち合いでした。
分が悪い相手に対してですね。
碧山ですか。
六日目ですね。
分がいい相手に立ち合い相手をかわすような受け身ですよね。
受け身の立ち合い逃げの立ち合いになって負けにつながっていますね。
やはりそういった面では本人がいちばん苦しいんでしょうが攻めの姿勢でどんどん強気でいってほしいです。
取れるかどうかということですね。
照ノ富士が、北の富士さん膝の影響というのが大きいですね。
右足に体重がかかったときは自分から土俵を割るような感じになりますね。
またやりますからねそれをやっては先に左を取って胸を合わせてそして寄っていくという相撲にならないと危なくて見ていられないですね。
土俵上は制限時間がいっぱいになります。
照ノ富士が、膝の状態が悪くないときでも、豪栄道が食いつくようにして勝ったという内容もあります。
過去は5対2豪栄道リード大関どうしの対戦です。
制限時間いっぱい木村玉治郎が合わせます。
なんと照ノ富士変化、豪栄道の勝ち。
変化がない力士ではないんですが、大関に上がってからはこういった変化はありませんでした。
気持ちが怖くて勝負に出られないんでしょうね。
ですから変化に活路を見いだそうとしてるんだと思います。
こういうことをやってると次第に自信もなくなっていきますね。
あまり場所に出た意味がありません。
やはり右膝の影響が出ているんでしょうね。
豪栄道張っていきました。
照ノ富士すかさず変化です。
豪栄道難なくついていきました。
関ノ戸さんきょうは思い切りという意味ではいかがでしたか。
ふだん頭でくる相手ではないので張り差しはどうなのかなと思っていました。
それにしても照ノ富士内容がよくありません。
お客さんに申し訳ないですね、この内容では。
強い意志を持って今場所の出場に踏み切った照ノ富士ですがやはり、けがの影響が心配です。
豪栄道勝って5勝3敗。
あすは白鵬。
照ノ富士4勝4敗あすは稀勢の里戦です。
北の富士さん初日から7連勝が横綱白鵬。
先ほど白鵬きのうの取り口はまだまだ余裕があったとおっしゃってましたね。
そのとおりですね。
やはり序盤の休場明け、初日二日目と比べて徐々に状態はよくなっていると見ていいですか。
よくなっていると思いますよ。
そうでなくてはきのうのような投げは打てません。
ある程度序盤無傷でいくと調子を戻していくのはうまい人ですから。
白鵬本来の相撲になりつつあると思います。
きのうはやぐら投げという大技で決めました。
上手やぐらというやつね。
投げにも上手下手投げがあるように、やぐら投げにも上手やぐら下手やぐらというのがあるんですよ。
あまり見られない決まり技でしたね。
昔部屋に羽島山関がいてこの方はやぐら投げの名人と言われていましてね。
その結果膝を壊して大関への道を絶たれたという力士がいました。
豪快で見た目はいいけれどもやると危ないという技なんですね。
白鵬自身は自信につながる技だと思います。
白鵬の膝はもう心配ないと思います。
その白鵬が入ってきました。
きょう勝ち越せば39回目の中日勝ち越しとなります。
すごい数字だね。
安定感という意味ではどの力士よりも安定していると思います。
どんな荒れることがあっても白鵬だけはいつもと変わらないという場所も多く見られます。
土俵は横綱の登場です。
初めは鶴竜です。
制限時間いっぱい。
栃ノ心が勝ったのは今から5年前平成22年の九州場所でした。
先場所は右四つがっぷりから鶴竜が右外掛けから寄り立てて寄り切りで勝っています。
がっぷりはいけませんね。
きょうは。
行司は玉治郎です。
左前まわし、出し投げ鶴竜の勝ち。
鶴竜勝って6勝2敗です。
決まり手は上手出し投げ。
先に栃ノ心が踏み込んだように見えましたが、すぐ左の前まわしを取った鶴竜。
鶴竜らしいうまさですね。
何も栃ノ心にさせませんでした。
ああいう相撲を取られたら相手は足が出ません。
まわしの位置もよかったですね。
優勝争いは白鵬の状態が上がってきているという北の富士さんの話でしたのでこれ以上は絶対に星は落とせません。
大体優勝は13勝以上は挙げないとね。
つまり白鵬が負けたとしても1つか2つ。
それを考えればすべて勝って白鵬との直接対決を迎えたい鶴竜です。
前半あんまり相撲内容がよくなかったですからね。
初日に嘉風二日目に妙義龍に負けて2敗を喫しています。
きょう勝って6勝2敗。
土俵上は日馬富士と豊ノ島です。
日馬富士きょうで通算出場1100回目の節目です。
結び前と結びは立行司の伊之助が出場停止ということになりましたので三役格の式守勘太夫が務めます。
日馬富士ここまで6勝1敗。
1敗は大砂嵐。
そのあとは白星を並べています。
優勝も2年前の九州場所が最後ということですね。
そうですね。
やはり本人もかなり苦しいでしょうね。
徐々に感覚は戻ってきているよくなっていると本人は言っています。
ここまで1敗できていますけどね。
以前のようにあたって低いあたりから突き押しで一気に持っていくというそういった相撲は最近見られません。
本当にいいときの日馬富士は立ち合いの一突きで相手が起きてしまってそのまま持っていく、そういう相撲でした。
右のど輪が有効でしたね。
この肘ではあの右ののど輪、突きは出せないと思いますよ。
しかしその中で、出場に踏み切ってここまで6勝1敗中日を迎えている日馬富士です。
やはり成績を挙げないとずっと安泰でいられる地位ではありませんのでね。
出場するからには結果が求められる横綱という地位です。
豊ノ島は横綱戦いろいろ考えて戦ってはいます。
きのうの鶴竜戦左手を出して右を取らせないようにしました。
そしてきょうは立ち合いで起こされないようにしたいと話していました。
押し出し。
日馬富士の勝ち。
7勝目を挙げました。
相手を圧倒する立ち合いではなかったですね。
それでも前に出てましたね。
そして、こういう相撲が増えていくと自信になると思いますよ。
相手はそう上背のない力士ですので無理に頭を下げなくてもいいんじゃないでしょうかね。
豊ノ島もいったんもろ差しになりかけましたが途中から挟みつけられるようにして土俵を割りました。
きょう三役格の式守勘太夫が結びの触れを行います。
番数も取り進みましたるところかたや白鵬、白鵬こなた妙義龍、妙義龍この相撲一番にて本日の打ち止め!勘太夫は緊張などはありません。
立行司を代行するのが三役格の仕事。
とにかくつつがなく務められればという話をしていました。
結びの一番は白鵬妙義龍戦です。
過去は14回顔が合って白鵬の13勝妙義龍1勝です。
現在白鵬が8連勝中です。
徐々に状態が上がってきているという北の富士さんの話でした。
白鵬に挑むのは関脇の妙義龍。
これまで2勝5敗です。
横綱との対戦、妙義龍は必ずいろいろな作戦を立てて挑んでいくんですがなかなか勝つことができません。
向正面関ノ戸親方に伺います。
関ノ戸さん考えているんですがなかなか勝てない。
なぜでしょう。
単純にまだ力の差があるということですね。
いろいろ妙義龍も考えて、もろ差しねらいにいったり左の前みつねらいにいったりするんですが、いずれにしろこの力士は出足で勝負しなきゃいけません。
もろ差しになったあるいは前みつを取って頭をつけたとなっても速く攻めることが大事です。
本人は立ち合いまずしっかりあたってそのあと腕を伸ばせるかどうか。
それがポイントだという話を支度部屋でしていました。
場所前、妙義龍は右の足首を痛めました。
本人に聞くと大丈夫ですよという答えでした。
むしろ体は動きすぎるくらい動いていると話しています。
北の富士さん、勝機があるとすればどこですか。
相手が白鵬ですからね。
ただ、立ち合いからすぱっと二本がうまいこと入ってそこを白鵬が多少強引な投げを打とうとすればそれにつけ込むということはあるかもしれません。
いい相撲は取れても勝ちにはつながらないような気がするんですがね。
制限時間いっぱいです。
九州場所中日ここまで5人が7勝1敗と星を伸ばしました。
ただ1人7連勝の白鵬です。
押し出し、白鵬の勝ち。
白鵬、中日勝ち越し。
39回目の中日勝ち越しです。
しかし、少しひやっとする場面がありました。
拍手
関ノ戸さん立ち合いからの流れどうだったですか。
妙義龍右を差して出ていこうとしたんですがまだまだ白鵬には余裕があったように見えました。
白鵬は引かれたときに追わなかったですね。
それがよかったと思います。
あそこでもし追っていたら引きをくうということもあったかもしれませんね。
そうですね。
北の富士さん、いかがですか。
ひやっと白鵬をさせることはあっても、じゃあ勝てるかというとなかなかそうはいきませんね。
白鵬は足のバランスが崩れません。
一瞬それが危なく見えるときもありますが本人は全く心配をしていないと思いますよ。
リポートです。
妙義龍の手応えとしては押し込んだところでちょっとチャンスはあったかなと思ったんですが最後は差し込まれたところを押っつけられていったのがよくなかったと話しています。
白鵬のリポートです。
休場明け、中日勝ち越しまずまずという話でした。
いつもの定位置に座って中日に勝ち越して。
ここまできたら白鵬としては優勝しか頭にないと思います。
ただ1人中日勝ち越し横綱白鵬です。
これで幕内は8戦全勝で横綱白鵬7勝1敗で日馬富士、稀勢の里、琴奨菊高安松鳳山と5人が追うという展開になっています。
あすは白鵬は、大関豪栄道戦です。
「大相撲九州場所八日目」をお伝えしました2015/11/15(日) 16:00〜18:00
NHK総合1・神戸
大相撲九州場所 八日目 ▽関取訪問 琴勇輝[二][字]
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)関ノ戸(元岩木山),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久
詳細情報
番組内容
(4:10)「幕内取組」 【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)関ノ戸(元岩木山),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【ゲスト】ドリン・シモンズ,【実況】ラジャ・プラダン 〜福岡国際センターから中継〜
出演者
【出演】【解説】正面(幕内)北の富士勝昭,向正面(幕内)関ノ戸(元岩木山),【アナウンサー】正面(幕内)大坂敏久,<副音声>【ゲスト】ドリン・シモンズ,【実況】ラジャ・プラダン
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スポーツ – 相撲・格闘技
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