当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫伊藤園レディス大会の最終日です。
韓国のイ・ボミが悲願の賞金女王に向けて一歩一歩確実に近付いています。
13アンダーで単独のトップ。
同じ最終組で回る22歳、青木瀬令奈が2ストローク差で追いかけています。
14番、セカンドショットVTRでご覧いただいています。
≫セカンドショットは3人の中で一番最初に打ったということはティーショットを5番ウッドか3ウッドで打ってるということですよね。
≫村口さんということは3人の中で一番遠い場所からイ・ボミがまず最初にバーディーパットですね。
≫そうですね。
今日のイ・ボミ選手バーディー2つあるんですが両方とも1mなんですよね。
なかなか決まりません。
≫いいパットですけどね。
≫塩谷さん、1つ前のこの13番でもバーディーチャンスにつけながらというところだったですけどね。
≫そうですね。
ショットに狂いはないようですね。
≫ショットの安定度すばらしいですよね。
≫一方で、イ・ボミを追いかける一番手22歳、プロ5年目の青木瀬令奈。
セカンドショットをVTRでご覧いただいています。
≫13アンダーで並んでいて村口さん、前のホールダブルボギーなんですね。
≫そうなんですよ。
ティーショットを右の崖の下に落として、そこから1回で出ずダブルボギーをたたいてしまいました。
≫その13番まではイ・ボミに並んでいたというこの青木。
≫ここからもう1回、出直しというかこれをまず入れて。
≫なかなかダブルボギーってかなりダブルパンチのように効いているとは思うんですけどでも、とにかく気持ちを切り替えるしかないんですね。
≫切れてくるか。
≫惜しい。
≫今日のピンの位置で一番切れる位置からのパッティング、2人ともイ・ボミさんも青木さんも打たなければいけませんでしたけれども。
≫でも、まだ諦める必要はまったくないですね。
まだ残り4ホールあります。
≫変わってテレサ・ルー。
賞金ランキング2位のこのテレサ・ルーは15番、第3打地点。
≫3ストローク差ですからここはバーディーを絶対に取らないといけませんけどね。
≫今日のテレサさんのパッティングはどうなんでしょうね?≫もう、たらればって言いたくなるぐらいあれが入っていればとかもうひと転がりしていればとかありますね。
≫最終組の1つ前には森下桂吉アナウンサーについてリポートをしてもらいます。
最終組です。
菊地絵理香。
バーディーパット。
≫やはり、きのうまでとグリーンのスピードがかなり今日の雨の影響によって違ってきているのでなかなか選手は戸惑っているようですね。
≫最終組の3つ前を回る堀琴音、来ましたバーディーチャンス。
大きく池がせり出す向こう側に今日はピンポジション。
≫ボギー2つありますけど本当に堀琴音よく頑張ったと思いますね。
≫きのうも本当に、すがすがしい若い気持ちのいいプレーを見せてくれましたよね。
≫きのうはイ・ボミテレサ・ルーと回った堀琴音。
≫これ、返しのパーパットもそれほど楽ではないと思います。
≫菊地がこれからパーパット。
≫しかし、これテレビを見てらっしゃる方もそうでしょうけどイ・ボミが優勝して2億円、賞金獲得突破して賞金女王になるかテレサ・ルーがこのあと頑張るか。
でも、イ・ボミが3位以内に入ったらそこで決定ですからね。
≫自身初めての賞金女王に向かって着実に歩みを進めるイ・ボミ。
13アンダー単独のトップを守って15番に向かっていきます。
それでは、今日のイ・ボミそれから、青木瀬令奈のプレーをご紹介します。
青木はイ・ボミと2ストローク差を追いかけてのスタートでしたが3番、5番5番でバーディーを取って並びました。
ともに並んで迎えた6番ホールです。
≫ここは短いので2人ともウェッジでしたね。
≫イ・ボミのセカンドショットぴたりとバーディーチャンスにつけました。
まず、先に青木がバーディーパットを沈めていくという展開。
それでも、村口さんイ・ボミに対して初めての優勝を狙う青木が一歩も引くことなく堂々とした戦いを見せていますよね。
≫スタートから気持ちでは負けていませんね。
≫ただ、さすがのイ・ボミこの9番。
塩谷さん、この9番、非常に難しいホールなんですよね。
≫そうなんです。
右の池があそこをギリギリを狙ってくるというのはやはりよっぽどの自分に自信を持って技術がないといけない位置でしたからね。
≫ただ、1打追いかける展開で11番、バーディーを取って並びました。
しかし、この13番です。
ティーショットを曲げて…。
≫これ、ちょうど木の根っこの間というか根の近くにあったようですね。
≫ボギーパットも沈めることができずここで痛恨のダブルボギー。
≫さあ、ここからどうなるかですね。
≫現時点で2ストローク差です。
ただ、塩谷さん15番までやってきましたが17、18と池が絡んで数多くのドラマが生まれてきましたから。
≫1ストローク、2ストロークはすぐ縮まってしまうようなコースセッティングなので。
≫2ストローク差というのはバーディーとボギーでもタイになりますからただ、今のイ・ボミのゴルフの内容から言うとボギーが出にくいというか何が起こるかわからないけどね。
≫菊地絵理香のティーショットです。
≫優勝争いしながら最終組今日のプレーが2オーバーというのは優勝から遠くなりますね。
≫今日はやはりショットの調子が良くないですね。
ミスすると右のほうに行きます。
≫右のバンカーおよそ250ヤード地点にあるバンカーにつかまりました。
そして、次が青木です。
≫青木選手、13番だけですね。
そのミスだけですね。
パッティングは調子がいいですね。
青木さんが30ヤード飛距離が伸びたと言われていますが村口さん、見ていてどんなスイングに変わってきてるんでしょうかね?≫以前はカットに上から入っていたのがちょっとアッパーブローになってきました。
≫その15番ホールを上空からご覧いただいています。
塩谷さん、このホールはどんな特徴がありますか?≫バーディーをみんな狙いにいくホールなんですね。
ティーショットに関してはこの3選手を見ていて菊地さんが右のバンカーに入れましたけど次のショットでもカバーできるホールだと思うのでぜひともバーディー合戦で行ってもらいたいなと思うホールですね。
≫悲願の賞金女王獲得へ向けてイ・ボミが単独のトップ。
2位、青木に2ストロークの差をつけて15番ホール、セカンド地点にやってきています。
≫これ、セカンドは菊地はもう打ち終わってるんですけどバンカーからね。
青木がこれからセカンドを打つという。
何しろ4ホールの中で2ストローク。
イ・ボミがミスをして降りてくるということはないと思うので青木は何しろバーディーを取っていかないと駄目ですね。
≫特に、このホールは取らないと駄目ですよね。
≫同じパー5の13番でトラブルがあった青木瀬令奈。
15番のパー5ではどうでしょうか。
このポジションまで持ってきました。
塩谷さん、本当に本人もそんなふうに話していました。
イ・ボミ選手が落としてくることは間違いなくないので強気で行きたいと。
≫ですから、やはり向かっていく気持ちでスタートしたんですけどそのピンと張り詰めた気持ちが先ほどの13番で切れないでいてもらいたい。
それだけですね。
≫堀琴音は3打差を追いかけてのバーディーパットでしたが惜しくも決まらず。
≫最終日の終盤というのは1パットというのがものすごい大きな意味を持ちますからね。
やっぱり今みたいなパットが入っていかないと追いつかないですね。
≫単独のトップに入っていますイ・ボミ。
15番、セカンドショットです。
≫もうエッジまで250ヤードほどですね。
ただ、刻んでくると思います。
≫村口さんが言うとおりですね。
今、ユーティリティーもありますからね。
≫刻むというのは平らな部分に置いておくということですね。
≫これよりも少し手前から下り傾斜がかかっているというこのホールですか。
次が第3打になります。
伊藤園レディスゴルフトーナメント2015きのうから降り続いた雨もようやく上がって晴れ間も見え始めてきました。
戦いの舞台は千葉県長生郡長南町にありますグレートアイランド倶楽部。
全長6639ヤードパー72です。
さて、放送席を改めてご紹介します。
ゲスト解説、塩谷育代プロゴルフキャスターの戸張捷さんと一緒にお伝えしています。
改めましてよろしくお願いします。
≫お願いします。
≫そして、ラウンド解説村口史子プロには最終組についてリポートしていただきます。
その最終組、まずは菊地が第3打を打っていきます。
≫まだ172ヤードピンまでありますね。
≫セカンドのバンカーからちょっと土手に近かったですからここまでしか出せませんでしたね。
≫また若干右のほうに飛びますね。
≫届いてきましたね。
≫グリーンは捉えてきました。
≫菊地は7アンダーまで落ちてしまいましたから。
≫ちょっといつもの菊地さんより右の股関節へトップに乗る感じが少ないように見えますよね。
≫村口さん、晴れ間もちょっと見え始めてきて明るくなってきましたね。
≫気温も上がってきましたね。
≫太陽が出てますから。
≫さて、VTRでご覧いただいていますが成田美寿々が映っています。
≫今日は難しいピンポジションですけどこの17番でバーディー。
ガッツポーズも出ました。
≫ベスト10の賞金ランキングにいる日本選手の1人ですからね。
≫渡邉と今日、一緒に回っていますが渡邉と成田のこの2人だけが日本人選手で2勝を挙げているという今シーズンの成績です。
変わって移ってきたイ・ボミは今シーズン通算5勝。
このテレサ・ルーも通算5勝を挙げています。
16番のセカンド地点です。
戻った先にはバンカーがありますが。
≫そこまでは行かない。
これが、やはりここのコースのわなというかつかまっちゃうんですよね。
≫テレサ・ルーは15番のパー5でバーディーが取れてないんですよね。
だから、パーで10アンダーのまま今の順位を…。
≫イ・ボミが村口さんこれから打っていきます。
≫73ヤードのフラットなライです。
≫来た!見事なショットですね。
≫これがイ・ボミ。
≫このショットはかなり青木選手にプレッシャーをかけましたよね。
≫これ、フロントエッジから24ヤード奥にあるんですね今日のピンの位置は。
右のエッジまで4ヤードですからそこに距離を合わせてここまで打ってくるのは塩谷さん、すごいね。
≫そうですよね。
ウエッジの自分の1ヤード刻みの距離をわかってそうやって打てるというのが…。
≫青木はラフからです。
≫ピンまで64ヤード。
≫イ・ボミ、一人旅になるか。
≫最終日、15番のグリーン上菊地絵理香が今バーディーパットを打っていきましたが村口さん、イ・ボミがお先にのバーディーだったんですね。
≫もう30cmくらいだったんですかね。
お先にバーディーを取りました。
≫これがイ・ボミのお先にのバーディー。
≫バーディーなんだけど何しろ手前から24ヤードもあるピンにあそこまで打ってくることができるというのがやっぱり、イ・ボミのショットのすばらしさですね。
≫変わってテレサ・ルー16番、第3打。
≫これはうまいですね。
でも、テレサ・ルーも、さっき森下さんが言っていたようにパットが恐らく入らないんだと思いますね、今日。
≫最後まで勝負を諦めないテレサ・ルー。
そして、青木は村口さん、どうでしょう。
≫これ、入れないと。
≫そうなんですよね。
でも、このパットに集中してもらいたいですね。
もう入れることに。
≫今のは塩谷さんあまり読めてなかったかもね。
≫ラインも違っていたというのもありますしなんとなく、気持ちがボールに伝わっていないちょっと軽い当たりで飛んでいきましたよね。
≫変わって映ってきたのは堀琴音。
19歳、ツアールーキーです。
第2打。
≫ここでバーディー取れば2位タイまで上がりますから。
≫今日のピンの位置ですとなかなか…。
≫積極果敢に狙ってくると池につかまるというセッティングです。
≫青木瀬令奈は15番、バーディーならず。
3打差で、いよいよ上がり3ホールへと向かっていくという形になりました。
≫今日のプレーが2オーバーですからなんとか、本当は残りの中でバーディーを取りたいとこでしたがパーですね。
≫プロ8年目今シーズン初優勝を飾った菊地絵理香。
15番、パーです。
伊藤園レディスゴルフトーナメント2015。
賞金総額1億円。
優勝者には賞金1800万円と伊藤園杯が贈られます。
更に、優勝副賞として伊藤園よりご覧のハイブリッドカーが贈られます。
また、伊藤園茶系飲料野菜・果汁飲料コーヒー・紅茶飲料などがそれぞれ1年分贈られます。
大会期間中、17番パー3でホールインワンを達成した選手全員に賞金500万円が。
また、伊藤園より伊藤園、飲料製品1年分が贈られます。
大会期間中15番、パー5でイーグルを達成した選手全員にタリーズコーヒージャパンから賞金50万円と副賞として伊藤園、飲料製品1年分が贈られます。
そして、こちらはきのう大会2日目の笠りつ子、15番、第3打。
これが直接そのままカップに吸い込まれました。
見事にイーグル賞を獲得しています。
最終組が上がり3ホールに入ってきました。
イ・ボミがこれから16番、ティーショットです。
≫後ろに見えるのは18番の観覧席ですけどもう大勢のギャラリーの人が待っていますね。
完璧じゃないですか。
≫日本にやってきたころには自分のバーディーよりも日本選手のパーのほうが声援が大きくて悔しい思いをしたというようなことも話していましたが。
≫もう今では一番の人気ですよね。
イ・ボミさんを見に来るというギャラリーが多いですよね。
≫ファンサービスを本当に大事にしてきたイ・ボミの5年間です。
テレサ・ルーは16番、パー。
このテレサ・ルーも本当にイ・ボミと並ぶほどのファンサービスで…。
≫色んなスポーツはプロスポーツはみんな、そうですけど国際的になりましたよ日本でもね。
例えば、相撲でもあれだけモンゴルの人がいる。
それからヨーロッパの人もいる中で相撲取りがいる中で満員御礼が続くわけですからね。
≫さあ、その16番を上空からご覧いただいています。
≫この見えてくる左右のバンカーを避けながらティーショットフェアウェーキープで選手は狙っていきます。
そして、手前の大きなバンカーがやはりプレッシャーかけますね。
≫これもいいところだと思いますね。
≫イ・ボミを3ストローク差で追いかける青木瀬令奈もフェアウェー左サイドをキープしました。
≫2010年に韓国ツアーの賞金女王に輝きました。
史上初めて日韓の賞金女王を狙うイ・ボミ。
映ってきたのは17番ホールテレサ・ルーです。
バーディーチャンスにつけました。
まだ諦めてはいない。
16番、青木瀬令奈がこれからセカンドショットです。
≫163ヤード上りになります。
≫今日はピタッと止まりますよね。
≫18番です。
19歳の堀琴音。
≫惜しい。
お姉さんが堀奈津佳で堀奈津佳ちょっと不調ですからね。
その分、妹が頑張ってここまで上がってきましたね。
≫予選会マンデートーナメントを突破して上位での成績でフィニッシュすることになりそうです。
塩谷さん秋口の試合4戦連続でマンデートーナメントを突破するというのは一発勝負ですからそれだけ力があるということですね。
≫そうですね。
≫いい天気になりましたよ。
朝、実は8時半スタート予定だったのを遅らせてスタートさせて今、もう2時25分ですか。
だから、これだけ天気が晴れてきたというのはギャラリーにとっても選手にとっても本当にありがたいですね。
≫晴れ間が戻ってきたグレートアイランド倶楽部。
さあ、村口さんこれからイ・ボミがセカンドショット打っていきます。
≫ピンまで139ヤードですね。
今日のイ・ボミ選手今日もですけど本当にショットがいいですからね。
≫珍しくミスショットと言っていいんじゃないですか。
≫そう思います。
≫左から段を上っていくようなバーディーパットになります。
≫31回目を迎えた伊藤園レディス2015。
大会最終日生中継でお伝えしています。
最終組が16番ホールのグリーン上までやってきました。
≫天気が良くなって気温が上がったので太陽が出て水蒸気がもやのようになって。
≫過去10年に限定しても3度のプレーオフ決着。
≫これで、史上初めて2億円台に賞金がイ・ボミ、到達する可能性が大きいですね。
≫賞金の差はテレサ・ルーとおよそ5400万円。
優勝して文句なしで賞金女王を決めるでしょうか。
≫これ、このアングルからパッティングを見てるとボールが最初見えなくてスッと出てくるような感じになると思いますね。
≫50cmぐらいの上りの段がありますね。
≫こういう画だとよくわかりますよね。
落ち着いてますね塩谷さんね。
≫ただ、でも呼吸が非常に浅いですね。
一生懸命に深呼吸しているんですけど全然、胸の面が動いてないです。
浅い中で一生懸命、一生懸命呼吸しているのがわかりますね。
≫村口さん、近くで見てどう感じられますか?≫冷静に自分のプレーをしようというのは見られますね。
ただ、やはりトーナメント中というのはやはり寝られない日もかなりあるみたいでそれだけ賞金女王のプレッシャーというのは大きいんだと思います。
≫これだけ塩谷さん周りが賞金女王、賞金女王と言う中でその中でこのプレーですからね。
≫そうですね。
周りは余裕だと思うんですけど本人としては、今、村口さんがおっしゃったように何が起きるかわからないといつも思って戦っていると思いますね。
≫特にこのグレートアイランドの場合17、18番で何かが起きるということがありますからね。
≫大きな池が絡んでくる17、18を最後の2ホールに残しています。
≫これを入れてくると面白いけどね。
≫だからこそ青木がここで決めれば…。
≫惜しい。
≫惜しくも右を抜けました。
≫彼女もアマチュアのときからプロの試合にたくさん出て経験はいっぱいありますからね。
≫テレサ・ルーは難しい17番をバーディーチャンスにつけました。
≫決めた!≫イ・ボミは16番、パー。
これでテレサ・ルーが青木と並んで3ストローク差2位タイまで上がってきました。
≫テレサ・ルーも15番で取れず17という難しいホールで。
≫たぶん、朝からずっとチャンスはあってそれが入らないという何なんでしょうね。
≫ただ、打倒イ・ボミまでは考えていませんと。
ただ、60台で回りたいと言っていましたね。
今のバーディーパットは大きかったですね。
≫やはりそれぞれに目標がありますからテレサさんも自分の中の目標に対して一生懸命チャレンジしているということなのでしょうね。
≫さあ、最終組は17番です。
塩谷さん今日のピンポジションはあの池の先にありますね。
≫いつも決まった最終日の位置ですよね。
≫時々、年によって変えるんだけど奥の左と手前の左と。
今日は手前の左なんですよね。
≫さあ、テレサ・ルーです。
≫きのう、このホールで痛恨のボギーです。
≫ティーショットを右に曲げました。
≫今日は同じミスはしないだろうと思いますね。
≫左方向。
フェアウェーを捉えています。
≫54ホールある中のあの1打、あの1打と考えると、本当に選手は終わったあとにねどうして、あの1打が入らなかったんだろうって悔しい思いが、ますますよみがえってくるんですけどその悔いを残さないためにも目の前の1打に集中するしかないのでしょうね。
≫そういう意味で言うと今日はイ・ボミ…。
お母さんの姿を捉えました。
ずっとお母さんがツアーに帯同してイ・ボミの姿を見守り続けています。
去年、最愛のお父さんを9月に亡くして悲しみの中で賞金女王を獲得することができませんでした。
だからこそ今年にかける思いは人一倍強いイ・ボミです。
≫でも、塩谷さんシーズン始まる前からそのことを頭に置いてプレーというのは1年長いですよね。
≫長かったと思いますね。
≫それから、こういうプレッシャーのかかるホールでのキャディーの清水さんのアドバイスって結構、大きいと思うね。
≫やっぱりここ1か月いいスコアで上がりたいというのを思っていたらしいですね。
≫池が絡むピンポジション。
≫ちょっとピンより左ですけど…。
≫グリーンを捉えています。
≫ちょっと嫌な感じでしたね。
≫苦笑いのイ・ボミです。
≫少し大きめのクラブを持っていたので一番浅く食い込んでいる位置よりはキャリーが出ていたので助かったんですね、これ。
≫でも、ちょっと力が入った感じはありましたよね。
それで、平均ストロークがイ・ボミさん70いくつかな。
いいスコアで回りたいと言ったときに清水さんが平均スコアでも2アンダーまでなんだよといつも。
ということは2アンダーでも上等じゃないという話を2人でして今週に臨んだそうです。
そうしたら気が楽になって7アンダープロアマでは9アンダーというスコアが出たらしいですね。
≫菊地絵理香がこれからティーショットを打っていきます。
≫彼女はドローボールですから持ち球が。
≫これは距離さえ行けばいいんじゃないですか。
≫何これ。
≫どよめく大ギャラリー。
もう少しでホールインワンでした。
≫入っちゃえばいいのに。
≫500万がどっかいっちゃった。
≫このホールにはホールインワン賞もかけられています。
≫一瞬入ったように見えたかもしれないですね。
≫菊地のその瞬間の表情です。
≫入ればいいのに!≫入ったように見えましたね。
すごい。
≫今日の1日のプレーの発散をここのホールでティーショットにかけたみたいな感じでしたよね。
≫惜しい。
≫苦笑いの菊地とそして、イ・ボミもヒヤリとするようなティーショットがある中で青木がこれから打っていきます。
≫青木も寄せたいですね。
≫あのボールが邪魔かな。
≫ちょうど今17番のグリーン上でもう少しでホールインワンだったという菊地絵理香が…。
VTRでご覧いただきます。
≫これ、かなりカップの手前のところから芝がカップの中のほうに向かって動いてるんですね。
すごかったですね、しかし。
だから、これ直しているんですよね。
≫バウンドなくそのままカップに入るかというショットでした。
今一度、ご覧いただきます。
これです。
≫興奮しましたね。
≫ちょっとすごかったですね。
≫惜しい。
≫塩谷さんツアーで経験ありますか?≫6回、ツアーではありますが。
≫試合で?≫はい。
賞金が関係ないところばっかりでした。
≫このホールには賞金500万円がかけられていました。
惜しくもホールインワン賞獲得とはなりませんでした。
さあ、そのスーパーショットがあった最終組。
緊迫する優勝争い。
これから村口さんイ・ボミからですね。
≫そうです。
グリーンに上がってくるまで少しやっぱり笑顔が見えてきましたね。
≫さすがのイ・ボミもちょっと、この2ホールで決まると思うと塩谷さん、やっぱり…。
≫かなりの緊張感を持ってやっていると思います。
先ほどから背中の張りを感じているのかストレッチしたりしてますからね。
≫やっぱりスタートのときからそうでしたよね。
1番のティーショットかなり動いていてかなり張ってるんでしょうね体も。
≫そう思いますね。
≫本当に体の疲れを感じながらのプレーですというふうに思いを吐露していました。
≫しかし、イ・ボミにしてもテレサ・ルーにしても大したものだと思いますよね。
これだけメディアで騒がれながらその中で2人で1位、2位にいるって。
≫そうですね。
≫ですから、この2人に追いつけ追い越せで日本の若いプレーヤーがもっとどんどん出てきてもらいたい。
でも、こうやって青木さんもきのう、堀琴音さんも出てきて楽しみが出てきますよね。
応援しているほうもね。
≫でも、ラグビーのワールドカップでもチームの中に外国人選手が複数いるわけですからね。
広い目で見てスター選手がいると…。
≫決まった!≫すごい。
≫2ストローク差です。
青木瀬令奈、単独の2位まで上がってきました。
≫よく入れたな。
≫最終組、見せてくれますね。
≫そうですね。
≫村口さん、これででもまだわかりませんね。
最終18番。
≫18番も池が絡んでくる何度もドラマが生まれてきたホールです。
≫あとで画面でピンの位置見たらびっくりしますよね。
難しいですよ。
≫青木瀬令奈に笑顔が見られました。
≫グリーンの右にボードがあるんですけどしっかり見ていますね。
≫パーパットです。
今日、イ・ボミここまでノーボギーで来て最終18番2ストローク差で迎えます。
≫3打差を追いかける一縷の望みにかけるテレサ・ルーセカンドショットです。
もう塩谷さんこれは狙っていかなくてはいけませんね。
≫もちろんそうですね。
ただ、嫌なライですね。
≫左だ。
これがグレートアイランド倶楽部にはあるんです。
≫やはりテレサさんも軽いドローの持ち主なのでちょっとほんのわずかなんですけどね。
≫安全に行くならグリーン右側が広いんですけど行きましたね。
≫やっぱりピン狙う人間にとっては左側が狭い。
≫でも行かざるを得ない状況でしたから。
≫でも、ナイスプレーというかそういうふうに見ておいていいと思います。
≫さあ、最終組です。
菊地絵理香がティーショットを打っていきます。
≫今日1日、こんな感じのボールだったんでしょうね。
≫右には木が2本。
ギリギリかな、どうですか。
≫ギリギリ大丈夫だとは思います。
今日ピン左だからその代わり、ピン方向を狙っていかなきゃいけない。
≫そうすると池に向かって打っていくような感じになっていくわけですね。
≫フェードボールヒッターなら池からフェードボールがありますけれど。
≫さあ、17番バーディーのあとの青木。
2打差です。
≫これは大丈夫だと思いますね。
≫でも、本当に青木選手飛距離伸びました。
イ・ボミ選手と離れていても10ヤードちょっとぐらいですかね。
≫大したものですね。
イ・ボミのティーショットは…。
≫賞金女王へ向けた最後の1ホールとなるでしょうか。
≫いいようですね。
完璧なところですね。
≫完璧です。
≫ポジションとしては3人の中で最もいい場所にイ・ボミが運んできました。
≫アマチュアの人から見ると花道でピンを攻めていきたいと思うんでしょうけどでも、そうすると奥まで池がかかってくるんですね。
ですから、縦の距離感奥行きが狭い部分にピンを狙っていかなくてはいけないんですよ。
そこが、この18番のあの今日のピンの位置の難しさですね。
≫さあ、それでは今日のイ・ボミのプレーをハイライトでご覧いただきます。
今日のイ・ボミ1番から5番まではパー。
11アンダーからスタートしていきましたが6番ホールで最初のバーディーを奪います。
12アンダーとして迎えた9番。
415ヤード、パー4非常にタフなホール。
≫これがすごい。
今日のハイライトですね、これ。
本当にスーパーショットだと思います。
≫ピタリとつけて9番でバーディー13アンダー単独のトップに立ちました。
バックナインに入って10番セカンド、バンカーから出すだけという状況だったんですがこのあとのサードショットです。
≫ティーショット結構曲がったんですよね、左へ。
≫少しミスをしても取り戻すというスーパーショットでナイスパー。
13番はこれがバーディーパット。
村口さんの話にもありましたけど惜しくも外すというシーンも何度かあったようです。
≫これがすごい。
≫そして、15番第3打。
バックスピンをかけてお先にのバーディー。
今日はノーボギーで回っています。
≫一番奥にあるピンにあのショットが打てたというのがすごいと思います。
≫こうやって見るとすべてのショットに対しての精度は高いんですけど特に100ヤード以内のものをすべてOKぐらいに持っていく力というのは必要になってきますね。
≫ラテラルウォーターハザードですから最後にボールが赤い線を横切った地点からホールに近付かずに2クラブレングス以内ですね。
ドロップですね。
≫その場所にボールをドロップしてその場所に第4打を打ってくるテレサ・ルーです。
最後に横切った地点でホールに近付いてはいけませんがこれから第4打が打てますね。
アプローチ狙えますね。
≫平均ストロークの話もありましたがイ・ボミが70.2888テレサ・ルーは70.2195ですから平均ストロークを上回っています。
さて、笠りつ子がテレサ・ルーと今日は一緒に回ってバーディーパットをこれから打っていきます。
≫今日のプレーはイーブンパー。
≫笠りつ子も今シーズンは3年ぶりの優勝があって今シーズンの2勝目を狙って最終組の1つ前から出て行きました。
≫今日トップ8時半のスタート予定だったのですけど雨でグリーンに水があって20分遅らせて8時50分にしてアウトにいた本来12組と7組でインコース7組出そうと思ったんだけれども10と9にして8時50分にスタートさせた。
≫ですから、最終組がスタートをしていく時間は変わらなかったということですね。
≫そういうことです。
≫今、ストレッチをしています。
村口さん、こういうシーンがこの3日間でよく見られるということですね。
≫そうですね。
やっぱり自分のショットのイメージあと、体をしっかり動かすようにというイメージを持っていますね。
≫ちょうど塩谷さん、17番で待つ状況があったんですけどテレサ・ルーが静かに待つのとは対照的にイ・ボミはこういうふうに体を動かしていましたね。
≫体を動かすということの目的とあとは、じっとしていられない今の心境なんでしょうね。
≫やっぱりちょっと緊張していますね。
≫してます、してます。
≫今年してきた5勝とちょっと雰囲気違うんじゃないですか。
≫もう痛くてしょうがない日々を最近、過ごしてきたんじゃないでしょうかね。
≫かなり心配性というか結構、物事を考えるタイプみたいですねイ・ボミ選手。
≫彼女も池に入れて結局、これでダブルボギーになってしまいましたね。
≫若林は3年ぶりの優勝を狙っての最終組1つ前からのスタート。
≫画面に映らなかったと思うんですけどセカンドショットフェアウェーから打ってそのままちょっと左に行ってしまいましたね。
≫ちょうどテレサ・ルーの前に打っていったこの若林です。
最後に痛恨のダブルボギー。
池につかまりました。
現在、賞金ランキング25位ですから最終戦の出場がかかっているという若林。
≫これはピン抜いて狙うでしょう。
≫集中した表情を見せています。
≫ちょうど本当に池の淵ですよね。
≫見ているだけでも怖いですよね、これ。
落ちそうなところから…。
≫イ・ボミがじっと見ています。
≫池につかまったテレサ・ルー狙っていきましたが…。
≫これで入れて堀琴音と並んで…。
≫ボギーですね?今、ダブルボギーと出ましたが恐らく、ボギーです。
セカンドで池に入りましたからね。
≫失礼しました。
テレサ・ルーはボギーで10アンダーでフィニッシュしています。
≫堀琴音と並んで3位タイに今いますね。
≫笠はパーならず。
≫ちょっとパッティングの距離感が最終日合わなかったのかもしれません。
≫これで18番の平均アベレージがなんと4.444。
最もタフなホールです。
さあ、その18番セカンド地点、最終組です。
≫誰からですか?≫菊地選手ですね。
菊地選手は前方の木は邪魔にならないですね。
ピンの右からドローで攻められると思います。
ピンまで174ヤード。
≫すごいな。
ここからドローボールで打つというのも。
≫勇気がいりますね。
≫ちょっとでもつかまったら…。
前の木のギリギリに飛び出していってちょうどでしょうね。
菊地さんの場合は。
≫ピン方向へ飛んでいきましたが…。
≫落ちるまで嫌ですね。
ナイスオンですけどね。
≫今日はまだ風がないからちょっとは楽に打てるんですけど。
でも、この景色ですよ。
≫今度、次誰ですか?青木選手ですね。
ピンまで172ヤード。
攻めてほしいですけどね。
青木選手ウッドが得意ですからね。
≫先に本当にピタッとつけるとイ・ボミのセカンドにはちょっとプレッシャーがかかりますね。
≫その差は2ストロークです。
≫どのクラブで打つでしょうね。
≫今シーズンプロ5年目賞金ランクは38位初めての賞金シードを確実にしてあとは優勝を狙うのみ。
そう話した青木です。
勝負の1打です。
≫届くクラブでは打ったけどもちょっと…。
≫今、青木選手が打つときイ・ボミ選手はまったく見てなかったですね。
自分の素振りに集中していましたね。
イ・ボミ選手、156ヤード6番アイアンで打ちました。
≫これでボギーでもいいというふうに割り切るとセカンドは楽かもしれませんね。
≫少し右へ打ってくるのではないですかね。
≫右方向から…。
≫間違えのない位置ですね。
≫安全に確実にグリーンを捉えたイ・ボミ。
さあ、2ストローク差。
いよいよグリーン上へと向かっていきます。
それでは今日のスーパーショット集をご覧いただきましょう。
最終組で回っている青木瀬令奈の3番ホールパー5、第3打ここにつけてきた。
青木瀬令奈も見せてくれました。
そして、同じく最終組で回る菊地。
同じ3番ホールですがこれが第4打そのままチップイン。
≫これは非常に難しい位置からのアプローチでしたね。
技で見せてくれましたね。
≫そして、圧巻のショットグリーンの奥にピンが立っているその状況の中でイ・ボミ。
≫もう落ちどころの傾斜まですべて計算されたショットですよね。
≫なんと言ってもこの最終組のスーパーショットのハイライトはこれでしょうね。
非常に難しいピンポジション。
あと、ひと転がり。
風が吹いていれば入ったかなというような。
≫本当ですね。
≫そんなショットにもなりました。
今、ご紹介したすべてのショットは最終組の3人から生まれたという。
さあ、グリーン上に上がってファンに対して1つお辞儀をしたイ・ボミです。
2ストローク差。
初めての賞金女王へ。
そして、勝てば女子ツアーとしては初めて年間獲得賞金2億円の大台を突破します。
≫やはりイ・ボミさんが今、この位置であるのもやはり日本のツアーで活躍しているほかの韓国プレーヤーの成績もあるんだと思うんですよね。
韓国の選手で今年14勝ですか。
そして、テレサ・ルーさんの5勝を含めてやはり海外選手19勝。
その中でも日本のプレーヤーも本当に新しい選手が活躍して頑張ってはいるのですけどね。
やはり、アン・ソンジュさんシン・ジエさんイ・チヒさん。
その先輩たちの活躍が彼女を引っ張っていったのもあると思うんですね。
≫ご覧のように1位から4位までが韓国勢。
渡邉彩香が日本勢でトップ。
最終組で回っている菊地絵理香が日本勢2位。
本当に、しのぎを削る中でこの女子ツアーを1年通して戦ってきましたイ・ボミ。
去年の9月までは賞金ランクトップを走りながら、お父さんを亡くして秋口に結果を残すことができずに賞金ランク3位に終わったイ・ボミ。
先ほど、少しお話がありましたがツアーの最初から賞金女王を狙っていくんだというそういう中で、このポジションにいるというのは塩谷さん、すごいことですね。
≫そうですね。
1年の初めからそれに向かってただひたすら走ってきたわけですからね。
精神的にも体力的にもかなり限界に近い中でこのプレーをしてそして、優勝を目前にしたプレーを続けているというのは誰もが認めるプレーヤーですよね。
≫今、どんな思いが胸に込み上げているでしょうか。
≫村口さん、どうですか。
自分のことのように思い出されるんじゃないですか?≫でも、これはきっとホールアウトしたら私だったら泣いちゃうかなとか色々思いましたね。
≫ただ、まだ勝負を諦めていない青木瀬令奈、17番では長いバーディーパットを沈めましたが…。
13番で1つトラブルがありました。
ダブルボギーでした。
≫今、思えばあの13番がすべてだったような気もしますがたぶん、すごい悔しい気持ちでいっぱいだと思うんですけど目の前のイ・ボミ選手のプレーを見て自分に何が足りないのかなという勉強にもなったと思うんです。
でも、チャンス次来ると思いますね、青木選手。
≫イ・ボミと回るのは初めてのことだということで。
更に、最終日、最終組も3年ぶり2回目という経験の青木瀬令奈です。
一方で、この菊地絵理香。
プロ8年目初優勝はイ・ボミに対して5打差をつけての完全優勝でした。
≫菊地選手もここまで悔しい思いもたくさんしてきましたからね。
≫しっかり打った強気で攻めた。
≫でも、この状況でしっかりああやって打てたということが彼女が今年、成長してきた証しだと思いますね。
≫日本女子オープンでプレーオフで敗れるという結果もありましたがイ・ボミが2億円突破を狙ってこの菊地絵理香も初めての1億円突破を狙っているというプレーヤー。
それぞれの目標を抱きながらのシーズンの終盤戦です。
さあ、ツアーに帯同し続けるお母さんも見守る中でイ・ボミが決めれば優勝のバーディーパットです。
≫見守るファンもマークしてくださいと思ったことでしょう。
笑顔も見られました。
張り詰めた緊張感の中で初日、2日目トップ。
この最終日もトップを守り抜いて最後のパットに臨んでいくイ・ボミです。
≫本当にすごいギャラリーですよ。
ギャラリーも見守ってますね。
≫これが塩谷さんどれほどイ・ボミがファンからのエールを声援を集めてきたという象徴ですね。
≫ただ、このイ・ボミさんを見るためにギャラリーが集まってそして、色んな若い選手のプレーを見てまた、色んなプレーヤーのファンになるギャラリーも増えてくるといいですよね。
≫ちょっと奥からスーッと速かったでしょうか。
≫ちょうど、微妙に切れる位置にカップは切ってあるんですよね。
≫この大勢のギャラリーを17番で大いに沸かせてくれました。
≫奥でイ・ボミさんも深呼吸を続けておりますが。
≫それこそこのイ・ボミを目当てで見に来たファンも菊地のあの17番で菊池ファンになったりだとかあるいは、若い青木瀬令奈22歳のプレーのファンになったりだとかね。
≫最後は惜しくもボギーとなりましたが菊地絵理香、戦い抜きました。
7位タイでのフィニッシュです。
そして、青木。
プロ5年目、22歳。
イ・ボミを相手に一歩も引くことはありませんでした。
堂々とした戦い。
単独2位でのフィニッシュは自己ベストです。
さあ、伊藤園レディス最終日生中継です。
ついにイ・ボミが笑顔で賞金女王になりました。
お母さんが見守る中去年亡くなったお父さんとの最後の約束を果たしました。
賞金女王になると宣言してつかんだ初めての女王のタイトルです。
そして、これで年間獲得賞金2億円を突破するという女子ツアーとしては史上初の快挙も同時に成し遂げたということになります。
今、ホールアウト後は笑顔で、張り詰めた緊張がようやく解けたでしょうか。
≫コーチも来てますからね。
≫今、ちょうど抱き合ったのがコーチの方です。
≫村口さん文句なしの賞金女王ですね。
≫もう賞金女王を決めるの自分の優勝で決めるというのがすばらしいですよね。
≫2010年、韓国の賞金女王そして、今年の日本の賞金女王。
初めて日韓の賞金女王がここに誕生しました。
≫可愛い絵ですね。
≫日本のファンクラブもイ・ボミ選手はあるということで。
≫やはりトップを走ってこのツアーを引っ張っていくということは色々とプレー以外にもファンサービスをしたりやらなければいけないことがたくさんあるんですけどやはり、その中でも自分のプレーを貫けたということは日ごろの自己管理とやはり、周りのサポート色んな方々の力が集結した、この賞金女王だったと思いますね。
≫大ギャラリーに向かって最後は高らかに両手を上げたイ・ボミ。
初日からトップを譲ることなく3日間通して完全優勝を成し遂げたイ・ボミ選手の3日間のプレーをここでご紹介します。
ご覧のとおり初日もノーボギーでこの10番です。
年間を通してちょっと驚いたんですがこれが初めてのイーグルだったようですね。
≫そうなんですね。
やはり、あまり飛距離を出す選手ではないのでロングホールで2オンしてという感じの選手ではないんですがやはり、こういう技ですよね。
100ヤード以内のコントロールのすばらしさ。
≫ピタリとつけるショットが目立ちました。
≫ショットは、スイングを見ても決して飛ばそうというスイングではない。
狙ったところに確実に落としていくというゴルフの一番大事な部分を大切にしているスイング作りを彼女はずっとしてきたわけですよね。
≫そして、こちらが最終日の9番ホールです。
≫この9番をあのピンの位置にああやってあそこへ狙っていけるというのは本当によっぽど自信がないと狙っていけないところなんですね。
≫そして、この15番でも見事なスーパーショットを見せました。
最後のウィニングパット。
これで、ツアー6勝目。
今シーズンの6勝目を挙げたイ・ボミ。
と同時に賞金女王を決めました。
お母さんと最後はこうして抱き合う中で色んな感情がこみ上げてきたことかと思います。
≫イ・ボミさんはみんなの周りでお話しするのが非常に苦手だってとにかく昔アニカ・ソレンスタムさんが言っていたように自分はインタビューを受けたくないために2位でもいいやと思ってプレーしていたというのを聞いたことがあるんですがそれに近いシャイなところがあるのですけどね。
もう今日は思いっきり話してもらいたいですね。
≫初日からトップを譲ることなくイ・ボミが伊藤園レディス2012年に続いて2度目の優勝。
そして、賞金女王に見事に輝きました。
更には、年間獲得賞金2億円も突破するという快挙を同時に達成しています。
今年の賞金女王、イ・ボミ。
どんな言葉を聞かせてくれるでしょうか。
優勝インタビューです。
≫優勝したイ・ボミ選手がやってきてくれました。
とっても色んな意味でうれしいと思います。
おめでとうございました。
≫本当にありがとうございました。
≫お母さんとも、終わったあと抱き合っていましたけれども賞金女王、6勝目伊藤園レディス2回目色んな思いがあったと思いますけどどんな感じで朝スタートしてきました?≫やっぱり、何も考えなく最後のチャンスと思って行きました。
やっぱり色んなプレッシャーがあって本当にしんどかったんですけどもでも、本当に最後のチャンスだと思って皆さんの応援も楽しかったし本当に一生懸命頑張りました。
≫本人は、きっと眠れないとか色んなプレッシャーがいっぱいあったんだろうと思うんだけどやっぱり意識をすると勝負、プレーをするというのはなかなか大変なことですね。
≫そうですね。
そのために何も考えないように本当に意識しました。
≫最後の4ホール特に15、16、17、18とやってきてそこら辺のときはかなり意識しましたか?≫あのときはやっぱり本当に17番もすごく難しいホールだし18番も左のピンってわかっていたのでずっと緊張しましたけどでも、清水さんがいいアドバイスをしてくれて本当に良かったです。
≫これはメディアにも出ていますけどキャディーの清水さんがいいアドバイスをいっぱいしてくれてそれがすごく選手として助かったみたいですね。
≫はい。
そうです。
≫自分のゴルフが今年こうやって6勝目を挙げて賞金女王になれたということはどこに一番大きな自分のいいところがあったと思いますか?今年、強かったのは。
≫でも、本当に1人のことではなく今年は本当にトレーナー、清水さん私のマネジャーとお母さんも去年お父さんがなくなって賞金女王ができなかったのがすごく悲しかったので今年は本当に2人で頑張りましょうの気持ちで行って本当にお母さんのおかげと思います。
≫去年お父さんを亡くして今年は本当に頑張ってこれで報告ができますね。
≫本当にありがとうございます。
≫日本に来て、日本でこうやってプレーして本当に日本語うまくなったけど日本のファンの応援というのもいいものでしょ。
≫本当に、私ここで優勝したときも大きかったんですけども今年と今日もすごかったので本当にありがとうございます。
これからも、もっと頑張ります。
ありがとうございました。
≫ファンの皆さんへこういうメッセージが出ました。
今日、一緒に回っていて最後、菊地絵理香がホールインワンしそうになったし色んな場面が…青木瀬令奈が入れてきて2ストローク差になった。
2ストローク差というのは最後、ちょっと嫌だった?≫もちろん。
どうしようと思ったんですけど本当にやっぱり自分のいいイメージを作るほうが先だと思ってそれだけ集中したので本当に良かったです。
≫日本でテレビ生中継で今、やってますからねテレビで見ているイ・ボミファンそれからゴルフファンの皆さんに何かひと言言ってあげてください。
≫本当に今年、今も本当に夢みたいなんですけど本当に私1人の力ではなく皆さんの応援のおかげだと思います。
本当に、これからもゴルフも日本語も勉強しますのでこれからも応援お願いします。
ありがとうございました。
≫というイ・ボミ選手のあいさつ。
ファンが多い。
あれは韓国から応援に来てるのかな?≫最高の笑顔がはじけました。
塩谷さん、最後に。
2015/11/15(日) 13:55〜15:20
ABCテレビ1
伊藤園レディスゴルフトーナメント2015 最終日[字]
賞金獲得レースを独走するイ・ボミ。女子ツアー初の2億円の大台にのせることができるのか?立ち向かうのは、8日に2勝目を挙げた渡邉彩香、上田桃子など実力者が勢揃い!
詳細情報
◇番組内容
賞金獲得レースを独走するイ・ボミ。女子ツアー初の2億円の大台にのせることができるのか?立ち向かうのは、8日に2勝目を挙げた渡邉彩香、上田桃子など実力者が勢揃いする!さらに熾烈なシード争いも佳境!一ノ瀬優希、北田瑠衣、馬場ゆかりなどシード常連の選手が大苦戦!一打たりともおろそかにできない戦いが続く!
◇出場予定選手
アン・ソンジュ、テレサ・ルー、イ・ボミ、申ジエ、成田美寿々、酒井美紀、大山志保、原江里菜、上田桃子、渡邉彩香、森田理香子、笠りつ子、吉田弓美子、菊地絵里香、全美貞、一ノ瀬優希、服部真夕、北田瑠衣、馬場ゆかり、藤田光里、不動裕理 ほか
◇出演者
【解説】塩谷育代
【ラウンド解説】村口史子
【ゴルフキャスター】戸張捷
【実況】野上慎平(テレビ朝日アナウンサー)
◇会場
〜グレートアイランド倶楽部(千葉県長生郡)
◇おしらせ
☆テレビ朝日・ゴルフHP
http://www.tv-asahi.co.jp/golf/
ジャンル :
スポーツ – ゴルフ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
映像
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
OriginalNetworkID:32723(0x7FD3)
TransportStreamID:32723(0x7FD3)
ServiceID:2072(0x0818)
EventID:42710(0xA6D6)